1903年12月17日
アメリカのノースカロライナ州で
歴史的な出来事がありました。
ウィルバー・ライトとオーヴィル・ライトが
世界初の飛行機による有人動力飛行を成功させた、
人類にとって歴史的な１日だったのです。
しかし、その数週間前にライト兄弟より早く、
しかも潤沢な資金を投入し、強力なエンジンを
搭載した飛行機の発射テストが行われていたのです。
もう一つのストーリー
１９０７年10月７日
エンジニアであり発明家でもあった、
サミュエル・ラングレーが作った飛行機は
発射台を離れるとすぐに墜落。
前方の翼にひどい損傷を受けました。
その後。
ライト兄弟が初の飛行に成功する８日前にも、
ラングレーは、改良を加えた飛行機で２度目の
挑戦をしたのです。
しかし、次も発射の途中で尾と後方の翼が大破して、
その試みは失敗してしまったのです。
一方ライト兄弟は強力なエンジンではなく、
バランスと操縦に全ての労力を集中させ、
丘の上からグライダーだけでも飛べる方法から
アプローチしていったのです。
そして、グライダーだけでも飛べるようにしてから、
エンジンを取り付け、
見事に人類初の飛行機を
とばすことに成功したのです。
多額のお金と人員を動員して失敗したラングレー。
研究と試行錯誤することにより、成功したライト兄弟。
違いは何だったのか？
こういった違いは、
あらゆる場面でみることができると思います。
しかし、この話の興味深い点は、
どちらも飛行機を飛ばすために、
最大限の努力をしたということなのです。
一方は、成功しない方法に
全財力、全精力を注ぎ込みました。
かたやもう一方は、
成功する方法を見つけ出し、そこに
全精力を注ぎ込んだのです。
つまり、どんな物事にも、上手くいく方法があれば、
どんなにがんばっても上手くいかない方法があるのです。
もし、あなたは今の人生において、
上手くいっていないことがあるのであれば、、、
望み通りの結果が得られていないのであれば、、、
それは、あなたのがんばりが足りないのではなく、
方法が間違っているという可能性がないでしょうか？
少し時間をとって、
次の質問に対する答えを考えてみて下さい。
「今の方法を続けていて、
望み通りの結果が得られるのだろうか・・・」
ー飯村匡博
PS.
元パイロットが考えだしたこの方法も、
かなり興味深い誕生ストーリーがあったんです。
↓
ライト兄弟の1903年12月17日と、ラングレーの１９０７年10月７日が、話の内容からするとどうしても辻褄があわないように思います。
間違いなら間違いと訂正し謝罪すべし
大上段に振りかぶってなに偉そうなこと言っているんだ
筆者の飯村 何とか言え
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