前向きなエネルギーが出ているとき

taira

from 杉本

小学1年生の、孫のたいらは、
ミシガン州で、野球チームに入っています。
彼は、足はあんまり速くないのですが、
チームの誰よりも、
ボールを遠くに、かっ飛ばします。

相手チームのコーチが、
「飛ばしやだぞ! 気をつけろ」と、
注意を与えるのを聞くと、

「へへ〜ん」と、自分のことのように、
気持ちよくなります。

毎試合、マルチヒットを放ちますので、
そのことを、心からほめてあげると、
気分を良くして、
庭で、バットを、黙々と振り続けます。

この「気分を良くする」、
ということが大事です。

気分を良くした孫は、
それを繰り返し、行なおうとするからです。

子どもの長所、優れている点などを、
言葉に出して、伝えてあげることは、
子供の可能性を、広げます。
  
子どもには、ほめるべき点がたくさんあります。

一生懸命になったときや、
全力を出し切ったときは、
間違いなくほめるべき瞬間です。

子どもの日常では、
全力を出すべき瞬間は、たくさんありますから、
それだけほめる瞬間も、たくさんあります

ただ、注意しなければならないのは、
「ほめる」ことが大事で、
「おだてる」を、してはなりません。

「ほめる」と、「おだてる」の1番の違いは、
口にしている自分の気持ちに、
うそがあるかどうか、ということです。

本気で、ほめてあげましょう。

前向きなエネルギーが出ている時は、
それを大切にしてあげましょう。

1年後に、メジャーリーグではなく、
NBA(プロバスケットボールのリーグ)に行く、
に変わっても、
「頑張れ、たいらやったら、いける」
と言ってあげるつもりです。

そこで前向きなエネルギーを、止めたくないからです。

人間、やる気がなくなることが、
一番恐ろしいことです。

言葉を変えれば、
「気分が良い」状態ではなくなる
ということです。

「何かをやりたい」と思っているときは、
前向きなエネルギーが出ている時です。

たとえ、それが将来に結びつかなかったとしても、
そのエネルギーそのものは、存在し続けます。

結果的に、1番やりたくなったことを、
やり遂げていくことでしょう。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

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13 thoughts on “前向きなエネルギーが出ているとき

  1. これ実は子供だけに限らないんですよね。

    大人も褒められると気持ちが良くなってやる気が出る・・・モチベーションが上がると言う訳で、これは潜在意識がいい気持、詰まり快楽を追い求めるからです。

    夫婦の間でも事ある毎に良い点や良い事を見付けては褒める事が大切。お互いに慣れちゃって色々な点が当たり前・・・と鈍感・怠惰に陥ると夫婦間に波風が立つ前兆になります。

    催眠科学者 モットー、こと
    中島茂忠

  2. 自分も息子がいますが、冬休みで一日中一緒にいるせいか何かとすぐ叱ってしまいます。こどもをほめることの大切さを改めて考えさせられました。ありがとうございました。

  3. 野球の指導でもバッティングがまずまずで守備が下手な子がいたとして、「バッティングはまあ悪かーないけど守備が下手くそだな!お前は使えねー」といったら大抵は伸びなくなってしまう。「おーインコースに食い込むボールを見事に左にもっていったなあ!いいセンスしてるよお!これで守備もよくなったらいい選手になるぞお!」「守備もうまくなってくと楽しいぞ!守備の練習もいっしょにやろうな!」と持ってく方がいい。後で「あれえ!あいつこんなにうまくなるとは!びっくり!」ということにもなります。

  4. 具体的な言葉でほめるためにも日々、子供達の良い点を探す習慣を身につけなければいけませんんね。今まで欠点ばかり見ていた人は、欠点ばかりが目についてしまって、なかなかほめることができないと思いますが、なんでもいいから一つでも多く良い点を見つける癖をつけることが、子供のエネルギーを高めるための一歩ですね。

