リミット24時間

nakamura

3本、
全部で10時間。

超大作
『ロード・オブ・ザ・リング』を
あなたは、どれだけ短時間で観ることが
できるでしょうか?

しかも、平日に、、

一本の電話から、、

僕の好きな本の一つに、
「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」
という本があります。

その本の著者である中村文昭さんに、
ある日師匠から電話がかかってきました。

「『ロード・オブ・ザ・リング』という
 重要なメッセージ込められた素晴らしい映画があるから、
 時間があるときにみておいてくれ」

先程も述べましたが、
全作合わせて約10時間。

これだけの時間を確保するのは、
なかなか簡単なことではありません。

もちろん、師匠は”時間があるときに、、”と
言ってくれているので、
今スグに観ないといけないわけではありません。

とはいえ、わざわざ電話して、
勧めてくれている映画。
どれだけ早く観るかを試されていると、
判断し、すぐにチェックすることしたというのです。

しかし、中村さんは、
午後の2時にその電話を受け取り、
夕方には講演先の広島に行かなければ
なりませんでした。

中村さんのとった行動は?

まず宿泊先のホテルに電話。
部屋にビデオがあるか?確認。

ホ「ない」

中「用意してくれ」

ホ「無理」

なかなか絶望的な展開

しかし、ここで引き下がらず、
なおも電話口で、

「電気屋でビデオを買ってください。
お金は払います。お礼もします。
従業員さんの控え室にあれば、
一晩だけでも貸して下さい。」

と、なんとかビデオの確保に成功。

講演が終了後、ホテルに戻り
ほぼ徹夜で、2本のビデオを観て、
第三部を、翌朝一番の上映に駆けつけ、
午後1時に全てを見終えたそうです。

ここまでの所要時間は24時間弱

さっそく、師匠に電話をすると、
一言

「合格」

おそらく僕たちは、誰もが、
尊敬する人や、憧れの人がいると思います。

また、憧れていなくても、
上司や師匠みたいな方がアドバイスをくれることや、
何かしらのオススメを教えてくれることが
あると思います。

しかし、それを実際に試す人は
どれだけいるでしょうか?

「でも、今ちょっと忙しくて時間がないので、、、」
「でも、たぶん自分には、その方法は向いてないような、、、」
「でも、もう少し時期をずらした方が、、、」

などなど、いろいろと、
理由をつけてしまったりは
していないでしょうか?

もしくは、
「そうですね~」なんて言いながら、
なんとなく同意し(たフリをして)終了!
って人もいるかもしれません。

しかし、すぐに実行する人と、
なかなか実行しない人と比べた時に、
どちらが成長していくでしょうか、、?

また、そのアドバイスがまったく役にたたず、
オススメの本などが、
まったくつまらなかったとしても、
自分の言ったことをすぐに実行に移した
あなたのことをお師匠さんは、
どのように思ってくれるでしょうか?

渋沢 栄一

僕が尊敬する人の一人に、
うちの会社のボスである小川がいます。

その小川が最近、
渋沢栄一さんに感銘を受けたようで、
昨日、興奮気味に全社配信メールで、
「渋沢さんて言う方がすごい人で、云々」
という内容のメールを送ってきた。

もちろん、このメールを読んで、
実際に、渋沢さんの本を読む人は、
少数でしょう。

しかもタイトルは、
「論語と算盤」

ちょっと小難しそうな内容ですね。
もちろん、小川からも
「お前ら読め~!」

という内容のメールは届いていません。
「ほんとに俺は感動したから、良かったら読んでみてね」

というメッセージだった。。

さあ、あなたがもし、
この状況にいたら、、、、

どんな行動をとりますか?

‐飯村 匡博

PS.
今、僕の手元には、
「論語と算盤」があります。

明日には、レポートでも提出して、
好感度をあげようかな、と思います(笑)

PPS.
そういえば、このCDの特別割引は今日までです。
良い本は何度も繰り返し読むのがいいし、
良いオーディオも繰り返し聴いて、
自分自身の思想になるまで落としこむ。。
このオーディオも8回以上は聴きました。
http://www.milteer.jp/lcd/

