脳にあるウソ発見器

from 杉本

私たちが、何か物を売る仕事に、
就いているとします。

長く成功を続けるためには、
顧客のことを第一に思って、
行動しなければなりません。

物を売る前に、何かその人のために、
喜ぶことや、
助けてほしいと思っていることを見つけて、
助けてあげるのです。

物を売るということを、
第一優先に行動するなら、
上手なセールストークで、
一時的には成功しても、
長くは続きません。

そのことについて、
説明させていただきます。

営業担当者が、物を売るために、
顧客または、見込み顧客に対して、
何か質問をしたり、セールストークを発すると、
その質問はまず、
その人の脳の一部である、脳幹に送られ、
さらに、脳幹に隣接する、
小さな小脳扁桃というところに、回されます。

質問が送られてくると、
脳はそれが安全なものか、
そうでないかを小脳扁桃で判断し、
安全とみなされた質問だけを、
脳の新皮質というところに送ります。

ここは脳の中でも、
情報について考え、感じ、
その信憑性を、見極める役目をしています。

したがって、あなたの質問が、
自分の利益にならないと、顧客が思った時点で、
彼の頭の中で、「警戒警報」が鳴り出します。

すると、あなたは彼らの核心に迫ることはできず、
シャットアウトされてしまいます。

小脳扁桃は主に、
過去の経験に基づいて、パターン認識をつかさどります。

セールスは信用できないことを「学習」した人の前で、
そのような外見、しゃべり方、行動をとれば、
その人の小脳扁桃は、
これは、信用できないセールスに違いないと、
判断するのです。

無実が証明されない限り、
あなたは有罪扱いを受けます。

無実を主張しても、
受け入れられることはありません。

「私を信じてください」と言って、
信用してもらえるほど、甘くはないのです。

あなたは本当に、
信用できる人間でなければなりません。

人は、動機をごまかすことは、
できないからです。

人間には、「ウソ発見器」が、
内蔵されているのです。

セールスで成功するためには、
まず顧客と、良い人間関係を結ぼうとする、
正しい動機を持たなければなりません

正しい動機を持って、
お付き合いをしていると、
相手の困っていることや、
何か達成したいと願っていることが、見えてきます。

そうすると、正しい動機を持っているので、
見えてきたことを、助けてあげたくなるのです。

そして、相手からの信頼を勝ち取る、
ということになります。

信頼される度合いに応じて、
顧客は、セールス担当者から、
もっと購入するようになるのです。

私たちが、物を売る仕事でなくても、
それは、同じことです。

周りの人たちに助けてもらえる人は、
まず、周りの人を助けてあげたいと、
心からそう思って、助けている人です。

自分を助けてくれた人には、
その人が困ったときには、
必ず助けてあげたいと、
ほとんどの人は思うのです。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

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10 thoughts on “脳にあるウソ発見器

  1. いつもすばらしいお話をありがとうございます。

    私は仕事で仕入れをするのですが、
    以前は同じ物なら少しでも安いところから仕入れていましたが、
    いつからか安くても担当者がどこか信用できないところからは
    あまり買わなくなっていました。

    結局、人から買うんだな、と思いながらこのお話を読ませていただきました。

    かつ自分に置き換えてみると、私は誠意を持って営業できているのか?と
    自分の事はよく見えないので、しっかり意識していかなくては、と思います。

  2. おはようございます。
    本当にそうですね!動機が純粋であればあるほど、ブレないですし、相手に伝わりやすいと思います。
    ここに、自分への調節的な収入が関わる場合は、純粋さを保つことは、私の今の実力では難しくもあります。
    何度も、自分の目指すものは何かを思い出さなくては、利益に集中してしまいます。
    でも、諦めず、動機を思い返し、その上で利益のことを考えるようにしているとできるようになってきます。
    習慣になるまでは、こまめに思い返すことが、純粋さを保つ秘訣です。
    …と、これまた、この3年で体験したことをまとめてみました。
    こうして、書くことができるようになったということは、かなり身に付いた証拠です。嬉しいです♪
    これからも、迷いなく、そして、純粋に、前進して行こうと思います。
    今日も、予定がつまっています♪頑張ります(^o^)v

  3. 残念ながら此の機能を破壊する方法論をアメリカが開発しています!!!
    「どんな要求もイエスと言わせる」
    彼らは「脳科学」を研究しており悪用しています!!!
    (*イエスを引き出す7つのトリガーを参照の事!!!)

    アメリカ人と話す時は「相手にしない」事をオススメ致します!!!
    彼らは「嘘つき」です!!!
    (*セールスマンなら尚の事…是は差別では有りません!相手は真剣に非道です!)