  5. 我が家での具体的な出来事をお伝えします。娘は小1の娘は、計算の順位が、約30人のクラスで半分くらいでした。私としては5番以内にはいってほしかったのですが、まず、正確に解いていることを褒めました。そして、少しずつ速くなることを目指そう!と一緒にそばで見守っていることを自覚させておきます。しばらく、自分の力でさせても思うような上達がなければ、私の一年生の時の体験談を話し、速くなったらどれだけの満足感が得られるかイメージさせます。普段、私を目指している娘なので、そのイメージに憧れます。そこで、きっとできることを伝えます。過去の別分野の成功体験も思い出させます。そして、本人に、その憧れのイメージにたどり着きたいと決めることができるようサポートします。ここで、無理強いは禁物です!ですが、期限は決めます。そして、いったん決めたら、途中で泣こうがわめこうがそこにたどり着くまで、サポートします。ときには、数分の強制的ノルマも課します。でも、その後に必ず達成感が得られるものにします。こうして、このストーリーは、冬休み前に達成されました。まぐれかもしれません。でも、その事実を賞賛します。そして、次は、その継続を促します。これが私流の褒め方であり、前向きなエネルギーを出させる、娘に対してのやり方です。息子や主人、その他友人達には、それぞれ別の対応をします。いやはや、こうして意識化してみると、なんと手の込んだ作業をしているのだろう!と、自分ながら驚いてしまいました(笑)今朝も、よい気づきを、ありがとうございました。

  6. ウチには子供はいないのですが、中島さんもおっしゃっている通り、大人に対してもそうあるべきですよね。省みるに、妻に対してそうしているかというと・・・恥ずかしながら、ついつい、粗探ししてしまっている自分に、げんなりしてしまうことしきりです。子供がいない分、妻と向き合う時間が多いわけですから、態度を改めなければ、と反省させられました。有難うございました。

  7. 褒められれば誰でも嬉しいですし、やる気も出ますね。子供の場合は、壁にぶつかった時にまた誰かがサポートしてくれるなら伸びていくでしょう。(酒林さんのフォローは素晴らしいですね!)大人になってからも一緒ですが、サポートしてくれる人がそばにいない場合、または、相談できる人がいない場合、一人でやる気を生み出さなくてはいけない時、過去の成功体験であったり、セルフイメージが大切なのですね!私の場合、朝日を浴びると前向きな気持ちになれます。今日もとても良いお天気なのでやる気全開です。雨の時の対策は・・・これから考えます(笑)

    あと褒められるのも慣れてくるとその効果が薄くなってしまいます。褒めたり励ましたり、諭したりのメリハリをつけながらその中で子供は成長していくのですね。サポート大事ですね!(私自身は子育てはもう終わって生徒の育成に情熱注いでいます)

  8. おかげさまで、ヴィジョンボード2012年バージョンを作ってから(the Secretを実践し始めてから)、毎日、イイ気分で過ごしています(^^)感情が変わったら、行動が変わり、一歩を踏み出しました!結果が変わり始めたら、人生が変わり始めました!感謝ですね(^O^)

  9. 杉本さんありがとうございます。岡野です。
    アメリカで野球を子供たちに教えています。’子供たちの長所を褒め、気分のよい状態にしておく’
    今ハッとしたような感じがしました。何か忘れかけていたような感じがしました。
    日本的な厳しい感じではなく、子供たちがいかに野球を楽しんでいるかを常に考えながらやっていましたが、もっとうまくなってほしいという気持ちが出過ぎてしまい、自分の気持ちを優先的に考えてました。褒めることも、以前に比べて少なくなったと思います。

    いつも杉本さんの投稿には必ず目を通してます。いつもきづかされることばかりです。
    ありがとうございます。

    1. 岡野さん、ご無沙汰しています。お元気でお過ごしのご様子、とても嬉しく思いました。野球のコーチ頑張って下さい。応援しています。

  10. 子供は「おだて」か「真実」かを見分けて感じ取りますね。子供にこびている(甘やかす)と大人をバカにするようになりますから気をつけなくてはなりません。子供の幸せを100%望める親になることが大事ですが、子供に嫉妬し、可能性を無意識に潰してしまう親も多いのが現実です。まずは親自身が最高の幸せと自己実現を目指して日々精進するのがよろしいかと思います。子供は親を見て感じ取って成長しますから。子供が誇りを感じているとき、幸せを感じているときに素直に協調して認められる大人でありたいと思います。

  11. 褒めるって難しいですね。慣れなんでしょうか?誉めようとしても態度がおだてになってしまうことってありますよね。私の課題なんですが、宜しければ、いつかテーマにして頂けないでしょうか。褒める事の大切さと、おだてる事の愚かさは知ってるつもりなんですが、褒めるにはやはり、相手を観察していないといけないんでしょうが、マーフィー的なものは有るんでしょうか?私には、叱ると褒めるは、とても似ていると感じています。

  12. 「褒める」と「おだてる」の違い。
    いい勉強ができました。ありがとうございました。

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