時を越え受け継がれゆくイメージ

スペインのバルセロナに127年の永きに渡って
建築され続けている建物があるのをご存知だろうか?。

建築や芸術、歴史に興味のある人なら
一度はその外観の写真を見たことがあるかもしれないが、
それは未だ建築中にも関わらずたくさんの観光客が訪れる。

日本でいうと京都の清水寺のような感じだろうか。

建物の上にそびえる幾多の尖塔やその壮麗なたたずまいは
見る人に感嘆を与え芸術の素晴らしさを教えてくれる。

その建物の名前は

サグラダ・ファミリア

カトリックの教会だ。

現在、多くの人を魅了するサグラダ・ファミリアは
後の建築学に多大な影響を与えることになるスペインの建築家、
ガウディによって始められる。

今から127年も昔の話だ。

その頃の日本はというと
折りしも260年以上続いた江戸時代に終わりを告げ、
武士と農民の世界から西洋の文化を取り入れ
近代化を推し進めていた激変の時代。

未だに頭がちょんまげの人もいるような世の中だ。

そんな昔々にガウディは
サグラダ・ファミリアの建造に着手する。

彼はたくさんの模型を作り
多くの実験を行い、時間をかけて
サグラダ・ファミリアを設計する。

彼は人生の残り半分を捧げて
建造に取り組んだが、工事は思うように進まず、
1926年、その完成を見ることなくこの世を去った。

ガウディの死後も建造は彼の弟子たちが残した資料をもとに
続けられるが、その資料も第二次世界大戦の引き金になった
スペイン内乱で失われてしまう。

しかし、時代時代の建築家がガウディの意志を受け継ぎ、
100年以上も昔の明治時代の建築家の失われたイメージを
大きく違えることなく見事に補完し、
今なおその建造は続けられている。

そして、サグラダ・ファミリアは
当初の設計を手掛けたガウディでさえも
想像だにしていなかったアイディアやデザインが
後世の建築家によって盛り込まれ
より洗練された建物として完成するだろう。

ガウディが考えたサグラダ・ファミリアのイメージは
時を越え、人から人へ受け継がれている。

ガウディ自身が創り上げたイメージをも遥かに凌駕して。

人が創りだすイメージの力は無限大だ。

それは歴史に名を残す偉大な建築家のイメージを
塗り替えてもなお美しい大聖堂を実現する。

そして、それは僕たちにも同じことが言えるだろう。
それはつまり、誰しも無限大の可能性があるということ。

人は自分自身が持っているセルフイメージに沿って行動する。

そのセルフイメージは長い人生の中で定着し、
自分自身で勝手に限界を作り出してしまう。

だから、今までの自分を塗り替え
新しいセルフイメージを作り出すことで
成功への第一歩を踏み出すことができる。

あなたも新たなセルフイメージを持って豊かになろう。

ー森兼

PS.
成功するためには
まずなりたい自分像をイメージすることから始まる。

このイメージプログラムでエクササイズをしたり、
このオーディオブックを日々聞くことで、
新しいセルフイメージをつくる手助けとなってくれる。

PPS.
ちなみにサグラダファミリアの完成予定は
2250年くらいだそうだ。

8 thoughts on “時を越え受け継がれゆくイメージ

  1. こんなに長い間建築中の建物はないでしょうね。建築費がどこから出ているのか気になります。

  2. やった!森兼さん、当たり!ピンポ~ン♪
    森兼さんの文章って、ワクワクするんですよねぇ…不思議なことに…。?
    歴史を素材として使うと、内容全体が壮大になるからかなぁ?
    このイメージの広がり度がなんとも快感♪
    このくらいのイメージの広がりを持っていたら、たいていのことは実行レベルはもちろん、結果を出すレベルまでいっちゃうかも!
    以下は独り言~
    私が今朝考えていたことは、演奏会のこと。
    今の繋がりと私の実力を使ってどこまでできるかテストすること。
    最初にしたことは、素材探し。
    素材とは、技術であり、その持ち主であり、物・人・お金というところだろうか。
    あとは、段取りだ。
    効率を考えなければ、時間が足りなくなる。
    足りないようなら、何かを改善しなくてはならない。
    これも、新たなセルフイメージが持てたからなせた技。
    実行…しようかな…。
    きっと、楽しいだろうな♪
    でも、段取りはたいへん。
    できれば、誰かにやってほしいくらいだ。
    でも、誰もやりはしない。
    だって、私のイメージだから。

