間食には何を食べたらいいか?

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

以前、僕の書籍の内容についてご質問をいただきましたので、
それをここで回答すると同時に、あなたにシェアしたいと思います。

質問は以下のようなものです。

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『東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法』201ページに

「どうしても、お腹がすいてガマンできないという
場合には、おすすめは、水やフルーツ、チーズです」

とあるのですが、やっぱりお菓子はダメでしょうか?
血糖値が上がるので、砂糖を食べると良いという話を聞いたことがあります。

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「お菓子はダメ」ということはないです。

どんなときでも

「自らの実体験が最優先」ということを忘れないでください。

もし、あなたの実体験において勉強の途中でお菓子を食べることが、
勉強の効率をあげているデータが取得できているなら、それに従ってください。

勉強の効率が上がっているかどうかは、測定が可能です。

ただし、長期的な体調への影響などは、すぐにはわからないので、
栄養についての本を読むなどして、「自分はどの立場を選択するか」を明確にして、
その方針に従って、しばらく暮らしてみることだと思います。

問題なのは、
「お菓子を食べたいけれど、お菓子を食べた後で勉強の効率が下がっている」
というデータが出ているときです。

そんなときには、「水、フルーツ、チーズ」を試してみてください。

この3種の間食のうち、ぼく自身は「チーズ」をあまり試していません。
(試していないわけではなく、試したうえで僕の実体験として書いています。)

チーズを試す量が少ないのは、僕がもともと、
乳製品や肉類をあまり摂らない食生活をしているからです。

「水、フルーツ」だけではどうも物足りない人のために
書いてあるものとして、捉えておいていただけるとうれしいです。

水はボトルのミネラルウォーターでも、
浄水器を通した水道水でもいいです。

水道水を直接飲んだときに「まずい」と感じる地域の場合には、
水道水を直接飲むのは、避けた方がいいと思います。

僕の場合は、間食のタイミングで水を飲む場合、
間食時に飲むと良いとされているサプリを一緒に飲んだりもしています。

僕の小さい頃の体験を書きますね。

それは小学校低学年から中学年にかけてのことです。

実は、お菓子の優位性がよくわからなくて、
お小遣いでフルーツを買って食べていました。

確かに、お菓子を食べたくもなるんです。
だから、お小遣いでお菓子も買いました。

でも、お菓子を食べると、頭がボーっとして、
うまくはたらかなくなったり、気持ちが悪くなってしまうのを
何度も実体験しているうちにだんだんフルーツにシフトしていきました。

そこで、夏みかんや、りんごなどもお小遣いで買って食べていました。

夏はアイスが食べたくなるのですが、
これは冷凍バナナに変えました。
(現在は、冷凍バナナは食べていません。)

