10年、20年後の日本について

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

今日は少し大きな視野からの話をしたいと思います。

あなたと時代認識をシェアできたらと思います。
ちょっと長くなりますが、すごく大切な話しなので
時間をとって読んでもらえればと思います。

(良かったらあなたがどう捉えているかも、
コメントで教えてくださいね。)

ここ数十年、これは、今までも含みますし、
これからも含むのですが、今の日本はどういう段階というと、

「レールが、なくなってゆく」

状況だと思っています。

「このレールを進めば、将来は安泰だよ」

というレールが、どんどんなくなってきています。

つまり、将来が、なかなか保証されません。

どうなるか、よくわからないわけなので、
「安定しているレール」というものが、なくなってきている状況です。

では、自暴自棄になって、

「どうせ先のことは、わからないんだから、
今、何をやってたって構わないさ!」

となるかと言えば、やはり、それはおかしい感じがすると思います。

「先のことがわからない」と言っても、
そこにはタイムスパンが絡んでいて、
突発的なことが起こらない限り「少し先」のことなら
わかる状況が続くわけです。

しかし、突発的なことも、以前よりは起こりやすい。

こういう状況が、しばらく続くと思います。

つまり、こういう感じです。

・少し先のことはわかる
・もう少し先のことは、わからない
(突発的なことも、起こりやすい)
・さらに大きな流れは、わかる

こういう状況が、しばらく(おそらく10年から数十年)続くと
考えています。

時代の変化が、思ったより加速して、
安定状態に、これより早く達する可能性も
もちろんあります。

この意味で、やはり未来のことはわかりません。

予測として有用なのは、「期日」も目安になりますが、
それ以上に「順序」です。

なぜなら、「順序」の方が当たるからです。

実際に、その時代の中にいれば、
その「順序」がどういうペースで消化されているのが
わかりますので、それを見ながら「期日」の予測は
修正して対応します。

もう一度書くと、

・少し先のことはわかる
・もう少し先のことは、わからない
(突発的なことも、起こりやすい)
・さらに大きな流れは、わかる

こんな感じの状況になってきています。

では、僕たちはそういう状況にどう対応すれば良いでしょうか。

次の3つだと思います。

・短期的には、状況を見ながら、臨機応変に。

・中長期的には、半年や1年タームの情勢にはまどわされず、
より長い期間から抽出されている原則に従う。
(最低、数年ターム以上で考える)

・突発的な状況にも対応できる準備をしておく

つまり、長期間有効な原則に従って進みながら、
短期的な情勢を見て、調整してゆくことになります。

そして、突発的なこと(特に、マイナスのこと)が起きても
比較的大丈夫なように、準備をすることです。

突発的なことの例は、

・天災(地震など)
・自分や家族の解雇
・自分や家族の病気

などです。

こうして、準備をして、

数ヶ月、半年、1年の方針は、状況を見ながら。

あとは、数年、数十年レベルの流れや、
数百年や、数千年の流れを見ながら。

ということです。

そして、「状況を見ながら」というのは、
別の言い方をすると、

「どっちに転んでもいいように」

ということになります。

先の予測がむずかしい以上、

「どっちに転んでもいいように」

構想したり、準備したりしていく能力が大切になってきます。

この延長線上に、「突発的な出来事に対応する準備」をする力も
あると思います。

経済的には、これからの日本の労働市場は、
二極化してゆくということは、各所で言われていますよね。

・単純労働低賃金
・高度に知的な労働で高賃金

この2つに分かれていって、後者では、

「能力不足の人が切られる」

前者では、

「賃金が高い人が切られる」

という状況が加速しようとしているわけです。

この単純な図式は、とてもわかりやすいので、
よかったら、頭に入れておいてください。

そして、この図式をどこかで意識しながら、
2012を渡っていただければと思います。

注目すべき事は、

「知的単純労働」

というものが増えてゆくということです。

従来、「単純労働」と見なされることは、
肉体労働が多かったわけですが、
これからは、違いますし、もう変わってきてますよね。

それで、それは、知的労働だとしても、
賃金は低いです。

「単純」と言うとわかりにくいかもしれないのですが、
要は、「多くの人が実行可能」ということです。

「多くの人が実行可能」なことについては、
その“多くの人”のうち、賃金が安い人に仕事がゆきます。

そして、この流れが、国境を越えて起こっていくわけです。

国境を越える流れが、2012に日本で加速するかは、
まだ(僕には)わかりません。

2013になるかもしれません。
しかし、それほど先にはならないだろうと思います。

今、あなたの仕事で、メールで済んでしまう領域があるとします。

その領域は、より平均賃金が安い地域の人が、
メールで行うことが可能ですか?

