人の役に立つことをしたら・・・

from  杉本

「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

という本は大ベストセラーになりましたね。

この本は、
公立高校野球部のマネージャーみなみが、
ふとしたことで、
ドラッカーの経営書『マネジメント』に出会い,

はじめは難しさにとまどうのですが、
野球部を強くするのに、
ドラッカーが役立つことに気付きます。

みなみと親友の夕紀、
そして野球部の仲間たちが、
ドラッカーの教えをもとに、
力を合わせて甲子園を目指す青春物語です。

ドラッカー教授は、
マネジメント学の権威ですが、

そもそも、
マネジメントって、
どういうことでしょう?

彼は、企業などの組織は、
社会の一員として、
社会の、何に役立つ存在なのかを、
明らかにする責任があると言っています。

ドラッカー教授は、
マネジメントが担うべき役割を、
3つ教えてくれています。

1つは、仕事を通してお客様に喜んでもらうことです。

この世にお客様の存在なくして、
生き続ける組織はありません。

あらゆる組織が、
お客様によって、
存在させて頂いているということ。

ゆえに、仕事を通して、
お客様のお役に立つことが、
マネジメントの第1の役割です。

2つ目は、
働く一人ひとりに、
働く喜びを感じて頂くこと。

そこで働く一人ひとりは、
かけがえのない存在です。

ゆえに、働く喜びを、
感じることができる機会を提供することが、
マネジメントの第2の役割です。

3つ目は、
どんなに良い事業を提供していようが、
その活動のゆえに、
人と社会に、
迷惑をかけることがあってはならない、
ということ。

つまり、社会的責任を全うすることが、
マネジメントの第3の役割です。

ですから、
マネジメントの目的は、
「人と社会に役立つこと」と言えます。

この「人と社会に役だつこと」をすると、
私たちの脳の中では、
何度も申し上げているのですが、
ドーパミンという物質が分泌されるのです。

つまり、人に役立っている感覚を持つと、
脳と身体は生き生きしてきます。

生き生きしますから、
もっと続けて、
やってやろうと思うわけです。

人と社会に役立つことをするのは、
自分にとっても、
役立つということなんですね。

ドラッカー教授が言っているように、
人の、何の役に立つかを、
自分で明確にして、
それをやり始めましょう。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.何個も会社を経営するジェームススキナーから学ぶならコチラ:
今なら「でっかい会社を作る9ステップCD」を無料でプレゼント中です。
http://www.jamesskinner.jp/JMS.php

5 thoughts on “人の役に立つことをしたら・・・

  1. (今朝はパソコンから)杉本さんのプロフィールに書かれている「7つの習慣」をクリックすると、あの素晴らしい動画が紹介されていました♪今の私が見てみての感想は「この動画を全ての教育者に見てほしい!」です。息子の学校では、息子の心に響くことを言ってくれる先生が少ないようです。中学になる息子ですので、年齢的なこともあるのかと思っていましたが、あるセミナーへ参加して帰ってきたとき、その興奮は凄まじいものがありました。楽しくて仕方がなかったそうです。そして、きっと、マドリンせんせいのような方がいらっしゃったら、いつもそこで話し込んでしまうでしょう。今の日常では腐ってしまいそうな息子ですが、私がこういうことをしているので、そこで知り合った方々に会えば息を吹き返します。現在の学校のシステムでは先生の持ち味も出せない部分があるのだと思います。早く、日本も、なんとか教育システムを考え直してほしいです。でなければ、子供達の可能性をみすみす潰しているようなものです。『マネジメント』が、ここで大切なことが分かります。人というものは一人で生きているわけではないので、無意識のうちにマネジメントしている人もたくさんいらっしゃると思うのです。私もその一人でしたが、過去の無知な私は自分がマネジメントが得意だなんて知る由もありませんでした。マネジメントなんて言葉も聞いたことがなかったのです。リーダーシップやセールス、マーケティング、コーチング、これらの言葉はビジネス用語だと思っていましたが、私のような専業主婦が普段使っている技術でもあるわけです。もちろん、自覚して使っている人などごく限られていると思いますが。これが、もし、少しでも理解してその技術を使えば、世界は変わると今では確信しています。そして、これからの子育てには『ビジネス』という分野の学びも必要になってくると思っています。お金の大切さや、提供者と購入者の関係やその他さまざまな生きていくために必要な要素が含まれているからです。現代、知識は簡単に手に入る時代です。記憶しておかなくても調べ方を知っていればよいといってもいいほどです。もしくは、専門知識のある人とお友達であったり。この他にもいろいろあるのですが、子育てで『今やらなければならないこと』を、よりたくさんの人が考えてみなくてはならないと思います。また、順番で行けば、今大人である私が子供達より先に死にます。残った子供達はその後も生きていくことになるのです。厳しい社会情勢だったとしても、ただ喘いでいる姿を子供達に見せてよいのでしょうか?厳しくても精一杯やりながら、ほんの少しずつでも結果を残していくこと・・・ここから子供達自身が希望を見出すのではないでしょうか?ただの知識の習得ではなく、実践するために学ぶ大切さを教えていただきました。これからも、目の前の大切な人が笑顔になるような行動を心がけていきたいと思います。いつも、たくさんのことを教えていただき、ありがとうございます。