  3. あまりにも スケール大な話、、、。ただただ、沈黙です。

        悠久~永遠~伝承~飛翔~神秘*

      言葉を失います、、、。

          ある故人の言葉が、ふと脳裏をよぎりました。

       我々は 何者か? そして 何処へいくのか、、、。

  4. お絵描きマンを、本職としているせいで「創作活動」しかしない私です。
    神に云わせれば「人間は宇宙に在る物の組み合わせ」しか出来ないんでしょうが
    「無限の組み合わせ」は可能なのかも…∧∧
    (*現在、地球の物質の組み合わせのPCに言語の組み合わせを組み込み中\^0^/)

  5. 新しいセルフイメージ、どんなイメージを創りたいのか?

    素敵なものを見て、素敵な人にあこがれて
    そして新たなセルフイメージをふくらましたいと思います。

    イメージの力は、無限大。。。
    宇宙の膨張のごとく。

  6. サグラダ・ファミリアは2003年にスペイン語会話を初めて見たときに特集されていました
    長沢奈央が生徒役でした
    バルセロナですね
    バルセロナといえば、1992年のオリンピックで、その年、私は、学生生活最後の年になっていました
    バルセロナという曲、1992年8月にFMで流れていたのを録音し、未だにそれを聴くことがあります
    直近では10月9日だったように思います

    それはともかく、イメージ、私は、夢の中に出てくる風景を文書に記録しておくのです
    それがなるかどうか
    未だ実現していない方が多いです
    1983年1月に見た夢は2008年6月に実現、1980年6月の夢もこの頃、そういうシチュエーションが多いなと感じます
    一方で、空想の世界も徐々に膨らましています

    理想社会に関しては、徐々にその方向へ向かってくれているように思います

    私のセルフイメージはどうなのだろう?
    幼少期には最悪のものが植え付けられているはず
    これだけのポテンシャルがあって、人類の頂点にこないはずはない
    あるべきところに、向かうのではないかと思うのです
    人生1000年の時代、頂点ではあっても、比較的フラットになるのではないか?
    私は徐々にあるべき姿になってきつつあります
    あとは、資産を増やすことだけ
    これで、南国のリゾートに行くことができたら、私の目標は全て成就したことになる
    1979年8月から思い続けたことは2008年6月に成就しました
    全ては2008年6月に繋がっていました

  7. ガウディの強烈なセルフイメージは、後世の人々のイメージさえも揺り動かして引き継がれたということでしょうか。そしてガウディのイメージをも越えて発展してゆく。ガウディに限らず、イエスキリスト、アインシュタイン、エジソン、等々、世の中とはそういうもので動いてゆくのかもしれませんね。人を揺り動かす、それくらいの気合で新しいセルフイメージを作ってゆきたいと思います。

  8. 指定日、指定時間に届かなかったので電話で問い合わせたところ、「配送先の住所についてのやり取りのメールを見落としてしまい、まだ発送してません。」と。
    家で待っていたのと、その日に使用予定だったのとで悲しかったです。
    電話で謝罪されましたが結局次の日に。
    箱を開けると謝罪の手紙や、お詫びの品もなく。
    配送先のやり取りに関しては店舗側から、メールでの返信を指示してきたのでイライラして終わりました。気持ちよく商品を使い始めたかったのですが、モヤモヤが消えません。
    ルイヴィトン キーホルダー タイガ ネオLVクラブ M00033 アルドワーズ 新品 ダークグレー カギ キーリング メンズ ルイ・ヴィトンヴィトンでも変わったデザインで気に入っています。 品質も良品で、喜んでいます。 イニシャルも一緒なので、縁を感じて購入しました。質問等の対応も非常によく、安心して購入できました。梱包も丁寧で、お店の品位が伺えて、非常に満足しております。 https://www.tentenok.com/product-10764.html

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