ぼくの座右の銘

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

明けましておめでとうございます。
といっても、この記事は年末に書いています(笑)。

年の瀬をはやみ、年内に終わらせたいことで
気持ちが揺れたりしますが、落ち着いた気持ちで
新年を迎えたいと思っています。

このブログを読んでくれている人の中にも
参加してくれた方もいると思いますが、
年末に渋谷で「やる気セミナー」をやっていました。

※Q&Aなどが長引き午前10時くらいから
午後8時くらいまでやっていました。

その中で、次のような質問を受けました。

「吉永先生の座右の銘は何ですか?」

このとき、「特にはないです」という旨のことを答えたわけです。

以前のぼくには「座右の銘」として、

「何があっても、これで良くなる」
「日々挑戦、日々達成」

というのがありました。

もちろん、この2つの言葉も、とてもよい言葉です。

そこで、座右の銘として、自らと照らし合わせ、
その言葉の意味を自分に取り入れようとしていたわけです。

(この2つは、「もっと良くなるために、自分にプレッシャーをかけて、挑戦してゆく」
というニュアンスがあると思います。)

そして、今のぼくは以前に座右の銘を作ったときよりも
もっとシンプルになっている感じがします。

質問されて気づいたのですが、
そもそも最近は「座右の銘」という意識の仕方も
しなくなってきていました。

本当に「質問を受ける」というのは恵みです。

こうして、気づきも得ましたし、それから考えはじめて、
「今のぼくには、これだな」というものにたどり着くこともできました。

質問を受けると、思考が刺激されます。

たいていの場合、セミナー後に、
「~って、答えれば良かったな」というアイデアが出てくるもので、
これも「反省」の一種なのだと思います。

そして、せっかくですから、「座右の銘」について考えたことを、
このブログを読んでいるあなたにもシェアしたいと思いました。

2011年をまとめる、ぼくの座右の銘。

それは・・・

「ひとつずつ」

です。

何かをやるとき、「ひとつずつ」やってゆく。

これは“シングルプロジェクト”という言い方や、
“マルチプロジェクト・シングルタスク”という言い方でも、
お伝えしてきたことです。

今現在の座右の銘が、これですから、
2012年のぼくの座右の銘も、きっと当初は
これで進んでゆくと思います。

もちろん、今後、また変わるかもしれませんし
「座右の銘」として特に参照してゆく言葉を持たない
時期も出てくるかもしれません。

それでも、しばらくは「ひとつずつ」という言葉と
自らを参照しながら生きてゆこうと思っています。

「ああ、そうか、これがあったか」という感じで、
これもセミナーをやったからこそ得たことだと思います。

しかも、こうして書き出してみると
以前のぼくの座右の銘は2つだったのに
今はひとつになっていることがわかります。

これも、「ひとつずつ」に合致していて、
うれしいです。

この方法(ひとつずつ!)は、
勉強にも使えますし、仕事にも、日常生活にも使えます。

ぜひ、あなたも、使ってみてくださいね。

「ひとつずつ、ひとつずつ、一歩ずつ、一歩ずつ」と
意識しながら散歩しても、この感覚を
自分の中に入れてゆくことができます。

特に、やることが多くて混乱したとき。
混乱していることに気づいたとき。

「ひとつずつ、ひとつずつ」って
自分に言い聞かせながらやると、落ち着きますよ。

ノウハウとしては、やることに順番をつけて
順番に並べて、それを順番に、ひとつずつ、
やっていってみてください。

ひとつずつ、ひとつずつです。

あなたにすべての良きことが
なだれのごとく起きますように。

ー吉永賢一

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13 thoughts on “ぼくの座右の銘

  1. 「ひとつづつ」は今年のような内外政治経済に課題を抱える年にふさわしい言葉だと思います。この精神があれば、複雑な問題を解きほぐし、着実に解決することができ、実際私も多くの企業・地方公共団体で実例を作ってきました。今年も楽しく読ませていただきます。個人ブログhttp://kikumoriatsufumi.com