と言うのも、お菓子が一袋100円とかで、
その100円があれば、当時はフルーツも食べられたわけです。

ただフルーツの場合は、何個かまとめて買うとなると数百円するので、
1日のお小遣いでは買えなかったですから、
何日分かのお小遣いを貯めてフルーツを買っていました。

ただし、お菓子については、しばらく食べていないと
食べたくなる気持ちが出てくることがわかったので
買いだめはしておきました。

何かの中毒によるものなのか、ジャンクだからこその
微量栄養素を含んでいるのか、ちょっと判断できなかったので、
頻度が低ければ食べてもOKだという判断です。

また、いつ「食べたい」気持ちが出るのか分からなかったためと、
長期保存ができるために、買いだめにしました。

今は東京にいるので、群馬にいた頃よりも野菜もフルーツも高いですが、
トマトやサクランボであれば、食べるのにたいして手間もかかりません。

やっぱりお菓子よりも便利だし、自然の恵みだと思って食べています。

リンゴやキウィ、アボカドは皮をむく必要がありますが、
でも通常の調理に比べれば、はるかにラクです。

お菓子よりも不便な点は、長期保存ができないために
買いにいく頻度が高くなる点くらいです。

子供の頃「フルーツだけで生きていけたらいいのに」と思っていました。

そこで今でも、その方向で食生活を構築できないかを試しています。

まだ、システムとして「これだ!」というところに達していないために、
現在も実体験をしながら引き続き試行錯誤の最中です。

これまでの僕の経験から言えることは、
勉強を多くする時期には、特にトマト、ゴマがおすすめです。

僕は、特にトマトは意識して多く食べていました。

トマトは間食向きで、ゴマは食中に摂るのに向いています。

ゴマは子供の頃は、すり鉢ですって味噌とみりんを混ぜてゴマだれにして、
うどんやそばを入れて食べていました。
(ゴマをおいしく食べるために、うどんを入れていました。)

最近は、朝のシェイクに入れています。

トマトやゴマをおすすめするのは栄養学的な根拠というよりも、
やはり僕の実体験によるものです。

食生活には個人差があるので、
あくまでもご自身のデータを参考にしてください。

世の中には食べ物についていろいろな主義主張がありますが、
あなた自身で試してみて、「どうも違うな」と思ったら、
どんどん変えて、新しい方法、新しい食材を試していくのが良いと思います。

間食については、生活の場所も大きく影響していて、
自宅にいれる時間が長い時期はぼくもフルーツを多く摂れるのですが、
外出している時間が長くなると水が増えます。

これは、ミネラルウォーターは外出先でも入手が容易だからです。

一方、フルーツは手間がかかるので、
ウィダーのビタミンをよく飲んでいました。
(ウィダーについては、いろいろな種類がありますが、
僕の場合は、ビタミン以外は気持ちが悪くなってしまいます。)

当時、ウィダーのビタミンは、KIOSKで売っていない店舗が多く、
家庭教師の移動経路の中で、どの店舗で売っているかを把握して
その場所で買って飲んでいました。

ぼく自身、食生活については、
まだまだ改善の余地がたくさんあると思っています。

まだまだ僕の身体が最高の調子で動いているとは、
どうしても思えないからです。

だから今でも、いろいろ試しているのです。

ただ、「脳」というか、頭のはたらきを良くする方法については、
これまでの体験からわかるので「頭のはたらきを良くする」という観点から
食事についても書いています。

お菓子がどうしてもガマンできないなら別ですが、
もしお菓子で特に調子が良くなるわけではないのなら、
水やフルーツも試してみてください。

あっ、そうそう、水とフルーツはいっぺんに摂るのではなくて、
わけて摂ってくださいね。

また、フルーツは、いろいろ種類がありますので、
単品で食べてみて、その後の調子を見て、
身体に合うかどうかを探ってみてください。

繰り返しますが、どんなときでも「自らの実体験が最優先」
ということを忘れないでくださいね。

あなたに、すべての良きことが、なだれのごとく起きますように。

吉永賢一

PS.これも僕の約30年間の実体験から生み出された方法です。
あなたに活用してもらえれば嬉しく思います。
http://www.nextleader.jp/yoshinaga/scheduling/

※先行販売の間は通常よりも安く参加できます。

吉永賢一の書籍一覧

東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法
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東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法
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東大家庭教師が教える頭が良くなる思考法
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8 thoughts on “間食には何を食べたらいいか?

  1. 「食」について、とても身近に感じる内容でした。私も、フルーツは大好きです。でも、あまり好き嫌いがないので、親に教えてもらった食生活や学校で習った知識くらいでしか行動していません。現代は、たくさんの発見などもあって、いろいろなよい方法があるのでしょうが、それを、なんとなくしか取り入れない状況にあります。土壌が昔とは違うからそこで育つ野菜にも力がなく、それを取り入れた人間にも力がなくなっている。と聞いたことがあります。だから、ミキサーで野菜やフルーツのジュースを作ったり、サプリメントを飲んだりすると、補助的によい。のような知識があります。でも、なんとなく「本当なのかな?」と思ってしまい、ズルズルと毎日、子供の頃からの習慣に流されてしまっていました。一気に理想にできなくても、まず、少しだけやり易いことから試してみればいいですね!ん~?何からしようかな。最初は、一日の食の中で、フルーツの割合を上げてみます。今も、けっこう食べていますが、今度は、考えながら自分の体調観察もしてみます。

