ミザリー

miza

質の高いモノに
触れることは重要です。

なぜなら、質の高いものを
知らなければ、自分自身を
高めることができないから、、、

奥さんの料理が上手くなる秘訣

それは、奥さんを料理の美味しい店に
食べに連れていってあげること。。

なぜなら、
美味しい料理を食べたことがない人が、
美味しい料理を作ることなんて
できるはずがないからです。

同じように、
子どもをサッカー選手に育てたければ、
近所のサッカー教室に通わせるだけでなく、
本当に一流選手のプレイを見せることが
必要になります。

最高傑作

僕自身も、
コピーライターとして成長するための一環で、
様々なジャンルで評価の高い
書籍を読むようにしているのです。

そこで、タイトルの本。

多くの方がご存知だと思いますが、
あの映画「スタンドバイミー」や「グリーンマイル」の
原作の著者であり、ホラー小説界の超有名作家
スティーブン・キングの作品です。

そして、そのキングの作品の中でも
最高傑作と呼ばれることもある
「ミザリー」を読んだのです。

いや、正確には、
途中まで読んだ、、、、です。

意外な感想

多くの場合、長年にわたって
傑作と呼ばれ続けている作品は、
やはり、そう評価されるだけのことがあって、
グングンと、物語に引きこまれてしまうのです。

しかし、この「ミザリー」、、

これは、僕がただ単に、
読者としてのレベルが低いだけですが、
まったくオモシロクないのです。。
(もちろん僕にとって、)

っていうか、第一章が終わる前に、
すでに
「周りの評価が高いから」
「古典的名作だから」
「スティーブン・キングの作品だから」

“読んでおくべきでしょう!”

的な義務的な読書になっていたのです。

読書のスピードは進まず、
数ページ読んだら、
眠くなる、、、という状態を
数日間続けました。。

「ちょっと待てよ、、、!」

そんな状態を数日続けて、
ようやく大切なことを、
思い出したのです

それは、、、
“ゼロベース思考”

そう、人には”一貫性の法則”というものが
あって、一度始めたら、
ずっと続けなければいけない、
と思い込んでしまう傾向があります。

しかし、一度始めたからといって、
それが自分にとって有益でない、
と感じたら、すぐに止めればいいのです。

例えば、、見始めた映画が面白くなければ、
 途中で映画館から出ればいいのです。

せっかくお金を払ったから、
最後まで観ないともったいない、
と思うかも知れませんが、
最後までいたとしても、
結局、何も残らないでしょう。。

途中から他のことに取り組むほうが、
残りの時間を有意義に使えるかも知れません。

習い事、、
勉強法、、
人付き合い、、

どんなことでも、
一度始めたからといって、
最後まで続ける義務はないのです。

もちろん、自分にとって、
有意義なこと、必要なことを、
一時的な怠け心によって、

「や~めた!」

なんてことでは、ダメでしょう。
一旦、自分で決めて取り組んだことを
継続することはとても大切です。

しかし、一度ゼロベースで考えて、
つまり、

「もし、自分が今
 これに取り組んでいなかったとしても、
 また新たに始めようと思うだろうか?」

という質問に、
Yes!と答えられない場合は、
今すぐにストップして、

新しいことや
新しい方法を始めたほうが、
ほとんどの場合、
良い結果になるのです。

あなたも今、何かに取り組んでいるけど、
あまり乗り気じゃないな~と
感じていることがあるとすれば、

ぜひ、このゼロベース思考で
こう考えてみて下さい。。

「これ、今やってなかったとしたら、
 もう一回、最初から始めてみたいと思うかな?」って。。

ー 飯村 匡博

PS.
僕にゼロベース思考を教えてくれた人は、
この人です。
http://www.jamesskinner.jp/JMS.php

PPS.
念のため、もう一度言っておきますが、
あくまで「ミザリー」への評価は
僕の個人的な感想です。

かなり評価が高い作品なので、
ぜひ、機会があれば、
読んでみてはいかがでしょうか?

「ミザリー女」っていう言葉が、
現代でも使われているほどですから、、w

4 thoughts on “ミザリー

  1. 納得。や~めた。は得意技です。見切りの良さで、何度も救われました。執着がイチバンコワイと私は、思うのです。

  2. 絵が綺麗!なんて、ピント違いなところが気になってしまいました(笑)~私も、今では、進みはじめて「これは違う」と直感したものは、別の方法で進みます。でも、直感を磨く前の段階では、今からでは無意味なことを果てしなく続けていた。そして、何度も躓き途方にくれたものです。今から思えば、あれがあったから、今のこのスピーディな直感が使えるようになったのだと思います。ダメなら違う方法で!というフットワークの軽さは、現代では大切なのに、まだまだ「いったい何をしたいのかわからない」、「もう、やめてしまうの?」等という言葉が降り注ぐ。そういう人達に説明することは至難の技になる。これを息子に相談すると「その意味をあなたが教えてくれたら、私も教えてあげる」って、言えばいいんだよ!お母さん。…と教えられた。私の思考にはないことなので、常に反復して思い返している。もし、そういう事態が来れば使いたいので。「軸」があれば、フットワークを軽くしてもブレない!むしろ、より安定する。

  3. ゼロベース思考。

    具体的にどう問うのかというところは、
    参考になりました。

    あと一つ要望です。
    ネクストリーダー含め記事全般に言えることですが、
    facebookの いいね!ボタンだけでなく、シェア ボタンがあると助かります。
    自分が何を感じ、何を残したのかの記録になるので。。。

  4. ゼロベース思考、苦手でした。元を取らないと…と思って向いていない教材を一緒懸命学んだり、
    お金と時間をどれだけムダにしてきたか、数えきれないほどです。
    そうそう、
    原発もゼロベースで判断すべきでしょうね。

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