  2. 私の座右の銘ばネバーギブアップです。絶対に諦めないと言うのが私の信条です。もちろんコツコツとひとつづつやっていくと言う事も大切だと思っています。

  3. イエローハットの鍵山氏が、若者から「成功の秘訣は?」と聞かれて、「成功の秘訣は二つある。」   「コツコツ」と言われた事があるときいて、感動したおぼえがあります。

  4. 自分のは「継続は力なり」と「若いころに流さなかった汗は後で涙となってかえってくる。」です。でもこれは叱咤して自分を追い込むので何事も苦労しなければ成功しないことにもつながってしまうこともある。会社ならIT化したりシステムを変えるだけでも楽して稼げるようにもなるので結果を導き出すためには吉永さんの座右の銘の方がいいなって思いました。
    今の世の中工夫することや変化にうまく対応して順応して成功することが大切でいい結果を生み出すのは「苦難」ではなく、「工夫」だと思います。これからは吉永流で行こう!

    1. ben さん !ありがとうございます!
      ≪いい結果を生み出すのは「苦難」ではなく、「工夫」だと思います。≫は、にっしーのハートにきました。感謝してます(^O^)

  5. 「目の前のことに精一杯取り組む」、座右の銘というほどではないですが、気をつけていることです。
    どんなに頑張っても自分の能力では、1つずつしかできない。ならば今やるべきことを明確にして一所懸命取り組むのが、結果的にいい方向へ行くと気づきました。

    いいお話をありがとうございます。

    >あなたにすべての良きことが
    >なだれのごとく起きますように。

    は、斎藤一人さんですね。一人さんのお話は心が落ち着きます。

    これからもいいお話を楽しみにしております。

  6. 私たちは、色々な問題に当たりますが近頃の問題は益々複雑になっています。そんなとき私は「複雑は簡単の集まり」と考える事で解決に当たっています。「ひとつずつ、ひとつずつ」と同義語と思います。
    また「着眼大局 着手小局」でもあります。

  7. はじめまして。
    いつも楽しみに読んでいます。何のご縁なのか私のようなシングルマザーが吉永さんのような頭脳明晰な方々の話を聞けるようになりインターネットの進歩に感謝です。今日の記事は今の自分にとても響きました。大きな目標に向かって出航したばかりの自分にゆるぎない言葉をありがとうございます。まさに灯台!!その光、届きました~。やることは多いですし長い航路になりますが、みなさんの言葉を励みに「ひとつずつ」前進していこうと思います。

  8. いつも読ませて頂いてます。といいながらまとめて読むことも多いですが。苦笑。
    昨年はやることが多くキャパオーバーで時に放心状態になることもしばしば、、、そんな時、やはり1つづつ書き出しながら潰してました。ほんと、このひとつづつは当たり前でそれでしか前に進めないとても大事なこと。。改めてコトバにしてみるととても丁寧な仕事ができそうな気がします。今年もまた改めてコツコツとひとつづつ精進していこうと決意できました。
    ありがとうございます。

  9. ただ今、犬のワクチン接種に来ています。まだ、体がダルいですが、きっと、しばらく続く予感がするので、ここは無理をすることに!「ひとつづつ」進むと、進んでいるときにもストレスがかからないし、達成することが多いので、最近ではこれに集中します。『一つ』に集中して、でも、回りにはたくさんのやりたいことややるべきことがある!そんな感じです。大きな一つと、小さな一つ。この考え方も役に立ちます。では、検査がそろそろ終わるかな。

  10. 吉永賢一さん。ひとつずつやることの大切さが伝わってきました。ありがとうございます!
    今年もブログたのしみにしております!

  11. シンクロに驚いています。「一つ一つ」仕事に家事に子育てに、常に何かしながら他の仕事を片づける毎日。その追われる感じに、ついつい感情が爆発することが。どうしたら感情が爆発しないか、考えて思いついたのが「一つ一つ」でした。一つのことを片づけて、次に進む。その繰り返しでしか、目先のタスクは片付かない。そんな風に思えるようになったら、以前より感情の爆発も少なくなりました。「一つずつ」の記事を読み、シンクロに驚きました。

  12. 優先順位をつけて一つずつ進めていきたいと思います。貴重なアドバイスありがとうございました。私の優先順位の中には吉永さんの教育を受けるも入っています(笑

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