こういう検討が、大切になってくるはずです。

そして、メールだけでなく、人材の交流と移動が加速すると、
日本国内に、国外の人が、もっとたくさん入ってきますよね。

こういう流れですから、
日本国内においては、
賃金が下がる人が多いので、
その受け皿が社会的に必要です。

「生活にお金が必要だから」

という状況を与えてモチベートをかけるのではなく、

「幸せに生活するだけなら、あまりお金は要らないよね

という状況にシフトさせてゆくということです。

これは、「(平均より)上がれば、下がる」という当たり前のことが
起きているだけです。

平均より大きく乖離して上がれば、
下落圧力(平均化の圧力)を受けるということです。

平均より上にいつづけるためには、
その「差」の理由が必要です。

理由のない「差」は、解消される方向に向かうわけです。

それで、この2極化(あるいは、中間層の消失)は、
これから20年続いても、不思議はありません。

今から50年くらい前までは、
若者も、時代を憂い、発言していたと言われています。

しかし、今は違いますよね。

じゃあどうなるかと言うと、

これから20年2極化が続けば、
これから働きはじめる人(20代前半)が、
20年間2極化の流れの中で、もまれます。

そして、人生の後半に入り、疑問を感じ始める。

そうなると、その疑問が発言となり、
行動ともなるのではないか。

こういうことを考えると、

「反転には、20年くらいかかるのかな」

と思いますが、それほど自信があるわけでもありません。

もしかすると、20年も続くと、
あまりにも当たり前になって、
反発するのではなく、ただ受け入れるかもしれません。

あるいは、

時代の苦しさが、今ぼくが考えているよりも
もっと速く加速するならば、この反転も、
もっと早くなるはずです。

期日の予測には、さほど自信があるわけでもないので、
状況をみたら、予測は修正します。

つまり、先のことになるほど、シナリオは増えますが、
いくつかのシナリオを考えて、準備しておきますし、

いつ、どのシナリオに入ってきたかは、
観察しながら判断するわけです。

これも、

「どっちに転んでもいいように」

の考え方です。

その“どっち”を、なるべく事前に考えておきます。

カンタンに言えば、中間層(中流階級)の人は、

「単純労働低賃金」

側へと移行する圧力を受けます。

「一億総中流」と言われてきましたし、
これは実際に、世論調査の結果でも出ています。

興味のある人は、ぜひ、内閣府のHPをチェックしてみてください。
http://www8.cao.go.jp/survey/index-ko.html

平成22年度の調査で、「生活の程度」を「中」に分類する人が、
91%です。

(これは、主観的な実感を表します。)

少し話は逸れますが、

この資料は、国民生活の実態を知る上で、
とても参考になるものなので、

年末年始の「総括」をする時間に、
ぜひ、熟読してみてください。

これだけ素晴らしい資料が公開されていることを、
ぼくは素晴らしいと思います。

妙な本を読むよりは、よっぽど、いろいろなことがわかりますし、
感じることができると思います。

で、おそらく、これから数十年は、継続して、
特に「中流」意識を持つ人が、
「生活の向上感」を「低下している」と感じるような、
そういう圧力を受けてゆきます。

上記資料を見ればわかるように、
今のところ、多くの人の意識としては、
そうなっていません。

しかし、今後は、意識も変わってゆくのだろうと思います。

それくらい、時代状況が大変になることが十分に考えられます。

もちろん、政治としては、国民の主観的評価を下げるのは
よくないことなので、

できれば、

「客観的な指標が低下しても、中流意識は継続し、
“生活の向上感”は“低下している”と感じないようにする」

方が良いです。

既に、そのための施策は実行されていると思いますが、
興味のある人は、考えてみてください。

大学を出ても、めでたく、
多くの人は、「知的単純労働」をすることになるかもしれません。

高給の職は、席が少なく、なかなか入れないかもしれない。

そんな中、それを受け入れる人もいれば、
自暴自棄になる人もいれば、
これから10年くらいして、ついに受け入れる人も増えるのだと思います。

はじめから、「大学を目指さない」子供たちや、親も
増えるかもしれないですね。

それで、あなたはどうしますかということです。

見えていない人が、時代に流されるのは仕方ないです。

ある程度以上見える人は、見えた上で、
判断し、選択することになります。

こういう構図を頭に入れて、

「本当に、そうなるか?」

「実際は、どうなるのだろう?」

と考えていくことが大切だと思います。

ところが、自ら選択しても、時代の流れに、
その濁流に、押し流されるかも知れないですね。

押し流されない、具体的な方法。

それが、「フォーカス」です。

「抽象的じゃないか!」

と、つっこまれることも、わかっています。

ただ、ぼくがお伝えしたいのは、

「実践できる抽象論」

です。

あまりにも実践がしにくい場合は、

“具体的な手順”