6 thoughts on “リミット24時間

  1. 「やる」か「やらない」か!行動においてこの二つしかないと思います。と言いますか、「やったこと」以外は「やっていない」に属すると思います。(飯村さんと磯貝さん、やっていないことがあって申し訳ないm(__)mまだ、待っていただけるなら、忘れた頃それが届くかもしれません)~きっと、誰にでも、やっていないことはたくさんあると思います。でもそれは、今やっていないのか、もう諦めてしまったのかでもあると思います。諦めず、そのことに集中し続けたとき、それは未来で「やったこと」になります。まだ、やっていない状態のときは誰かから何かを言われてしまうかもしれません。それに、自分でも自己嫌悪になるかもしれません。でも、自分の「諦めていない」という気持ちを信じ続けて、未来でできたとき、自信も獲得できます!達成スピードも、もちろん大切です。でも、それにそれほどまでこだわらなくてもいいとも思います。ちなみに、私は、一番最初に出会った師匠の言われることは、即しますが(笑)これは、次元が違いますが、その後出会った方々で憧れている人では、たぶん、その時の自分が目指すことで最も必要な人の助言で、即行動していくのだと思います。!今気がついたのですが、最初に出会った師匠は、お会いする度に成長されているのです。それも、どうすればそうなれるのか分からないほどに!だから、惹かれ続けるのだと思います。
    まずは、自分に対してリミットを決めてみるのもいいかもしれません♪

  2. 本、注文します。栄一さんのお孫さん、敬三さんの生き方にもとても感銘を受けます。中でも、民族学者宮本常一さんのパトロンとして活動を支えられたこと。文化を継承し、育てる大切さ、それができる見識と財力を私も持てたら嬉しいです。。。

  3. 渋沢栄一さんの評伝本が2冊ほど本棚に眠ったままである。これは、随分昔に東京から山口に新幹線で帰省する時に時間をもてあますだろうと思い東京駅構内の本屋さんで購入したもの、がしかし全部は読み切れず、その後本棚に眠ったまま。酒林ゆきさんのコメントをおかりするなら、”「やっていない」に属する”。まずは、この2冊を読んで「論語と算盤」に進もう、さっそく購入だけは今日しておこう。行動しない限り何もおこらないのだから。飯村さん、今日も気付きをありがとう。

  4. 朝メールを頂いて、一日どうするだろうと考えていましたが
    自分がどうするか、よく分かりませんでした。
    よく分からないので、取り合えず買って来ました。
    目次をパラパラとめくってみたら、自分の疑問に答えてくれそうな項目が
    並んでます。
    「論語と算盤」というタイトルは難しそうでしたが
    開いて見たら、とても読みやすい感じでした。
    (もっと字で埋め尽くされていると思ってました。)
    本当は、頑張って読むのが良いのかも知れませんが、のんびり読ませてください。

  5. 本を購入するところまではすごく早いのですが、そのまま「ツン読」になってしまうのが実態です。大いに反省…。「さあ、君ならどうする?」と自問するようにします。「時間のあるときに」というのは、「すぐにやる」と「ずっとやらない」の両極端なのですね。問われていたり試されたりしているわけです。言っている人も自分の言っていることがどの程度重要視されているのかを知るわけですね。今すぐできないのならスケジュールに即落としこむこと。セミナーなどで言われたことを実行する人は一割にも満たないと勝間和代さんが言っていたのを思い出します。大変そうなことも実際にやってみると思ったほどではなく、結果は予想以上だということもよくあります。ということで、私の取るべき道は確定ですね(笑)

  6. 「論語と算盤」1回読み終わりましたが、色々な妄想が邪魔をして良く分かりませんでした。
    もう何度か読む必要がありそうですが、論語に少し興味を持ったので、超訳の論語と言う本を買ってきて
    内容を音読・録音してウォークマンで何時でも聞ける様にしてみました。考え方の一つと言う意味でしか
    無いのかも知れませんが、色々な思想に触れる事はとても参考になると思います。
    最近、面白かった本として「希望を運ぶ人」と言うのがありました。自分の中で、当たり前になっている考え方に、こう言う考え方もあるよと、教えてくれるものでした。自分にとって足りない要素が書かれていたわけです。自分の行動や、言動はどうにも上手く無い様で、困り果ててしまいます。冷蔵庫にある残飯で美味しい料理を作る事も出来るとは思いますが、冷蔵庫の中身が残飯だと言っているわけではありません。
    念の為。こちらの書籍も書店さんから取れる道もある事が分かりましたので、そちらからお願いする事にしたいと思います。
    言う事も無い話ですが、俺が小さい頃、父に言われた事があります。大した成功者ではないですよ?
    「全ての答えは、そこにある」と庭を指差して教えてくれました。
    その答えが、見えるか見えないかは、自分次第であるという考え方です。
    そこに何を見るのかと言う考え方です。これだけで、成功できるかと言えば、今の俺を見て貰えれば分かると思いますが。よく分かりませんが、皆さんは仲良く暮らしたいと願っていないのでしょうか?
    簡単に怒りすぎると思うし、文句も言うし、押し付けるし、比べたがるし、どうでも良いですね。
    削除してください。
    あ、これだと誤解を招きそうだ。
    私たちの為に心を砕いて下さって、本当に有難うございます。

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