人生を決める、素早い決断

「失敗の最大の原因は、
決断力の欠如にある」

ナポレオン・ヒル博士の言葉です。

素早い決断力のある人物

ヒル博士が成功者たちに会ってみると、
彼らは例外なく
決断力の素早い人物たちだったそうです。

また、一度決断を下したものを
変更しなければならないときは、
慎重に時間をかけて決定を下したといいます。

一方、
失敗者の多くは決断が遅く、
また、変更は素早く頻繁に行っていたそうです。

世界的な大富豪、アンドリュー・カーネギー氏と
仕事の打ち合わせに望んだ時のことです。

ヒル博士はその仕事を請け負う決断を
29秒で決めましたが、
その時、
カーネギー氏はストップウォッチを持っていました。

ストップウォッチの理由

なぜストップウォッチを持っていたのか、
後々訊ねてみれば、こんな答えが返ってきました。

「必要な条件をすべて与えられながら、
即座に決断を下すことのできない人は、
いかなる決断も下すことはできない。

逆に即座に決断を下すことのできる人は、
明確な目標をもって行動することができるんだ」

決断の時

人は誰でも人生の中で、
大きな決断をしなければならない時があります。

自分の目標や目的意識の明確な人は、
そうした重大な決断の時にも、
自らの判断を疑うことなく、
的確な決断を下すことができます。

しかし、目標がはっきりしておらず
あやふやのままであるなら、

重大な決断のときに迷い、
多くの人の言葉に流され
振りまわされてしまいます。

自分の判断に自信が持てず、
心の底にある不安が勝ってしまうのです。

決断を迷わない為に

いつでも迷わず、素早く判断を下すには、
日頃より自分の目標の先を、
しっかり見据えておく必要があります。

決断の素早さに重きを置き、
大富豪となったカーネギー氏が
行っていた工夫は、以下の通りです。

1.自分が実現したいと思う願望を、
明確にすること。

2.実現したいと望むものを得る代わりに、
何を差し出すのか決めること。

3.願望を実現させる最終期限を決めること。

4.そのための詳細な計画を立てること。

5.それらを詳しく紙に書くこと。

6.紙に書いたこの項目を、1日に2回、
起床直後と就寝直前に大きな声で読むこと。

人生を変える大きな決断を迫られた時、
迷わず最適な判断を下せたならば、
きっと、満ち足り、悔いのない人生を
謳歌することができるでしょう。

中藤 里美

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4 thoughts on “人生を決める、素早い決断

  1. 6ができていませんでした。4も、現段階での最善なので、今後も試行錯誤し、書き換えていきたいと思います。
    ちなみに、1は、笑顔の国にたどり着くこと。2は、時間とお金と努力。3は、2030年。ですが(笑)詳細は記入していて、あとは、朝晩声を出して読む!これ、キツそう!なんだか心のブレーキがかかるのは気のせい?たぶん、あとに引けなくなるから6をするのをためらってしまうのかなぁ?…!ん?起床直後と就寝直前に「大きな」声で読む(ギクッ!)…ん~やりたくない。でも……!だから、やる!(笑)

  2. >2.実現したいと望むものを得る代わりに、何を差し出すのか決めること。

    この部分が自分の中で抜けていました。
    ここを明確にして、他の項目ももう一度見直し、大きな声で1日に2回読むようにします。

  3. 昨年の年初に立てた目標(願望)が曖昧だったため、当たり前のようにその通りにはならず。
    そこで今年は妻と一緒に自分の目標を明確に具体的に、そしてそれを実現するために何をするのかまで落とし込んでノートに書いた。そして、それを毎日見ている、が、声には出していなかったし、1回しか見ていない。まずは、1日起床直後と就寝直前に声に出すことから始めよう。

  4. 大きな夢を読むには、今の私には、時間がかかりすぎる、と感じる。だから、最初は、目の前の目標だけを口にしよう。1、ホームページの土台を作る。2、電子書籍作成。このことは、1月中、一日に何度と思い出すようにしていたので、今では、やっと定着した。今は、これらを思う存分するために、整理整頓をしている。「誰に、何を」、この質問も常にする。考えて、実行!この行動が、未来を切り開く。2月は、1月にやり残したことの挽回もせねば!

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