も出しますが、それだと適用範囲が、狭くなりやすいのです。

※僕の話しは抽象的だと言われることが多いのですが、
それは適用範囲を広くしたいから敢えてそうしているという意図があります。

概念をやりとりできるならば、あとは、
各自が置かれている状況を観察し、思考することで、
その場を改善することができます。

しかし、そもそも「概念」を受け取るためには、
あなたにある程度の思考力が必要になってきます。

この意味で、“勉強”をしておくことが、
すごく役立つと考えています。

濁流に呑み込まれるのは、
しっかりと方針をもっていないからです。

100年を見据えた方針を作ってゆけば、
短いタームのブレ(濁流)に呑まれません。

フォーカスを持って、小さな振動には、
振り回されないようにしてゆきます。

さまざまなことに、感情は揺さぶられますが、
ごく短期的に泥縄的な対策を重ねるのではなく、
それらを超越して、大きな方針に従って進むということです。

「フォーカス」、文字通りには、
焦点を合わせるということです。

自分は、どこに進みたいのか。そこを“掴む”。

その「進みたい場所」から出ている縄を
掴むという感覚でも、良いと思います。

濁流がやってきても、その縄をつかみ、
手放さず、握って、たぐり寄せて進みます。

「どうして、こんな社会に生まれたのか・・・」

と憂うのも一興ですが、実際そうなものは仕方がないので、
そのような中、一個人としては、どうやって
幸せになってゆくか、ということをテーマにしています。

別の言い方をすれば、

「この時代の流れ(主に、中間層への下落圧力)の
外部に位置する個人になるには、どうするか」

ということでもあります。

それを、より大きなタイムスパンからの原則で対処する。

「中間層への下落圧力」そのものと、がっぷり四つに組んで、
戦わない。

ということです。

政治としては、「中間層の厚みを増す」ということが言われますが、
厚みが減ってきているから、厚みを増そうとするわけです。

政治家には、政治家の仕事があります。

そして、

「守られる」

量が減るということは、ひとりひとりが、政治や経済の大きな流れの
影響を受けやすくなるということでもあります。

この実感が増えてくると、多くの人の政治意識が、
もっと高まってくるだろうと思います。

このような中、あなたには、あなたの仕事があり、
あなたは、あなたの人生の舵取りをしなければなりません。

より大きなスパンの中で生きると、
小さな流れの外に出ることができるのです。

一般的には、その流れの中で自由になろうとして、
自由な場所につれていってくれる乗り物には、
2つあると言われています。

・お金
・権力(権限、影響力)

要は、どちらも「コントロール」に関する話です。

ここ数千年くらい、人類は、
コントロールのゲームをやってます。

で、今もやっています。継続中です。

だから、ここに気づいている人の一部は、
それを得ようとしてきたわけですが、
どうも、その方法があまりにも醜く見える。

別の言い方をすれば、醜くやってきた人が
歴史上目立っている。

しかし、醜くやることは、必須ではないわけです。

しかも、自由への乗り物は、それだけでもない。

つまり、

知らず知らず、人類全体が乗り越えようとして、
社会を変えようとしてきているテーマがあり、

この大きなテーマの流れに沿うことで、
小さな流れから出ることができます。

「勉強」していく力は、
今後、ますます大切になってくると思います。

環境が変化したら、それに対応するための勉強をする。

「勉強法」をわかっているということ、
つまり、「習得能力」「適応能力」そのものを高めるということ。

これも、重要なテーマだと思います。

なぜ重要か?

混迷の時代、激動の時代だからです。

「新しいパターン」を必要とすることが多くなる時代だからです。

すべては、あなたの幸せな人生を構築するためです。

幸せになり、幸せであり続ける。

そのために努力することは、
価値あることだと思います。

もちろんぼくも、がんばります。

一緒に素晴らしい未来を作ってゆきましょう。

あなたに、すべての良きことが、
なだれのごとく起きますように。

吉永賢一

追伸
「勉強の大切さ」ぼくが繰り返し訴えていることですが、
来年には『子供を勉強好きにする本(仮題)』
を出版したいと思っています。

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42 thoughts on “10年、20年後の日本について

