数稽古

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

人って、なかなか変わりませんよね?

では、どうすれば変われるのか。

それには「習慣の力」を活用することです。

まず「やりさえすれば結果の出ること」を探します。

しかもそれは「やろうとすればできる」
単純なことにしてください。

あなたが、今その分野で結果を出していない人なら、
おそらく「それ」をやるのには、
なぜかわからないけれど、すごく抵抗があるはずです。

その抵抗こそが、あなたがうまくいかない原因なのです。

だから、その抵抗そのものに向かっていく。

具体的には、「それ」を体験することです。

心理的抵抗を生む「それ」そのものを
何度も通過していくのが戦略です。

負荷が高すぎたら、挫折します。

だって、そもそもイヤなのですから。

だからこそ、ちょっとでもいいから、
習慣を変えるための一歩を踏み出すのです。

一歩を踏み出すことができたら、
また一歩、また一歩、また一歩、また一歩と
しつこくやっていきます。

一歩ごとに「ふーっ」と息をつきながら、
気を取り直して、また次の一歩を出します。

途中、「もうダメだ」と思ったら
少し休みましょう。

そして、エネルギーが回復したら、
また一歩、また一歩、また一歩とやるのです。

こうしているうちに、あなたの「断続的な実行」によって、
習慣形成の力が働き、以前は苦しかったことが、
「慣れ」でできるようになっていきます。

このとき大切なのは
「本来苦しいこと」は繰り返したって、
やっぱり苦しいっていうことです。

成功への道というのは
「本当は苦しくないはずなのに、なぜか苦しい」だけです。

「本当は苦しくないはず」というのは、
検討すればすぐにわかります。

勉強は、肉体的にはたいして苦しくありません。

苦しいとすれば、おそらく「わからない」のが原因です。

これを解決するには、やさしいレベルに戻るか、調べます。

調べるには、本で調べるか、生身の先生に質問します。

つまり、勉強であれば、「一歩を踏み出す」とは、
「本を選んで、読み始める、解き始める、覚え始める」ということ。

「どうやったら、いいんだろう?」と悩む時間があれば、
有名参考書を、はじめてみる。

何をやったらいいかわからないなら、
合格体験記を探して、そこにのっている本を
どんどん書店で立ち読みしてみる。

やる前に悩むんじゃなくて、
さっそくはじめてみる。

できる一歩を、踏み出しましょう。

あなたには、どんどん成功してほしいのです。

それには、悩むよりも結果につながる一歩を踏み出すこと。

どんなに小さくてもいいから、ゼロ歩ではなくて、一歩。

しつこく一歩を踏み出しているうちに、
あなたの苦しみが融けて「本来苦しくないこと」が、
その本来のすがたを現し、苦しいのではなくよろこびになっていきます。

ある本を覚えるとしたら、
はじめは全然わからなくて、苦しいかもしれない。

でも、わからないところを調べて、
繰り返して、繰り返して、繰り返しているうちに
だんだん覚えてきます。

覚えるほどに、ラクになって、理解も深まる。

しかも、楽しくなってきます。

成功の道は、単純です。

小さな利益、小さな成功を、延々と積み重ねればいいのです。

なぜなら、それは「できる」ことだから。

一発逆転ホームランは、そもそも
多くのひとにとって「できない」ことなのです。

でも、草むしりなら「できる」。

「やりさえすれば結果が出る」ことを、
ひたすら愚鈍にやりつづける。

そうすることで、
あなたはあなたの壁を突破することができるのです。

あなたも、成功の道を歩んでください。

ー吉永賢一

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One thought on “数稽古

  1. 「あなたが、成功者の過去にいるとしたら」という言葉かけをしてもらったのは、約5年前。!もう、こんな年月が過ぎてしまったのかぁ…。あの時の私は、成功者という言葉を初めて聞いた。全くイメージできず質問した。「成功者ってなんですか?」と。あれから、ひたすら、自分にとっての成功者ってなんだろう?と考えてきた。その度に一歩一歩進んだ。過去を振り返ると、すぐそこにあるような気がするのに、あの過去そのものにいたときは、その時間がとても長かった。そして、今ここから未来を見る。ゴールまでの道のりは長く見える。でも、あの未来から今を振り返ったら、きっと今がすぐそこにあるように感じるんだろうな。「あらあら、あんなところで迷ってる(クスッ)」なんて笑っているかもしれない。だから、一歩を踏み出す。ほんの少しでもいい。できたことに集中し、自分を励まし、また次の一歩を前に出す。できなかったことなんてたくさんある。でも、できたことも必ずある。前に進むために必要なものは、できたときの喜び!これだけを握りしめていればよい。今の私も、まだこれしかできない。何度も、自分の握りしめているものを確認する。何度も、何度も…。

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