私たちとミッションの関係

from 杉本

かつて、自動車メーカーのニッサンを急成長させた、
カルロス・ゴーン氏は、
結果を残したいなら、
こうすべきだということを、
次のように言っています。

1.目的地(方向性)を示す(ミッション)
2.戦略を立てる(いかにして目的地にたどり着くか)
3.実行計画を立てる
4.責任の所在を明確にする
5.優先順位をつける
6.コミットメント(決意)する
7.結果を残す

企業が生き残り、成功を収め続けるには、
まずミッションを持たなければならない、
と言っているのです。

現代経営学の始祖とも言われる、
ドラッカー教授も、

「ミッションからスタートしなければならない。
 ミッションこそ重要である。
 組織として、人として、何をもって憶えられたいか。
 ミッションとは、今日を超越したものでありながら、
 今日を導き、今日を教えてくれるものである」
              ピーター・ドラッカー

またドラッカー教授は、
「(企業の)トップ本来の仕事は、
 今日と違う明日をつくり出すことである。」

とも主張しています。

組織は、「人の集まり」ではなく、
「考え方の集まり」であるがゆえに、
方向性を必要とします。

つまり、ミッションは、
私たちが目指す方向を、
示すものなのです。

ですから、組織が示すミッションが、
自分たちのとるべき行動や、
何かを決める際の、
判断基準となってくれます。

また、価値あるミッションに、
志ある優秀な人材が集まり、
その場に留めさせくれ、
成長を促してもくれます。

企業にミッションが必要なように、
私たち、個人のレベルではどうでしょう。

自分の人生の方向性が明確でないために、
ときに迷い、ときに悩み、
ときに無力感にさいなまれるという経験が、
私たちにも、あるのではないでしょうか。

と言うことは、
私たち、一人一人も、
ミッションを持つ方が、
良いのではないでしょうか。

個人のミッションも、

「自分はどうありたいのか」

「周囲の人たちに、
 どのような貢献をしたいのか」

「そして、そのために、
 いかに生きていくのか」を、

目に見える形に、書き表したものです。

言わば、
「人生という航海における羅針盤」です。

「自分はどうありたいのか」

「周囲の人たちに、
 どのような貢献をしたいのか」

「そして、そのために、
 いかに生きていくのか」

この3つの質問に、
答えてみませんか?

そして、それを文章にしていくと、
自分のミッションが出来上がります。

困ったときは、
ミッションに戻ります。

ミッションを味わっていると、
何をすべきかが、
見えてくるのです。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS. 精一杯、楽しく、幸せに生きる方法は、
ここからも知ることができます。

http://www.0stresslife.com/zrl/

One thought on “私たちとミッションの関係

  1. 自分の人生で、未知なる領域、コンフォートゾーンを超えた領域に踏み出しました。迷います。揺れます。頼れる羅針盤を、明らかにしていきます。人生の迷子にならないように。

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