  1. お金という数字そのものを幸せの基準としたら、これから幸せじゃない人が増えてくると思います。だからこそ、お金ではなく、自分にとって何が幸せなのかを明確にする作業も大切になってきます。
    それを明確にし、努力していく。そして、どんな問題が起きようと対処できるように、準備していきます。

  2. 大きな流れは、外圧の最たるものとして、会社員の多くが、益々、学歴と英語評価が厳しく、今現在、身につまされる日々です。残念ながら、学卒時学歴は、親の年収も有り何ともしがし難い事です。英語力も、今現在の年収から…。そして、個人が感じる身近では、家族の認識度のギャップ。会社の定年後も働かざるを得ない為、資格取得して行こうと動く事をとんでもない事と考え、一所懸命頑張れば、いつか会社が認めてくれるからと、圧力が掛かり、辛いです。

  3. どんな状況になろうと、心配しないこと、
    恐怖を持たないことが肝心!
    どんな状況にしたいのか?
    にフォーカスすること。
    今を楽しむこと!

  4. とても難しいテーマですね。こちらを話題にされること…それが吉永さんの個性なのですね。コメント欄にどのようなことが書かれるか、とても楽しみです。ネクストリーダーを読んでおられる意識の高い方々のご意見を参考にできることは、これまた大きな学びになりますので。さて、今回の内容は、読解が今までとは違う方法で行わなければ、理解することができませんでした。文字を読む!というより、文字から発するオーラを感じる…というなんとも不思議な技術を、自分が無意識に使っていることが自覚できました。これが、抽象的なこと、大きな範囲のことを掴んで、自分なりに解釈していく思考なのかもしれません。あれあれ!つい、面白い感覚になったので余談を書いてしまいました(笑)~さてさて、私の場合は、時代の流れを予想したり、勉強の大切さを自覚することについて簡単に記入してみたいと思います。時代の流れ~これを予測することは、子育てを職業にしている私にとって重要です。子供達が大人になるには約20年かかります。孫の代まで予測しようと思えばもっとです。私が死んでも、子や孫が幸せでいるためには、今、何をしてやるべきか?これを予想するために、今の私は勉強しています。未来で起こるであろうことをできるかぎりたくさん予想することができれば、それに対処できる能力を身に付けたり、環境を整えたりすることができるからです。~二極化~これは、日本だけの問題ではなく、地球上で起こってきますよね。だから、日本で暮らし続けるという常識は捨てた方がいいと、今の私は予想しています。でも、これは、日本を見捨てるということではなく、生活拠点を変えるという意味です。日本のよさを、日本にいて伝えていくのではなく、地球のどこかで伝えていくのです。もちろん、日本国内のどこかでもいいわけです。それは、子供達がその時の状況に応じて判断し決めることです。ですから、この状況を見極める能力や判断力、これらを実行にうつす実行力や勇気を、身に付けさせておかなければならないような気がします。これらは、今の学校教育では、期待できません。もちろん、そのように取り組んでいる学校もあるのかもしれませんが。私の感覚では、学校内の規則を守らない生徒を管理するために、その他の生徒はおとなしくしていることが暗黙の了解で要求されているようです。これは、先生の中にも疑問に思っている人もいます。でも、学校のシステム上どうしようもならないことでもあるようです。規則を守らない生徒も、実は、可能性を秘めていたりします。でも、これまた学校システム上、その可能性を発揮し称賛を受けることができません。学校内でも、二極化は起こっています。学ぶ意味とは?それは、成長するためであり、成長することは幸せになるために行うことです。~現在の常識という濁流に飲まれるのではなく、その濁流を離れてみることができるようにもなっていなくてはなりません。現実は濁流の中にいるのだけれど、意識は外にあり、そこから全貌を見ている、というのが理想ですね!生きていれば、生活をしなければなりません。ということは、濁流にいる人がほとんどです。もし、濁流から抜け出したいのなら、最初は、濁流にいながらにして、抜け出す対策をするしかありません。濁流が大きくなってきた場合は、たとえ、今は濁流の外にいても、いつ飲まれるか分かりません。だから、油断は禁物です。私の現状は、濁流の一番激しい場所にいるわけではありませんが、濁流内であることは間違いありません。だから、私の代でせめて抜け出すことを目標にしています。でなければ、この濁流がとんでもないものになるかもしれないからです。~時間の流れは一定です。だから、工夫しなければ、流れを横切り脱出する力を生み出す時間を作り出すことはできません。この「工夫」も、「勉強をする」ことによりできていくことだと、今では思っています。~けつ

  5. すみません。操作誤りで、なんどもとうこうしてしまいました(汗)結局、長くなってしまいましたね。病み上がりなので、おとなしく寝ています(笑)