  4. 昔、閑古鳥の鳴く売れないラーメン屋でバイトをしてました。食べられることなく食材を捨てる毎日。ある時、空腹のサラリーマンが来て「大もりにしてくれないか?」と言った。「大もり」は対応していなかったし、本当はやってはいけないと聞いてた。でもお客さんがあっての商売だろ?ちょっとしたサービスくらいはしてやったていいじゃないか!アウトローを自負する俺は「本当は大もりはないんですけど、サービスってことでやります。また、来てくださいね。」と応対すると嬉しそうに食べてくれた。俺は頭が悪いからどんなレシピでも一生懸命
    おいしくなるように作る。いつしか、その人が同僚などつれてきてくれて店は流行るようになり行列ができるようになった。しばらくすると俺は他の方へまわされてものごとを杓子定規に
    しかやらない先輩に変わった。「あのお兄ちゃんじゃなくなちゃったんだ。」と客足は遠ざかり店はなくなった。今は会社員で営業をしてるけど、周りがどんなに暇でも常に自分のところには電話や注文が入り暇な瞬間はほとんどない。仕事って何のためにやるんだ。規則ばかりに縛られて市場にニーズを満たすように対し、必要であれば変化しなければただのバイトだろうが。機械にでもやらせた方がよほどいい。店舗で販売しても「必要以上買わなくていいよ。」
    「ゆっくりみてってね。納得してから買ってね。」とあまりがむらしゃには売らないけど、
    狂ったようによく売れる。在庫は枯れてしまい増産しないとだめなくらいになることが今でもよくある。百貨店でもバカな上のものは「売れ!」とプレッシャーをかけるそうだ。そんなんじゃ売れねーよ。「ゆっくり見てってくださいね。」売り場に来てもらうこと。その商品をきちんと説明したり、仕事から離れた話題でも楽しく過ごしてもらうことだ。そうすれば絶対に結果として買う。その売り場にいるんだから本来売るのが仕事なんてことは客はわかってるから売ろうとする必要なんかない。客もバカじゃないから買うし、どんどん人も紹介したり連れて来てくれるようになる。

  5. 日本人のセールスに信用できる者はいない
    そもそも、日本企業に信用できるところはない
    偽装天国だから
    政府は最も信用してはいけないところ
    売ろうとしている者は危険
    確実に詐欺だから
    でも、これもこの11月で終わるだろう
    11月にはイタリア、スペイン、ギリシャのいずれかが破滅して、欧州は全滅する
    ドイツは逃げ切れるかも知れないけど、フランスは逃げ切れることはないだろう
    それが、アメリカと日本、そして韓国にも波及して、資本主義そのものが崩壊する
    いよいよ人類滅亡へと一気に進む
    本当は、そのシチュエーションは10月10日の週にこなければ行かなかったのに、既に5週間遅れている
    往生際が悪すぎる
    滅びた方が人類は幸福になれるのに

  6. 売らんかねで飛びついてくるのは欲張り
    欲張りの金は簡単に奪うことができる
    私の経験上、これは云える
    だから、資産家、何かしらの才能がある存在、研究開発できる存在、何かを生み出していける存在しか子孫を作ってはいけない

  7. きのう久々に新宿へ行き、某ジュエリーショップで指輪のクリーニングをお願いしてきました。このお店で
    買ったジュエリーはいつでも無料でクリーニングしてくれるんです。店員さんの対応も申し分なく、洗練されています。信頼関係第一を経営理念にしていることは間違いないと思われます。こういうお店はリピーターが多く、口コミで新規顧客も増えるはずです。

  8. 最近、ロータリークラブに入ったのだが、ある保険営業のクラブ員が新入会員に売り込みをかけて、以前のものを解約させて自分の商品を買わせたと聞いた。私は「ゴンベが種まきゃカラスがほじくる」と言う童謡が浮かんだ。また、農家が仕入れた種籾をひもじさから食べてしまうのと重なった。

    この保険屋さんはソニー生命らしいが、私なら友人として、そのオーダーメイド保険の知識を活かし、商品の内容を聞いて、解約による損金出させないためにも既存の保険の適正化のアドバイスだけをし、気に入ってもらえれば現在契約している保険屋と交渉してそれに近いものになるようにする。それで喜んでくれたら、これから保険の必要な人を紹介してくれることだろう。

    きっとこの保険営業さんはいつも見込み客の確保に苦労している筈。何せ播いた種が実るまで待てずにほじくり返していたら、いつまでたっても見込み客は自分の所に歩いて来ない。一粒の麦は実ったら何百倍もの籾を実らせるものだと思う。

  9. 人の体は、本当によくできていると感心します。
    機能を活かして、良い動機をもって、人に貢献する行動を選んでいきます。

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