from 杉本
誰にでも、全然やる気が出ない時が、
あるものですよね。
でも実は、脳には、
やる気を起こさせる場所が、
あるのです。
やる気を出させる場所は、
側坐核と言われるところで、
脳のほとんど中心に位置しています。
その神経細胞が活動すると、
やる気が生まれて、
努力する気になるのです。
ただ、その神経細胞が厄介なのは、
なかなか活動してくれないことです。
これは、みんなに共通する問題です。
（私だけの問題でなくて良かった）
でも、それを活動させるためには、
これしかない、
という方法があるのです。
どうすれば、いいのでしょう。
それはその神経細胞を、
何とか刺激することです。
例えば、明日の朝、締め切りなので、
今日中に、原稿を書かないといけないのに、
何もやる気がしない人がいます。
実は、私のことです。
そういうときは、
とにかく、パソコンに向かって、
文章を書き始める。
そうすると、側坐核に、刺激が与えられ、
やる気が出てき、気づいたら集中していた…
なんてことになります。
心理学用語 では「作業興奮」といいますが、
嫌々ながらやっているうちに、
夢中になるものなのです。
つまり、やる気を生み出す方法は、
まず努力してみること。
側坐核の神経細胞が、活動し始めると、
やる気が出て、努力しようという気になります。
しかし、やる気が出ないときに、
やろうとするのは、
最初、相当なエネルギーを必要とします。
できるだけ、やる気を出させやすくするには
ちょっとでも、やりやすいことから、
始めると良いのです。
私は今、ある企業のコンサルティングをしていますが、
それに関連して、「酸素療法」という、
治療法についての講義を、
先日受けました。
営業チームを訓練するのに、
それを理解しておく必要があったのです。
講義の後、俄然私はやる気になって、
帰ってきましたが、
締め切り間近の原稿を書かないと、
大変なことになってしまいます。
でも、パソコンの前に座る気が出ない。
それで、私は講義で分からなかった用語などを、
パソコンで検索し、それを３０分だけ、
学習することにしました。
すると、やる気十分の私は、
聞いただけでは、分からなかったことも、
もう一度復習すると、良く理解できました。
このやる気を、そのまま原稿書きに使って、
テーマを決め、書き出したら、
早いこと、早いこと。
４０分程度で、書き上がりました。
① やる気のでない時は、
とにかく始めること。
② 最初、やる気を出させやすくするために、
やりやすいことから、仕事を始めること。
私みたいに、やる気が出にくい方々へ、
私と一緒に、試してみましょう。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋（すぎもと しげひろ）
PS:このネクストリーダーでも記事を書いてくれている
吉永さんのやる気レポートも見ていないなら
ぜひチェックしてくださいね。
https://www.nextleader.jp/yoshinaga/yaruki/
PS:英語を話すことも、
脳にはとてもいいことです。
この「EQ英会話」のDVDを、是非チェックしてください
自分も、パソコンの前に座ってやる気を出すまで時間がかかることが多くあり、とても参考になるお話でした。
確かに、勉強する時も初めはなかなか集中できない時間がありますが、しばらく続けていると、他のものが気にならなくなり、集中できるようになります。
これも脳の機能によるものなのですね。
今回の記事を見て、今までの経験が「なるほど」と納得できました！ありがとうございます。
いつも杉本さんの医療的なメッセージに頷いたり驚いたりして読ませて頂いています。
今回のは今まででも最も衝撃でした。
自分がまさに「やる気の起きない」状態だったからです。
とても素晴らしいメッセージに触れて、本年の残りあと3日を前向きに過ごせそうです。
片付けを始めてみたり、、お茶を淹れて飲んでみたり、、アメーバピグやってみたり、、メールチェックしてみたり、、さんざん逃避しつづけて、締め切り前に真っ青。
やる気ゼロですが、杉本さんの記事にあるとおり、ちょっとだけ手をつけてみます。
そうなんですよね。でも、その最初の５分の試みが、冷たい水に飛び込むようなかんじで、考えると心の壁が高くなって。。。ふだんから、何でも５分(１０分)やってみると言う習慣をつけたほうがいいのですが…。
とりあえず、簡単な作業から始めてみる。作業しているうちに気分が変わることあります。仕事から帰って、夕飯の支度をする時なんかも（笑
仕事ではなかなかやる気がでなくて、趣味では、止めようとしても止まらないくらいやる気が出るようです。私の場合、家事と子育てなどが仕事で、社会貢献的ビジネス関係は、本気の趣味なので、仕事側の整理整頓ではエンジンがかかるのが遅くて、趣味では、火事場のバカ力を出しまくってもへっちゃら♪という、なんとも自分でも笑えます！～確かに、やる気の出ないものに対しては、ちょっとした工夫が必要です！目の前にニンジンをぶら下げてみたり、催眠をかけてみたり…って、あやしいものではなく、脳を騙してやることです。私の場合、初期は、大好きな音楽を聞いていました。これが、ルーチンですよね。私は、スイッチと呼んでいました。