  6. いつもありがとうございます。
    非常に深いお話ではありますが、日本全体で考えると行動した人としてない人で全てのことで2極化すると思います。深く考えてしまうと何が正しくて間違いなのかはわからなくなるので今ここにを大切にして1日1日を精一杯生きる、生き抜くことが大切だと思います。
    短期的 中長期的にどうなるかわからない経済状況で予測を立てても予測通りなることの方が確率は低い。確率が低いことを考える時間より今を精一杯楽しんで生きることの方が単純だけどいいと思います。その方が何がおこっても後悔は少ないと思う。
    家族、仕事、学びを1日限られた時間の中で行おうと思ったら効率よく楽しんで行わないとできないと思います。しかし、そこにできた達成感もでてきたり充実感もでてきたりして毎日がワクワクしてきます。意識を現在と未来に向けて過去の意識を変え人生を楽しむことをしたいと考えます。ありがとうございます。

  7. 「知的単純労働」、面白い言葉です。日本にいるから、日本語が話せるからというだけで能力がなくても、今の賃金をもらえている人は確かに多いと思います。そして自分は中流だという認識を持っている。しかし、このネット社会です。SEやプログラマーは日本人よりも遥かに優秀なインド人が遥かに安い賃金で雇えます。ウェブ制作などもそうですね。カスタマーサポートなどはそれこど、誰がやってもほとんど質が変わらない単純労働なので、今後ますます海外にまるごとアウトソースされることになるでしょう。そうならないために必要なのが本当の意味での”勉強”ですね。吉永様、今日も素晴らしい学びをありがとうございます。

  8. 「レールがなくなっていく」「単純労働低賃金・高度に知的な労働で高賃金この2つに分かれる」言葉にしていただけなければ、理解できなかったことです。「どっちに転んでもいい」ように短・中・長期的な視点を失わないようにしたいと思います。吉永さん、いつもありがとう。感謝☆

  9. 始めまして。
    確かに20代前半の方の意思が行動に移るのが20年後という見方もあるかもしれない。
    わたし自身は、それにいち早く気付いた。だから同い年のコに見送られて退社した。やっと掴んだ正社員だったが、おかしかった。
    平気で2週間休む人も同じ正社員。セクハラしてても正社員。パワハラしてても役職者。
    絶望したといっても過言じゃなかった。
    本当に今の世の中自暴自棄になってしまうのも無理はないくらい、追い詰められることはある。
    ここで勉強は自身の役に立つ‼
    これは間違いない‼

    勉強が好きになる本は興味深いです。
    応援しています。
    どうか目標にフォーカスした動きを長い目で見て選択出来るように。と思う。

  10. これからどうなるかは歴史を見れば、全くではないですが、想像ができるような気もします。
    今は時代がすごく混乱している時期。その次の時代に成功した人は、その中で絶望せず頑張ってきた人だと思います。

  11. はじめまして。「知的単純労働」のグローバル化を日々の仕事で感じつつ、勉強しております。
    これから先、社会保障が厚くなっても、薄くなってしまっても生きていけるよう、勉強に邁進していこうとおもいます。

  12. はじめまして。

    たしかに、学びの大切さは社会に出て感じます。

    学歴の学びではなく
    生きることの学び。

    学問は身を助ける。そう感じます。

    来年、30歳にして大学生になる予定です。

  13. どっちに転んでもいいように、準備しておく。なるほどなぁ~と納得しました。自分の軸を持った上で、選択肢を確保しておく。ゆるやかに、焦らず、着々と。。。

  14. ボクは、来年、還暦ですが、今日の吉永さんの記事を、若者として読ませて頂きました。ボクにおいては、まず今後20年。そして10年。その後は・・・生きているかな?この20年、楽々悠々生き生き溌溂に生きるために、今、勉強してます。

