人を成長させるエンジン

from 杉本

私がまだ小学生だった頃、
刈り取りの終わった田んぼで、
美しいトカゲを見つけました。

家にもって帰り、家で遊ばせていると、
行方不明になってしまいました。

ところが、突然母の前に現れたのです。

生き物を家に置いておくのは、
私しかいないので、
当然、すごく怒られました。

私には、いろいろと前科があったのです。

おなら虫(と私は名付けた)を、
家の猫に何度も襲わせて、
においを、部屋に充満させたり、

何かの卵を持って帰って、
天井(それも両親の寝ている部屋)に貼付けておいたら、
ある日、クモの子達が、天井から一斉に降りて来たり、

いろいろ親に
ストレスを与え続けたようです。

でも私は、親を困らせようとして、
やったのではなく
知らないことを、知りたかっただけなのです。

アインシュタインは、
「あなたの強みは何ですか」と聞かれて、
「好奇心です」と答えています。

好奇心は私たちを成長させる強力なエンジンです。

例えば、ピアノを楽しく練習すると、
ずっと続けられますが、

誰よりも、上手に引かなくてはいけないなどという
プレッシャーを、
自分に与えたり、
誰かから与えられたりすると、

私たちを成長させてくれる好奇心は、
たちまち衰えてしまいます。

また何に対しても、
わくわくした気持ちを持たないでいると、
目の前にあるチャンスや幸運を、
簡単に見逃してしまったりします。

それに対して、好奇心を持っていると、
何かを発見します。

何かを発見すると、
もっとその喜びや「わくわく」感を感じたくて、
そのことについて、調べ始めます。

そうすることで、ある特定の分野に精通し始め、
能力が身に付きます。

そして、
次に何をどう学べば良いのかもわかってきます。

そうです、
好奇心は、私たちを成長させる強力なエンジンなのです。

好奇心を、もっと強く持ちましょう!

何かに好奇心が湧いて、
観察したり、調べたりし始めると、
頭の中ではドーパミンというホルモンが分泌されます。

ドーパミンが分泌されると、
私たちは、「わくわく」「どきどき」し始めます。

「わくわく」「どきどき」することが少なくなることと、
アルツハイマー病とは、
関連していると言っている学者も多くいます。

「わくわく」「どきどき」することは大事です。

「わくわく」「どきどき」は
簡単なことで、感じることができます。

例えば、朝の散歩を、
いつもと違う所を歩いてみると、
新しい風景に出会い、
「わくわく」します。

いつもと「ちょっと違うこと」をやってみたり、
まだ試したことのないことを、やってみたりすると、
好奇心がむくむくと、わき起こってきます。

好奇心を持って、
自分をどんどん成長させましょう。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.この簡単なエクササイズを行うことで
あなたの人生は180度変わるのではないかと思います。
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5 thoughts on “人を成長させるエンジン

  1. 杉本さん、いつも気付きを頂きありがとうございます。「わくわく」「どきどき」素晴らしいです。スポーツもやっている間は「どきどき」するし、観戦するだけでも「わくわく」します。だから体にも心にもいいのかもしれません。仕事でも高いハードルを越える為に自らプレッシャーを与えて「どきどき」すると最終的にはそのハードルが低くなって更なる高さへ挑戦する事に「わくわく」したり。常日頃から「わくわく」するか、自身に問いかけてみる。そして「どきどき」する環境に身を置いてみる。意識してやってみます。

  2. おはようございます、杉本さん。『好奇心』がエンジンであることを、私も実感しています。自分自身のことは、ずいぶん成長させることができましたが・・・今朝は、悩んでいる母親として書いてもいいですか?・・とお聞きしているのに書く気満々なのですが(苦笑)私には、中2の息子と小2の娘がいます。今回の一番大きな悩みは息子に関連することです。???といっても、最終的には私の問題なのだと思いますが・・・。息子は、親の私が言うのもなんですがEQはとても高いようなのです。ですが、IQの分野でも、学校でのテストの点数になると学内で中の上くらいです。これにはお互いに満足していないので、向上するために取り組み中です。また、息子自身の興味のあることについては「どうしてそこまで気になるの?」というくらい知りたい病になります(笑)それなのに、頭では点数を取っていた方がよいことは分かっているけれど、この知りたい病にはなりません。私自身、高校生の時はこんな感じだったので、気持ちが分からなくもないのですが、親になった今となってはどう接していいのか悩むところです。私と息子との話し合いで、常にいろいろ試してはいます。私が学生の時は部活が楽しかったので、これが磁石の役割をしてくれました。それが、息子には理科部などもなく、それを作ることも阻まれているので部活をワクワクの元にすることも難しいです。いっそのこと今は学校に行かない方が時間を有意義に使える!とまで思ってしまいます。・・これは、私の常識からではかけ離れていて踏み出すことにブレーキがかかります。理想とすることと現状のギャップをどう考えていいのか行き詰ってしまいます。~愚痴ってしまいました・・。とにかく向き合うしかありませんね!諦めず・・・。

  3. 子供に期待するから悩むのでしょうね。好奇心の対象が人によって違うのだから、自分の価値観を押し付けると好奇心も奪うことになりかねません。一番身近な家族にこそ、期待しないことが幸せだし、好奇心を育てるのに良い方法だと思うのです。我が家は、妻も子供も放置プレイです。助けを求められたときだけ助けます。喧嘩もなく幸せそうなんですけどね・・・気のせいかなw。わたしはもちろん幸せです。

  4. 最高~!!好奇心!!

    ただ私の場合多すぎて、フォーカスする事が
    大事ですけどね(笑)
    でないと、230年位は生きてないとやりきれなさそうです。

  5. 子育て・・・根気と忍耐です。酒林さま、それにつきます。好奇心は素晴らしいようですね。
    次はそれを将来への向学心にうまくつなぐことですね。学校以外のサークルや、クラブで、あればいいですね。我が家は、家族のリクリエーションの一環に組み込みました。決して、否定せずに、うまく伸ばしてあげてください。そのためには、あなたが、一番の応援者にあり続けるのが、一番です。特に何もしなくても、否定しないだけでも、十分です。プラス、必要な基礎学力は、今身につけなくてはならないのは当然で、だからといって、いま結果出るものでもないので、我慢して見つめていきましょう。根気と忍耐です。がんばって!

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