  2. 気持ちのよいメッセージです。元々は人がいいので人をがっかりさせるより喜ばせる方が好きな性格です。東証一部上場企業製造業に就職しましたおり、取扱説明書に不備があったのをみつけて上司に間違いを指摘すると「ふん!そんなことで売り上げが上がるのか!」とにらみつけられました。「あー上がると思いますよ。エンドユーザーは商品を購入して使いやすくて満足したらまた買ってくれるし、人にも勧めてくれるでしょう。逆にがっかりさせたら二度と買わないだろうし、人にもよくないと話すことで悪い評判が経ちます。ビジネスとはそういうことのフォローでしょう!そういう細かいことの積み重ねなんじゃなんですか!」と話しても
    分若造がという傲慢な態度。その後、はもっと生産量を上げないとなくなるというと
    「いいから売れるものならある在庫みんな売ってみろよ。」というので「ほーそうかい。じゃ
    売ってやるよ。」と本当に在庫をからっけつにしてやった。利益を追いすぎるから利益がでない。社会人として長く仕事をしていても根性がひん曲がっているから結果がでないんだよってその時思いました。

  3. 会社もまた、社会の一員。

    長く商売をしていると、

    その観念が薄れるようです。

    どういう喜びを提供しよう、

    どうやったら、

    ありがとうが帰ってくるかな。

    改めて、気づかされました。

    感謝です。

  4. すみません。またまたお邪魔致しますm(__)m~今日は、こちらで記入後、あるコンテスト用のコピーを書いていました。約2000字を3本。こちらで毎日書く力を鍛えさせていただいていますが、さすがに、ただ今脳内が捻じれそうです(笑)本当はまだまだたくさん書きたいのですが、今日はこの辺で終わりにしようと思います。もし、よろしければ読んでみてください。こちらで関係しているもののタイトルは「ネクストリーダーでいただいた8つの『鍵』」です。
    コンテストURLを添付させてくださいね!
    http://p.booklog.jp/contest/04/list
    ブラック★サワさんも応募されたのですね!読ませてください♪おもしろそうですね。

  5. 今、読売小町という掲示板で、「『男性のみ募集』と明記できないもどかしさ」というトピックがたっています。
    そこの意見を読めば、日本人の考えがわかります。一部でしょうけれど、それでも貴重な意見です。
    いわく、「均等法などは迷惑な法律。企業の方針があるのにそれに反する性や年齢のものを採用はできない。企業は利益を出さねばならないのだから」「夜の接待があるので、営業は男性のみとか、中小企業では女性営業を認めない頑固親父が社長なので、女性には無理」などなど。いつも思いますが、これが本音でしょう。ドラッカーのマネジメントなど吹き飛びそうな現実があります。いえ、彼らの頭が固いのでしょうね。でも、長いものに巻かれろで生きてきた多くの日本人、この国が、ジョブズのような人間を生み出さなくても不思議ではありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>