  15. 間もなく古希の若者です。

    一夜にして変わる。 8/14迄は「欲しがりません勝つまでは!」「鬼畜米英何するものぞ!」
    「国民一致団結!」が 8/15「あの戦争は間違っていました!」 これってありか???
    人間の見方とはそんなものです。 橋本徹市長の言う「6か月で新しく作り変えて見せる。」
    これって、3か月もあれば出来るのではないか。橋本市長の考えが浸透するのも「瞬時に変わる。」ものとみた。 今まで府市は反発しあうのが常識としていた。「大阪府が何するものぞ。金はあるぞ。」「大阪市は府に包括されるべきである。生意気な事を言うな」
    「俺たちは官僚だ。 平民であるお前達、市民は官僚の言うことにありがたく従っていればいいのだ。」「俺たち官僚が、明治維新以来営々と構築してきたこの制度を平民である貴様らどもに崩されてなるものか。」
    それが一夜にして「府と市は協力しあいましょう。」と号令がかかれば「そうだ、そうだ」の賛成派が出るものです。官僚の中にも「そうですね。 市長のおっしゃる通りです。」との迎合派。身を守る為の本能にたけている人種がいるものなのです。
    レールはなくなるのでなく、無ければ 即、ひかれるものではないのでしょうか? その行き先を示してくれる人がいればですが。 それに引き換え、小鳩の失策。あ菅たれの政策なし。それを引き継いだドジョウ野田。 国民への政策表明もないまま、先に外国でしゃべってしまう。
    せいぜい千葉の駅前のミカン箱の上で野田っていればそれでいいのだ。
    民主党の瓦解も一夜にして変わるものと確信します。それにしても明治維新以来の100年の瓦解が始まっているというのに、小沢や鈴木の前科者が大きい顔でのさばれるのは政治の世界だからなのでしょうか? 国民は相手にしませんが、地元ではまだそれが通るのですネ。お金を持ってきてくれればこそでしょうが。こだまのごとく消え去ればいいのですが。

  16. 吉永賢一さん。いつもタメになるお話ありがとうございます!今、ある有名な方の情報を参考にしておりますが、おそらく、2012~2015年以内にまず現行の資本主義が崩壊。その後、新資本主義が世界レベルで構築されると思います!といっても旧型(現行)の資本主義が完全にリセットされるわけではなく、同時並行的に進むのではないかなと(^_^;) 経済的な二極化は、もちろんですが、それ以上に精神的な二極化が進むでしょう!起業家マインドを持っている方が豊かになる時代だと思うので、個人的にはイイ時代だと思います!

  17. もう十年ぐらい前にイギリスで社会の二極化をTechno-aristcrats とその他大勢のTechno-peasantsの社会と表現していたのを思い出しました。

  18. 吉永賢一さんへ
    時代の流れの速さを何となくですが感じています。「どちらに転んでもいい様に」この言葉は、
    私にとって、とても解りやすいと思います。何もしないで不安に思うより、
    貴方の記事を読む機会が有ったことがとてもハッピーです。
    変化に対して、少しでも考え、準備をしてみる。ほんの小さな事ですが積み重ねが
    自分の幸せに繋がると思います。

    1. はじめまして、一木晴江と申します。
      貴方様のコメントについて一言申し上げますが、貴方様は、自分さえ幸せになればそれでよい、自分が幸せになるためには他人はどうでもいいとお考えなのでしょうか?

  19. この時代に、吉永賢一さんの存在を知れた。時折は心の奥に響き染込むご意見を伺う事が出来るのは大変幸せなことと感謝しております。60数年前に石原莞爾と言う人の世界観、歴史観に触れ、「今」の到来を示され、最小の犠牲で乗越えていく方策を提言されました。簡素生活によって、まごころの回復 人間性の改革、生活革命によって、頭脳も精神も肉体も優れて強く、直感も磨かれた謙虚な「次代文化を拓ける人類」に進化する。その時「天命に生きる天才」を見つける素直さが必要と・・・「今」を迎えました。ここから、きっと、次への確かな道が開かれると信じて、励み続けます。よろしくお願いいたします。

  20. おっしゃる意味はよく分かります。私もそれを本能的に感じて学びを行いました。どちらにどう転んでも大丈夫になれると思います。
    後は自分の健康と家族の幸せです。これを達成するまでは自分の中の次のミッションに切り替えれません。まずは健康管理で注意できるところは注意したいと思います。
    貴重なアドバイスありがとうございました。

  21. 内閣府のHP見ました。私が本能的に感じたものが、ここにありました。話はかわりますが、あるお方との繋がりが見えました。よろしくお伝えください。貴重な情報をありがとうございました。

  22. 変化は善。だと思います。
    というか、ずっと思ってきました。

    1. はじめまして、一木晴江と申します。
      貴方様のコメントに対して一言申し上げますが、変化は善、本当にそうなのでしょうか。状況によっては変化は悪になることもあるのではないかと思います。

  23. 吉永さんの記事は毎回欠かさず拝読しています。
    今回ご指摘の内容も、やはりな~が実感です。
    ひとつにいつの時代も変化が有ったこと、その年代ごとにやりぬけてきたこと。
    ですが、ここ数年の状況の変化には驚いています。
    もうひとつ、中間層感覚がまだ、こんなにおられるんだ に驚きました。