  2. 食についてはいろいろな説があり、本当に迷ってしまいますよね。「乳製品は絶対に取ってはいけない」という本があれば、「乳製品を毎日取りましょう」という本もあります。(「乳製品を毎日取りましょう」という主張については、酪農家など利権者の陰謀説などもささやかれていますが)人によって体質が違うことを考えると、「自らの実体験」というのは良い方法なのかもしれませんね。

  3. フルーツの優位性については「ナチュラルハイジーン」を提唱している方々も言っていますね。ダイエット効果、美肌効果は実体験としてあります。
    勉強と結びつけたことはありませんでしたが…、体調が良ければ集中力はよくなるはずですね。寒くてしばらく休んでいましたが、そろそろ朝の人参リンゴジュースを始めてみようと思います!

  4. 間食はあまりしませんが、和菓子が好きなのでたまに買って食べます。
    トマトとゴマですね。これから積極的に摂取したいと思います。それからお肌つるつるになりたいのでゼリーとライチもおやつにしたいと思います。

  5. 「遺伝子の違いによって栄養素の所要量は人夫々異なる。脂溶性ビタミン(A、D、E、K 。ダケDAKEと覚える)で10倍、水溶性ビタミン、ミネラルで100倍の差がある」そうです。三石巌「医学常識はウソだらけ」より。
    そのため、食品、サプリによる効果は一定ではないのでしょう。個人の実体験に基ずくのが最良でしょう。
    お菓子、ジャンクフード、牛乳については問題があると思います。

    白砂糖と精神疾患、犯罪者はリチウム不足?犯罪者の毛髪検査から、「なぜ「牛乳」は体に悪いのか ―医学界の権威が明かす、牛乳の健康被害」 フランク・オスキー

  6. 実体験が一番大事というのは賛成です。結局勉強するのは自分ですからね。
    お菓子は血糖値は上がるけど一気にあがり過ぎて、下降も一気に下がるので、食べた直後から約3時間は見てみたほうがいいと思います。多分またお菓子が欲しくて体がうずくと思います。
    ナッツ、煮干し、スルメ、豆乳、などたんぱく質食品も試してください。血糖値の上昇が緩やかになると思います。そうすることで、下降時のやる気の減少が解消するかも知れません。
    上の方もいっていますが、砂糖は精神疾患にもなり易いそうですし、多量摂取はキレやすくなったり逆に抑うつになるそうです。
    でも、全て実体験に勝るものなしですね。

  7. 杉本さんのメッセージでも身体のこと、とくに食についてのものがリリースされることがありますね。吉永さんからは初めてではないでしょうか。 今回のメッセージは実体験に基づくものだけに、たいへん興味深く読ませて頂きました。 フルーツは人間の体に必要な「酵素」を含んでいるからだ、と新谷弘実先生の「病気にならない生き方」(?)で読んだことがあります。
    朝一番で冷たすぎない新鮮な非加熱の生水(水道水もある意味生水)を飲み、そののちに新鮮な生のフルーツを食べる習慣が良い、とおっしゃっています。カップ麺やコンビニ食の多い現代人が病気がちなのは何とかしなければと思います。

  8. 吉永さん こんにちは。間食はサツマイモなどもいいと思います。個人的には旬のものが好きで。出盛り気もいいですね。とうもろこし、枝豆など。白桃、黄桃、今はのどにパイナップルがいいそうで。マスカットもキウイもビタミンが高いとか。といっても経済がついていきませんから、基本バナナりんごでしょうか。

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