心に刻まれた想い

okazaki
セルフイメージコンサルタント岡崎哲也

FROM 岡崎哲也

あなたはもっと自分の力を発揮したいと思いませんか?

私がどん底の時に何度も励まされた大好きなストーリーを
ご紹介しますね。

相撲の若ノ花、貴ノ花のお父さんの二子山親方が
昔、貴ノ花と呼ばれていた時の事です。

大関で50場所を勤められたのですが、
それまで順調にいったわけではありませんでした。

大阪場所の初日、相手力士と頭と頭で立ち会いで
ぶつかった時に、背骨を痛めてしまったのです。

そしてレントゲン写真を撮った時に、医師から
「あなたは背骨がグチャグチャになって
神経が飛び出ている。このまま続けたら
半身不随になるから相撲取りを引退しなさい」

と言われたのでした。

大関になって3場所目。
今から横綱を目指して頑張ろうとする時に、その言葉は
非常にキツイ言葉でした。

この時、貴ノ花は自暴自棄になって暴れ狂いました。

それを誰1人として止める事ができなかったのです。

ところが、それを止めた人が1人いました。

それは植冨貴子さんという方の娘さんの由香ちゃん
という9歳の女の子でした。

その女の子は、小児白血病で大阪の病院に
入院していました。

その由香ちゃんは世界中で一番好きな人が
貴ノ花だったんです。

貴ノ花が勝った時には症状が良くなり、負けた時には
悪くなるというぐらいに貴ノ花のモーレツなファン
だったんですね。

この由香ちゃんが、貴ノ花が引退するという事を
新聞の記事で見た時に、ガタガタガタと症状が
悪くなったのです。
そして本当に死ぬ間際までいきました。

この時、お母さんは、うちの由香を助けるのは、
貴ノ花が元気な姿を見せる事しかないと思って、
貴ノ花に心を込めて手紙を書きました。

『・・・腹痛、発熱、血尿、そんな中での歩行訓練。
でも決して由香は弱音を吐きませんでした。
親の私でさえ見上げるほどでした。
歩こう、歩きたい。

この目で貴ノ花関の相撲を見に行きたい。
この手で握手がしたい。

「貴ノ花さん、頑張ってください」
毎晩、お祈りしてから眠りに就く由香の希望を
叶えてやってください。

もう一度、土俵に上がってください。』

貴ノ花はこの手紙を読み終えてから暫く放心状態に
なったそうです。

1つには、最後の便せんの文面の途中に涙の後を
見たからです。

万年筆で書かれた文字がにじんで淡いセピア色に
なっていたのです。

いつの間にか貴ノ花の目には、涙がにじみ、
深く心に刻み込みます。

軽量で、しかも脊髄に故障を抱えている。

真正面からいくのは絶対に不利だ。

“でも逃げない。ぶち当たっていくんだ”

後になって貴ノ花は、「私の相撲は、この植冨さん親子が
作ってくれたんですよ」と語っていたそうです。

ところで私たちは、周りの人達にたくさん支えられて
いますが、普段は当たり前になっていて、なかなか
それに気付けない事ってないでしょうか?

ですが、その支えられている事に気付き、それに
感謝する事ができれば自分のパワーに変える事が
できると感じています。

私は会社倒産後、それまで前職の仕事仲間から
温かく支えられていた事に初めて気が付けたんですね。

そして上京して人脈ゼロでどん底だった時に
受け入れて支えてくれた周りの人達の、
「元気でやってるか?頑張るんだぞ!」
そんなさり気ない言葉と温かい眼差しが、こんなにも
ありがたいものかと、とても心に沁みたのでした。

『今まで自分を支えてくれた人達に恩返しをしたい』

ところであなたは今までどんな人達から支えられてきましたか?

その時に心に刻んだ想いを教えてくださいね。

PS:自分を支えるのは、
間違いなくセルフイメージです。
セルフイメージを良くするためには
このプログラムがお勧めです。

http://www.0stresslife.com/zrl/

9 thoughts on “心に刻まれた想い

  1. 素晴らしいお話をありがとうございます。胸が熱くなりました。

  2. 素晴らしい話をありがとうございます。つい自分は頑張ってる、周りにもっと頑張ってほしいと思ってしまうことがありますが、実は知らないところで支えてもらっていたということがあるように思います。

  3. 支えられてきた人…、その時心に刻んだ想い…。私は幼い頃から健康面ではすごく恵まれた方ではありませんでしたが、ご縁に恵まれたと思います。お金では変えることのできないたくさんの人の真心をいただきました。ここ最近の1年10ヶ月+3年半には、さらに、様々な出会いがありました。それぞれの人達からたくさんのことをいただき、今もいただいています。ありがたいことです。お一人お一人のお顔が目に浮かびます。インターネット上では、文字でしかわからない方もいらっしゃいますが、文字から伝わってくるものは同じです。私には、今のところ形として大きな物を恩返しすることはできません。なので、私が考え出したことは「今と未来の私の行動を示すこと」、これが今の恩返しの方法です。行動を継続することで、いつの日か大きな物をお渡しできるようになりたい!その想いを支えにしています。~今朝も岡山はお天気♪この恵まれたお天気のもと、一歩一歩前進します!~犬の散歩中に記入~

  4. 本当にそうですね。。自分の気付かないところで人に支えてもらっている、ここまで育ててもらっているのですね。この瞬間に意識を注ぎ、大切に生きてゆこうと思います。

  5. 今現在も誰かに支えられて生きています。借りの人生で終わりたくはないので、死ぬ時には+−0で終わりたいですね。

  6. 人から支えられていると実感した時はありがたい気持ちとなんでもっと早く気づくことができなかったんだという悔しい気持ちが混じります。
    そのありがたみで人は成長するんですよね。

    私は大学を卒業して家族に凄く支えてもらったと感謝の気持ちでいっぱいです。
    今まで与えてもらったことを今度は周りの人や家族に与えていきたい気持ちです。

  7. 私は二十年前、大病をして死にそうになりました。その時、支えてくれた人たちのことは忘れません。当時、父とは険悪な仲でしたが、一人暮らしの留守電に「大丈夫か?食べてるか?」の父の言葉が入ってました。涙が止まりませんでした。感謝の心はどんなマイナス感情にも勝つんだなあと思い、それ以来、父への態度が少しずつですが、優しくなっていきました。父は十年以上前に他界しました。

  8. 究極の人生は”感謝する心を養うこと”だと思います‼
    そして更に…その感謝を持って”恩返し”することと、恩を頂いた時の様に他人様にもしてあげる
    “恩贈り”が出来たらも〜言うことないんじゃないでしょうか(>_<)!

    だって感謝出来る状態は1番素直で綺麗な心がないと生まれませんからね☆

    困った事に…分かっていてもなかなか出来ないのが人間なんですよね…。

  9. 両親・兄弟・妻・子供・恩師・友人・知人・本当に多くの人たちの支えがあって生きてこれたと思います。
    感謝感謝ただそれのみです。ひたすら頑張ってこれからは人を支えたいと思います。

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