    毎回ありがとうございます。

  24. レールがなくなるということは私たち中高年にとっては少し怖いことですが、その分、縛られることも減るので、若い方にはメリットも大きいかと存じます。
    流れの変化について行ける、どこへ行ってもやっていけるタフな人を育てる必要性を感じるとともに、私自身も頭を使い、どうなっても慌てないようにしたいです。

  25. はじめまして!
    吉永さんの記事は、いつもとても参考にさせていただいております。
    「レールがなくなる。」ということは、今の私にとっては、ある意味チャンスかな?と。
    というのは、学歴社会に生まれて、家の都合で、大学進学を断念。というか…
    経済的に無理だと子供心に理解できたので、学校の勉強をもあきらめてしまった、今となっては、苦い思い出があるのですが…
    その分、自分の力で生きていく力、世の中の流れを読む力は、ついたな。という自信は、あります。
    今現在は、濁流のまっ只中にいるのですが、平常心を常に持ち、自分だけが抜け出すのではなく、流れそのものが、これからを生きていくみんなの幸せへつながるように。
    今の時を大切に生きていきたいと思います。いつも、ありがとうございます。

  26. 具体的な対処については記述のしようもないと思いますし、それだけに非常に捉えにくい内容ですが、吉永さんの言わんとしていることはすごくよく分かります。私が最近確信しているのは「急激な変化の時代にあって唯一変化しないもの、それは『全てのことは変化する』という事実」ということです。

  27. すでに変動の時代に入っていると、実感しています。
    毎日の仕事でも、自分の能力(頭の悪さ)に驚かされ不安になります。
    50歳を迎える私でも、間に合いますか?
    学ぶことを嫌いにさせ、放任してきたことに後悔しています。
    アルバイトだけをこなしている偏差値40代の大学3回、全国制覇を夢見るサッカーだけやっている高校2年、私の子育て今からでも修正できるのでしょうか?

  28. こういう話が重苦しく感じてしまう私は、世の中から逃げているのでしょうか。
    長期スパンで物事がかんがえられません。目の前で精一杯・・・というか、どうしていいのかどう考えていいのか、そこからわかりません。
    お話を拝見していると本気で未来を考えて行かないとやっていけないのだろうなあと、しかし人事のように感じてしまいます。意識が低いのでしょう。
    このままではいけない、認識を変えなくてはいけない、そう言われてもよくわからないのです。

  29. レールなんてあったんですね。よくドラマとかで出てきましたが、実際にあるとは・・・。
    同じことをやってるとつまんなくなるので、変化は大好きです。
    変化がない人生なんて、生きる必要を感じません。いろんな体験をしたいです。平和もかなり満喫してますね。反対の戦争も体験してもいいですね。平和の感じ方が際立ちそうです。

    1. ぎんさん、はじめまして、一木晴江と申します。
      大変失礼ながら、貴方様のコメントに疑義を感じましたので一言書かせていただきます。平和を満喫していらっしゃるそうですが、今の平和が何によってもたらされたかご存知でしょうか?それは、大東亜戦争(太平洋戦争)で、私たち子孫のために戦ってくださった英霊の方々のおかげなのです。そして英霊の方々は今も靖国神社から私たちのことを見守ってくださっておられるのです。また、戦争も体験してみたいと仰せですが、それならば、世界の紛争地帯に自ら赴いて行かれてはいかがでしょうか。きっと、戦争がどんなに過酷であるか、平和がどれほど有難いものなのか身に染みてお分かり頂けると思います。

  30. 中高年の者にとって、このレールに乗って行けば将来は安泰だよ!
    学生のころは良い大学を卒業し、大企業に入る。そんなレールが有りました。
    私は残念ながらそんな良いレールには乗れませんでしたが・・・。
    子供には、勉強しろよと言う言葉の代わりに体力を鍛え、勉強は読み書き計算の力を中心に。
    妻には、「自分に学が無いから」と皮肉を言われながらも貫きました。
    でも、今は私にも子供にも「勉強することの大切さ」がよく分かります。
    一番強いものは勉強がメチャできる者でも、良い企業に行った者でもない。
    ダイレクト出版に居る方たちのように、状況に変化できるものが最強!
    これからの時代を生きる子供たちには、大企業だけじゃないよ。
    (自分が)変化でき、時代の変化についていけるような頭脳(勉強も)が必要だよ!

  31. 本当に、未来が予想できない時代。激流は、いつ流れの方向を変えるかもしれません。その時、一喜一憂しないよう鍛えなくちゃ!~私は、最近では、海の中の海流に乗っている気がします。

  32. 記事を読ませていただきました!! 二極化の時代とよく耳にします!!
    『人類全体が乗り越えようとして、社会を変えようとしてきているテーマ』を私たちも意図し、300年以上先を見据えて勉強に取り組んでいます!!素晴らしい未来のために!!

