こんにちは、吉永賢一です。
僕は「ことばの処方箋」ということを考えています。
なにか、自分を変えたいとき、
そのための言葉を作って口に出して言うのです。
その言葉をつくるときの方針や条件もありますので
いずれ整理して書きたいと思います。
その言葉は、基本的には、「アイデア」として出てきます。
ですから、先程はわかりやすくするために「つくる」と書きましたが、
感覚としては、「それは与えられるもの」という感じで、
とても大切にしているのです。
そして、
あらゆる怒りは正当化されない
(No anger is justifiable.)
このことばが表している考え方は、一般的ではありません。
特に、「自分に非があって、相手が怒っているとき」それでも、
「あらゆる怒りは正当化されない」のだと思います。
なぜなら、怒る必要はなく、優しく教えればいいだけだからです。
怒られるようなことをするのは自分が未熟、
怒るのは相手が未熟、未熟同士の似たもの同士だから、
そばにいるんだって、わかります。
怒る相手に怒るなら、自分も同じ場所にいます。
そしてもちろん、「あらゆる怒りは正当化されないんだよ」という言葉は、
相手を批難するためのものではありません。
自己を批難するためのものでもありません。
この言葉は、「批難」そのものを否定しているのです。
伝えたいことがあるのなら「批難」するのではなく、
伝えればいいのです。
そして「感謝」すればいいのです。
（この考え方には、「選り分ける」という考え方が背景にあります。
そのことについても、いずれ書きたいと思います。）
怒る人は、怒る人のそばにいます。
そうして、互いに怒り合う娯楽によって、
その刺激によってエネルギーを得て生きているのです。
「怒る」というのは、相手からエネルギーを奪う行為ですから、
互いにエネルギーを奪い合い、取り合って生きる関係です。
それは、永続的なものではなく、しあわせな関係ではありません。
では、自分はその場所にいつまでもいたいのか？ ということです。
もっとしあわせな場所に出たい方は、
あらゆる怒りは正当化されない
と声に出して何度も言ってみてください。
さまざまなことが、変わりはじめると思います。
ー吉永賢一
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『あらゆる怒りは正当化されない』。けど、感情は存在しますよね。感情のもとに怒りが沸き上がっても、それがなぜなのか？いろんな角度から見ることができれば、これをしているときが「スペース」となり、怒りの感情を表面に出さなくてもよくなります。慣れれば、怒りの感情を動かすこともなくなるかもしれません。たいていの場合、人は相手を怒らすためだけに行動しないので、こちらが解釈を間違い、誤解しているだけの時が多いのだと思います。だから、立場を逆転させれば、相手が怒っているときも同じなのでしょうね。それと、怒りと真剣は違うとも思います。真剣な感情の中には、さまざまなものがあり、行動として表わすものにもいろいろあります。『あらゆる怒りは正当化されない』しばらく、つぶやいてみます！
私は逆に怒れません。
怒られる事はあっても、あまりに怒られると悲しくなります。
ムッとする場合があったとしても、自分が怒られて言われたら..と考えて、冷静になって伝えようとします。
怒りという感情は、自分勝手な考えの場合なのでは。と考えてしまいます。
正当化されない
怒られて気付く場合もありますが、怒りという感情は相手の感情を無視してる気がします。
お互いにとって、怒りの感情のキャッチボールしても仕方ないですからね(*^^*)
相手を理解しようとすれば、怒りの感情は湧いてこないです。
なかなか難しいですけどね。
いつもありがとうございます！
年をとって怒ってくれる人がいなくなり、寂しくおもっています。
でも、それは甘えかも知れず、幻想かもしれません。
ちなみに、すみません、個人的には、
「あらゆる怒りに正当性はない」か
むしろ、「どんな怒りも正当化されない」の方が日本語としてしっくりきます。
怒るの大好き∧∧ と言いつつ…「メチャクチャ」冷静らしいです∧∧
突き詰めれば人間みんな未熟でしょ。不完全な人間が不完全な人間を批判し、非難し、褒め称え、協力しているのが世の中。未熟な人間しかいないから戦争が起こるし、虐殺が後を絶たない。
「全てがあなたにちょうどいい。」と言う言葉を思い出しました。釈迦の言葉だそうです。小林正観という人が紹介していました。
私は、この言葉を飲み込めないまま今に至っています。
が、時々思い出しながら、近づいていこうと思っています。
すべてがあなたにちょうどいい、も覚えてます。そうでね、あのときの感じと似たものを感じます。
”怒り”をパワーに生きてくる人生の前半を経験し、いまあらゆる怒りも正当化されない、がやっと素直に受け入れられるようになってきた気がします。怒りのパワーで刺激をうけて生きてきたんだと、これを読んで気付きました。
自分が素敵だな、って今感じる人たちは怒りをパワーにして生きていません。だから魅力的なんですね。
そんな人になりたいな、って今思いました。思ったから、きっと、なります。笑。
たとえば犯罪の被害にあうように、相手の愚劣さのみで危害を加えられたり迷惑をかけられたりすることがあると思うのですが、それに対する怒りも不適当でしょうか？
「あらゆる怒りは正当化されない」 そうですね 通常の生活において そのとおりですね。
怒ると いかったほうも 怒られたほうも 最悪な気持ちになりますものね。 この言葉 繰り返し 唱えるようにしていきます。
あらゆる怒りは正当化されない。 本当に奥が深い言葉ですね。
私も出来る限り自身の感情をコントロールするために 怒り を抑える方法を色々と模索しています。
ただビジネスの上で 怒る 事についてはやはり必要だとも考えており、時には周りの人も驚く位の大声で猛烈（心の内では冷静に）に怒る事で相手を守る事も出来るのだと思っています。
先日も部下が主要顧客に対し大きな失敗をした際、謝罪も含め私も同行しましたが、先方のいる前で部下に今回の失敗について強く怒る事を事前に伝え、今後の対応策をその場で即返答出来るように準備するよう伝えました。
結果的には先方もご納得いただき（○○さんがそこまで言うならとおっしゃって頂き）部下に対しても最小限の処遇で済んみました。
私はこれの冷静で猛烈な怒りを「パフォーマンス」と呼んでいますが、正当化はされない怒りかもしれませんが、時に必要な事だと考えおります。
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