上には上があり、下には下があるの話し

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

この話は、僕の周辺では
「上には上があり、下には下があるの話し」とも呼ばれています。

今日は、その一部をお話します。

この話は、僕が言うところの「パワー」とは何かを示します。

今、「やる気」に関するレポートを作っているのですが
その中でも原点となる話、一番大切なポイントになります。

「パワー」とは何か?

いきなり結論を言うならば、
それは、あなたの人生の経験だと思うんです。

あなたの人生の経験は、あなたの命。
あなたの命は、あなたのパワーです。
あなたの人生の経験は、あなたの意味そのものです。

これはどういうことかというと、
まず、あなたが「パワー」を伝えるためには、
あなたには「パワー」がなければいけませんよ。

渡す「パワー」がなければ、渡しようがないからです。

そしてそのパワーは、あなたが今のあなたの
場所までのぼってきた、その経験なんです。

「え、のぼってなんか来ていないよ?」

とあなたは思うかもしれません。

でも、よく考えてみてください。

上には上がいますが、下には下がいます。

今のあなたの場所までのぼって来たい人、
必ずいるはずです。

あなたはその人に、あなたの場所までの
たどり着き方を伝えてください。

これが僕の考える「具体的な方法」の伝え方だし、
あなたがあなたのまわりの人に役に立つ方法なんです。

あなたがあなたの人生に実際に使って良かったこと。
それを相手に伝えてください。

そうすれば、少なくとも一つはあなた自身の体験談が話せます。

あなたは、あなたの体験を通じて得たことを話す。
そうすればそこにはパワーの源泉があります。

空回りもしないんです。

この源泉を押さえた上でパワーを補給します。
(パワーの補給についてはまた機会があればお話しします)

そうすると自分の経験を伝えることが
できるようになっていきます。

背伸びするわけではないんです。

むしろ逆です。よく下を見て、
あなたの助けをよろこぶ人を探して、
その人を助けてください。

そして大切なこと。

あなたが引き上げた人はあなたを追い抜いて、
もっと上に行くかもしれません。

でも、いいんです。

それは、その人の運命です。

あなたはいつでも、あなたの場所までのぼって
来たい人を探してその人を教えてください。

その蓄積が、あなたの運勢を良くします。

たとえば、偉い人が初めて
あなたの会社にやってきたとします。

の人は、ふつうに考えたら、
あなたより上ですよね。

でもその人があなたに
「トイレはどこですか?」と聞いてきた。

このとき、一瞬その人はあなたの下に入ったんです。

あなたは、あなたの人生の経験でトイレの場所をよく知っている。

だから、あなたはその人をあなたの場所まで引き上げてあげてください。

これはつまり「親切にトイレの場所を教えてあげる」ということです。

そして、その人は、あっという間にあなたの場所を抜いていきます。
でも、それでいいんです。

子供に、ひらがなを教える。

ひらがななんて、知っている人はたくさんいるかもしれない。

でも、いいんです。知っている人数が問題じゃありません。

あなたのそばに、あなたの助けをよろこぶ人がいる。

そして、実際に、その人を助けることが大切なんです。

あなたは、いつでもあなたの今の場所までの
ぼりたい人を探してその人に教えてあげてください。

これで、あなたは一生誰かの役に立ちつづけることができるのです。

ー吉永賢一

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13 thoughts on “上には上があり、下には下があるの話し

  1. なるほど、そうだと思います。わたしも人に役立つ人になりたい。

  2. 吉永さんの著書を読み始めました。とても、わかりやすい(笑
    小さく砕いて説明する。相手がわかるように説明する。とても勉強になります。
    目の前の方に、小さく小さく貢献する。
    肩の力を抜いて続けます。

  3. 真実だと思います。私は、この記事を、自分が満足がいくまで何度も読み返すことになるでしょう。そうせずにはいられない内容です。あまりたくさん感想を書けないことが残念なくらいです。この考え方の基礎ができていれば、輝くことができない…なんてことはありませんね。これが常にできる自分に、当たり前にできる自分になることができれば、もう、成功した!と言えるのではないでしょうか?いやはや、朝一で、一気にやる気が出ました。

  4. 「経験してないことがたくさんある。」と思って上を見てると自信がなくなるけど、確かに私の下に「経験してない人」がいるんですね。トップになる必要はなくて、今の自分ができることをやりたいと思いました。

  5. 私は今でもどうしても上の人と比べてしまうときがある。自分よりも下の人はたくさんいるというのに・・・。

    ちょうど最近、ブータンの国王が来日したが、あの国は多くの人が幸せを感じているという。

    きっとブータンの国民は「上には上があり、下には下があるの話し」を頭ではなく、生まれたときからの習慣として理解し、誰もがみんなに貢献できる生き方をしているのではないだろうか?

    小さい頃から人と比べられる(親もそうされたから無意識でやってしまうのだろう)日本という国でも、この「上には上があり、下には下があるの話し」を広められたら良いなと思う。

  6. いくつになっても人の役にたつ人間でありたいと思っています。80歳になっても90歳になっても。そう思っている限りきっと誰かの役にたてると思います。でも今は逆に人から頼られる事が多すぎて自分の事は自分でしようよ・・・と思う時があります。きっと日常に追われて余裕が無くなっているのですね。

  7. 上も下もない様な気がします。とにかく人に親切にすることだと思います。

  8. そうか
    でも、私を目標にする人なんているのかね?
    あり得ないと思うけど
    本当は、私の上にはだれもいないはずで、私の下にもフラットな平面が横たわるだけ…
    これが真実の姿です
    でも、見かけ上は、私の下にはだれもいない
    上にもいない
    私は社会の蚊帳の外だから

    1. die neue Frauさんがやったことのない経験や、得た知識をまだ得たことがない人はたくさんいるのではないでしょうか?もっと気楽に!

  9. まずは、生活に汲々とする有様では為す術もありませんね
    そこがなくなる子おtが必要最低条件であることは言うに及ばず
    つまり、生活のために仕事をする存在を消し去らねばならない
    乞食を消滅させなければならない
    これが必要最低条件です

  10. 私事、教員生活18年で子供3人(小2,幼,中,保)がおりますが非常に参考になりました。
    やる気を出す教育は職場や育児で常に考えております。
    このレポートをもとに、実践方法を紙に書き日々持ち歩きます
    ありがとうございました。

  11. 逆に考えていました。
    自分より下の人がいて、そこにエネルギーをつぎこんでいくこと、エネルギーの無駄遣いという風に。それは私自身がひねくれている事もあるかもしれませんが、仲良くしていた友人に元カレを盗られたり、(友人対象に浮気された)仕事を突然クビになったり、上手にやりたいとき、努力しているときに限って失敗して来た気がします。
    自分の今居る場所に昇って来たい人、居るのかもしれませんが嫉妬と絡んで来て難しいです。
    でもこのお話、パワーの補給についてのテーマとともにもう少し掘り下げて詳しく聞いてみたいです。

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