  33. なかなか未来が正確に予測できない時代でも、私たちがやらなくてはいけないことは1つはっきりわかっています。それは、天皇制を守り抜くことです。具体的には、天皇、皇后両陛下、秋篠宮御一家をお守りすることです。この日本という国家は2000年以上続く皇室の伝統、天皇陛下の大御心によって守られているのです。天皇陛下あっての日本なのです。

    1. 吉永さん、こんにちは。連投失礼いたします。
      私の考えでは、環境の変化に対応するための勉強とは、この日本という素晴らしい国の歴史をもう一度学びなおすことではないかと思います。といっても古代から勉強するのはほとんどの方にとっては大変過ぎると思われるので、ペリー来航以後の日本の真の近現代史をもう一度学びなおす必要があるのではないでしょうか。これにより、いろいろなメリットが考えられます。例を挙げると、1.日本人としてのアイデンティティを取り戻し、自国を誇りに思うことができる。2.自虐史観から脱却できる。3.国を防衛するための軍隊の創設、核武装の重要性がわかる。4.大東亜戦争(太平洋戦争)で、日本は死に物狂いで戦い、それまで欧米の植民地であったアジア諸国の独立に貢献した事実を知る。などです。未来を切り開いていくためには過去を知ることが大変重要だと思います。
      あのビスマルクはこう言いました。”愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”と。

  34. 重要な文章かと思われますので、ここに転載させていただきます。

    ”パチンコ屋の倒産を応援するブログ”より引用。

    元オウムの上祐氏がド直球で正論を言っています。
    (2012/7/2週プレnews より抜粋)
    「どうしたら今の政治が、国が、変われるのか」という話を聞くと、私は、「本当に皆、変わりたいのかな」と違和感を覚えるのです。そしてもし、その本音が、長い地道な努力の積み重ねではなく、誰かに委ねて楽に変わりたいということならば、それはオウムのように危険だなと。

    物事を良くしていくのは地道に少しずつしかできません。
    悪くするのはあっという間です。
    「政権交代」の扇動に酔って民主党を大勝させたり、
    具体的な筋道を一切示さずただぶっ壊すだの大阪都構想
    だのに浮かれて維新を大勝させてみたり。

    具体的な地道な手順を示さないで
    いわば「夢」を語る形ですから橋下や民主党に
    かっこよさを感じて投票してしまった人たちは多いはずです。
    なにせ「地道に積み上げる工程」の部分
    泥臭い部分は一切そこにはありませんから。

    ちょっと勉強ができる学生が左翼思想にかぶれるのって
    そこに「夢」というか「理想」というか
    そういった物があるように見えるからかもしれません。

    でも現実の社会ではどうやって「実現」させるのかが問われます。
    現実の中でどういうプロセスを経て実現させるのか
    その部分が無ければ実は「理想」や「夢」ではなく
    「妄想」であることにどこかで気付かなければなりません。

    現実は自分の都合から見れば否定したい事だらけです。
    ですがそれを変えていくのは地道な努力以外にありません。

    そういう苦しい事実を目の前にすることから逃げれば楽になれます。
    楽をした結果はもっと大きな負債となって返ってくることになります。

    民主党政権を見れば都合の悪い事は片っ端から先送り
    ですがそうして「問題」から逃げても「問題」は追いかけてきます。

    大なり小なり、個人として全体としてそうして問題から逃げ回ってきた事
    この事のツケが積もり積もって私たちが生きている今この時代に
    こうして大きな負債として目をそらせない状態になってしまったわけです。

    この現実からまた妄想に逃げ込めば
    私たちの子や孫の世代にはさらにひどい事になってしまいます。

  35. コメントが適当すぎましたね。ごめんなさい・・・
    ご先祖様のおかげで平和を満喫できているのは重々承知です。そして、とてもありがたく思っています。私たちの子孫が平和を謳歌できるのなら、戦争もありかなと思っているだけであります。ただ紛争地帯に行って人を殺したいわけではないです。現実的に第3次世界大戦もありえるかもしれません。そのときは、お国のためとかじゃなく大切な人たちを守るべく戦いたいと思います。

  36. はじめて コメントさせていただきます
    自分に照らし合わせて 理解するまで かなりの時間がかかりましたが
    おっしゃっている意味がようやくわかってきました(何度も読ませていただきました)
    いつも 貴重なアドバイスをありがとうございます 

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