お金のメンターに学ぶ

okazaki
セルフイメージコンサルタント岡崎哲也

FROM 岡崎哲也

あなたはウォーレン・バフェットをご存知ですか?

『バークシャ―・ハザウェイ』という世界最大級の
投資持株会社の会長兼CEOで、慈善団体に370億ドル
(4兆円弱)を寄付するアメリカ長者番付で1、2位を
争う大富豪なんですよ。

そんなバフェットが生まれたのは、世界大恐慌(1929年)
の翌年というからビックリです。

不景気でもチャンスをつかむ人は、いったいどんな
信念・価値観を持っているのでしょうか?

ほんと爪の垢でも煎じて飲みたいぐらいですよ。(笑)

バフェットがお金に対してどんな教育を受けて
幼少時代を過ごしたのか、そこにヒントが
隠されているのではないでしょうか?

バフェットの父親は、バフェットが1歳になる直前に
解雇を言い渡され、お金の苦労をしたそうなんですね。

その後、バフェットは、何と6歳で商売を始めた
そうなんです。

『6歳で商売??』

それは祖父が営んでいた食料品店からチューイングガム
を3セントで仕入れて5セントで近所を1軒1軒、
売り歩いていたそうなんですね。

素晴しい!

そして11歳で、姉と一緒に1株38ドルで3株の株式を購入。

その後、1株27ドルまで下落。

40ドルまで値を戻したところで売却したそうですが、
その株は長期的に上昇し続け最終的には200ドルに
なったそうです。

この経験からあわてて小さな利益を得ようとせず、
長期投資する忍耐を学んだそうです。

ところで以前、私のところへ保険の代理店をされている
40代男性Aさんが相談に来られました。

売り上げは悪くないそうですが、稼いだお金を
お客さんとの付き合いなどでばら撒いてしまうと
いうのです。

なぜならAさんは、
【お金を持つと幸せになれない】
というイメージを持っていたんですね。

それはAさんが小学2年生の頃、父親の建設会社の
事業が流れに乗り始めたそうです。

急に羽振りがよくなった父親に、下心ありありに
近づいてくる親戚、友人、知人、女性。

周りにおだてられて舞い上がっている父親は、
毎晩、飲めや歌えの宴会の日々。

母親がどんなにいさめても、全く聞く気が
ありません。

いつしか両親の夫婦仲は悪くなり、母親は、
子供のAさんに
「お金が入ってきたばっかりにウチの家は変になって
しまった。お金が無かった時の方が良かった」
と、いつも愚痴をこぼしていたそうです。

その為、子供のAさんは、『お金=幸せになれない』
というネガティブなイメージを持った事を
思い出したのです。

そのイメージを無意識に持ち続けていたので、
お客さんとの付き合いを理由にお金をばら撒いて
いたんですね。

そこでAさんが子供の時に持ってしまった
お金のネガティブな感情を吐き出していきました。

舞い上がっているお父さん、お父さんの愚痴を
言うお母さんに対する怒りと悲しみ、
お金に群がる人達への恐怖、などなど。

そして最後に、
【お金を持つと幸せになれない】という思い込みを
【お金を持ってもいい。お金は幸せの象徴だ】
と書き換える事ができたのです。

このお金のネガティブなイメージは、【お金のブレーキ】
と呼ばれて、このブレーキとアクセルを同時に踏んでも
なかなか望んだ人生に進めないんですよね。

ところで子供の頃、お金の大切さを知りビジネスを始めた
バフェットは、今、どんな生活をしていると思いますか?

今は、ネブラスカ州のオマハという片田舎に住み、
運転手も守衛も雇わず、小さな家で質素に暮らしている
そうです。

バフェットはどんなにお金持ちになっても、
お金の魔力には惑わされなかったんですね。

そういう意味でも、お金は社会に価値を提供した対価
として得られるものでいいものなんだと、お金に対して
プラスのイメージを持つ事が大切になってくるようです。

ところでもしあなたがお金に対してネガティブな
イメージを持たれていたらプラスのイメージに
変えてみませんか?

岡崎哲也

PS:お金に対してのイメージやご自身のセルフイメージを変える

ためにもこのプログラムはお勧めです。

http://www.0stresslife.com/zrl/

4 thoughts on “お金のメンターに学ぶ

  1. お金に対するネガティブイメージがあるとしたら、それはかなり強烈なものではないかと、思ってしまいます。
    私も、そのイメージを持っていました。それが「過去の私の常識」だったのです。
    ですが、広い世界に出て(といってもインターネット上ですが(笑))、人としての本質を持つ人が発する言葉を聞いていくうちに、お金に対するイメージが逆転しました。
    それは、知識を得てから、自分で試してみなければ変化しませんでしたが、今では、無意識レベルで「お金」の尊さを感じることができます。
    お金とは、幸せを手に入れるための一ツールにすぎず、それをコントロールする「自分自身」が、しっかりとした軸を持ってさえいれば、クリアなお金を手にるすことができるのだと思います。
    このクリアなお金は、多くの人の幸せを運んでくるはずであるということも、今はなんとなく分かります。
    自分の手元に入ってくるお金の量を、他とくらべるのではなく、自分の幸せのためにどれだけお金が必要か?と考え行動できるようになった時、自分の手元にクリアなお金が流れ込んでくるのではないでしょうか?
    これが、私がここ4年ほどかけて、学び考え得たことです。
    そして、今度は、この考えを、我が子や私に関わってくださる人に伝えていく努力をしています。
    なかなか難しいですが、我が子の時代が少しでも住み良きものになるなら、今の努力を惜しむべきではないですよね!

  2. 初めてコメントします。
    私にとってお金は「あるにこしたことない」ものです。
    でも、主人の商売を手伝っていると「お金がほしい」と切実に思うことがあります。
    何か仕掛けるにしても「先立つもの」=お金ということが多いからです。
    でも「お金に変えられない物」というものも存在すると思います。
    そして私はそのものの方が自分にとって一番大切な価値のある物でありたいと思います。

  3. 大好きなバフェットさんの名前が目に入り、興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。

    これまでに僕が学んだ【健やかなお金フロー】は
    新たなものを生む(始める、稼ぐ)→学び育む→使う→役に立つ(喜ぶ)→成長する→
    →新たなものを生む

    僕には子供の頃から尊敬する伯父さんがいました。彼の枕元には2台の、ダイヤルがついていない電話が置かれていました。子供ながらに、なんでダイヤルがついていないんだろう?どこに繋がっているんだろう?と不思議に思っていました。ある時に母親に尋ね、株屋さんに繋がっていることを知りました。2台の電話は売りと買い専用回線でした。
    子供の頃から勉強もでき、大変優秀な人だったそうです。また陸上競技で国体の選手に選ばれるほど、運動神経も良かったそうです。
    そんなある日、彼は高熱が原因で重度の身体障害者になります。ほぼ寝たきりで、周りの介助がなければ食事や排泄もままならない状態です。
    直後はきっと大変落ち込み、絶望のふちまで行ったことでしょう。しかし、もともと努力家で克己心が強い彼は人生を投げ出さず、生きてゆく術を身につけました。それが株の売買でした。その収入で自分の生活費を稼ぎ、僕ら子供たちのお年玉やお小遣いは欠かさずくれました。心の底から感謝していた気持ちの現れだったのでしょう。身の回りのお世話をしていた妹夫婦には家を新築してプレゼントしました。亡くなる数年前だったと思いますが、最後の夢を叶えるべく、キャンピングカーを誂え、日本中を旅することも出来ました。
    その途中で我が家にも立ち寄り、見せてくれた笑顔は誇らしげで、子どのような満足感を素直に表していました。そんな伯父さんを見て、僕も子供ながらにココロの奥の方が熱くなったのを覚えています。
    その伯父さんは、何か予感していたのか、僕がまだ小さい頃から、彼のところへ行くたびに、株を勉強しろ、株の動きを見ていたら世の中の動きが分かるからと、株を学ぶことを勧めました。もし彼の言うことを理解し、学んでいたら、その約20年後に起きるトラブルは回避出来たかもしれません。

    バブル期に販売された高額融資一体型の変額保険。26歳の時、僕はその連帯保証人になり、33歳の時、父が他界したと同時に2億6千万円を超える金額の債務者になりました。
    27歳で独立創業した子供服メーカー。紆余曲折を経てやっと軌道に乗り、年商2億円を超えた頃、それを大きく上回る2億6千万円の負債。
    文字通り手塩にかけ育ててきた会社を愛すべき仲間に託して退職し、僕はその債務と対峙することが任務になりました。

    気が遠くなるほどの長い時間をかけ、お金の尊さ、怖さを知りました。
    そして、その面白さにも気がつきました。
    多くの人がお金に執着する理由や手放したくない理由。
    今のところ日本では子供の親になる時に免許が必要ありません。
    同時にお金を使う免許もありません。

    肝心なことは、誰も教えないこと、学べないことは、
    ヒト真似をしてはいけないということです。

    言葉使い、態度、人との接し方、働き方、稼ぎ方などは、良いなあと感じたら、多いにヒト真似をしたら良いと思います。
    でもお金の使い方、育てた子供の使い方(役立て方)は場数を踏んで身につけるものです。
    (【使い方】だけにフォーカス)

    そして自分独自の選択眼を養って、世の中や人の役に立つ、人が喜ぶ、生き金を使い、誰も喜ばない、あるいは悲しんだり、苦しんだりする人がでてくるような、死に金を一切使わない人間になること。

    小さなお金を使えれば満足という人は少しの時間、場数を踏んで学び、大きなお金を使いたい人は、それ相応の膨大な時間、場数を踏んで学ぶことをお勧めします。
    僕も15年かけて身をもって経験して、そして今では確信することができました。

    >『バークシャ―・ハザウェイ』という世界最大級の
    >投資持株会社の会長兼CEOで、慈善団体に370億ドル
    >(4兆円弱)を寄付するアメリカ長者番付で1、2位を
    >争う大富豪なんですよ。

    でありながら

    >今は、ネブラスカ州のオマハという片田舎に住み、
    >運転手も守衛も雇わず、小さな家で質素に暮らしている
    >そうです。

    そんなバフェットさんと伯父さんのことが大好きで
    ココロの師匠として尊敬し日々研鑽しています。

    僕もそのひとりですが、自分と向き合い
    幸せを目指しているみんな、明るく元気に、顔晴りましょう!

  4. お金は、子どもたちを育てるために必要です。贅沢や見栄のためでなく、必要なことに充分に使えるだけ稼ぎます。私にとってお金は、愛情です。

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