究極のコミュニケーション術

いよいよ、あさっては六本木で
ロイス・クルーガーの来日イベント、
ネクストリーダーサミットが開催されます。

今回、ロイスが話してくれるのは
「究極のコミュニケーション術」です。

今から僕もロイスの話しが聞けるのを
非常に楽しみにしています。

コミュニケーション4つの段階

あなたもご存知かもしれませんが、
コミュニケーションには以下の
4つの段階があると言われています。

(1)自分がいいたいことを適切に伝える
(2)相手の感情を読む
(3)相手の思考を読む
(4)相手に熱を伝播する

一般的に多くの人は第1の段階の人を
指してコミュニケーション能力が高いと
思っています。

だから、
おしゃべりな人=コミュニケーション能力が高い
と思われがちなのです。

しかしそれは大きな間違いです。

例えば、採用などの面接をしていると
単におしゃべりが好きの若者が、

「僕はコミュニケーション能力が高いから
営業職に向いています!」

などと主張したりしています。

しかし単なるおしゃべり好きの若者が
そのコミュニケーション能力を使って
優れた営業マンになることは稀でしょう。

なぜなら優秀と言われる営業マンは
最低でも第3の段階「相手の思考を読む」
ことができないといけないからです。

つまり、単なるおしゃべりが好きなことと
コミュニケーション能力が高いこととは
大きく異なるということです。

相手の思考を読む能力が高いということは、
自分がこう言えば、相手がこう反応すると
いうことが分かるということを指します。

なので商談などを通じて、
自分がこう言い、相手がこう言うだろうから、
次は自分はこう言おうなどと先を読みながら
会話ができるようになります。

まるで将棋で何手も先を読みながら
駒を打つ名人のように。

メールでのコミュニケーション…

またメールだけでコミュニケーションを
しなければいけないときはまた別の
コミュニケーション能力が問われます。

なぜならメールでは相手の表情が
全く見えないからです。

「こういう表現をしたら相手はどう思うだろう?」
というシミュレーションを何度も
繰返しながらメールの文章を練るのが
メールでの優れたコミュニケーションです。

例えば、上司が部下に気軽に
質問をしようとして送ったメール

「Aさんに電話したよね?」

これを受け取った部下は、
冷たい上司にプレッシャーをかけられて
いると受け取るかもしれません。

しかし上司は全くそんな気はなく、
ただ気軽に質問をして答えを
確認がしたかっただけです。

相手の顔が見てコミュニケーションが
取れないメールではこのようなことが
意外なほどよく起こりがちです。

また表情がうまく伝えられない
メールだからこそ、顔文字という
ツールも生まれたのでしょう^^

相手に熱を伝播する・・・

そして、もしあなたが真のリーダーに
なるのなら第4の段階「相手に熱を伝播する」
コミュニケーションスキルを持つ必要が
必ず出てきます。

チームメンバーに熱を伝播し
チームを大きく動かし勝利に導く。

組織でデカいことをするのなら、
必ずその熱を伝播するコミュニケーションの
スキルが必要になるときが来るでしょう。

さて、ネクストリーダーサミットで
ロイスは私たちにどんなコミュニケーションの
極意を教えてくれるのでしょうか。

世界72カ国で現地の人と契約をし、
1000億円のビジネスを成功させた
「コミュニケーションの極意」を
またレポートできればと思います。

磯貝優

追伸:

今回のネクストリーダーサミットの
募集は残念ながらもう終了しましたが・・・
英語でコミュニケーションマスターを目指すなら
まずはコチラがオススメです。

7 thoughts on “究極のコミュニケーション術

  1. たしかに、メールの場合、こちらの意思が誤解されるのが怖くて顔文字使うことがよくあります。

  2. (4)相手に熱を伝播する

    は、今私がもっともスタッフに
    行いたいことです

    自分の熱を周りのスタッフに伝播すれば、
    仕事のスピードは今よりも格段に上がることは
    目に見えています

    まだ私のコミュニケーション力が足りないのが
    欠点であることは分かっているので、
    しっかり養いたいと思います

    ありがとうございます

  3. 前によその会社の営業の方がそれは立派なプレゼンをしました。話し方からして抑揚をつけて
    相手の名前を呼び、発声練習をしているのではないかと思える通る声で、そして順番から内容も全く無駄がなく完璧に商品の説明をしました。しかし、相手を説得することができず、その会社の社長は「ああいうのは馬鹿にされますよ。」と言ったのは意外でした。その人が唯一できなかったのは「聞く」ことです。自分が完璧に自社商品を説明するのはいいのですが、相手には相手の都合や求めるものがあり、それは相手によって異なります。だから、如何に相手の
    ニーズを満たしていくのかというコンサルタント的に営業はやった方がうまくいくと思います。

  4. 私は、現在、自分の夢を実行しながら、パートで働いていますが(店長不在の店長代理)、
    採用面接を多々している中で、「相手を読み取るには、どのような質問をしたら良いのか?」を、
    切実に、考え始めました。
    何人も、採用し。やめていく人・やめさせられる人・・・
    最近になって、分かり始めました。

    *声が明るく ・ 反応が早い ・ 自己PRを持っている ・ コミュニケーションが取れる・・・・・等~

    自分から、質問をしてくる位の人は、見込みあり。

  5. コミュニケーションの戦略では相手の考えや感情を読むことが重要視されると思う。ただ、真の友人に対しては相手のニーズに応えるだけではなく、相手の弱点となりがちな偏りの元となる痛みを癒し、バランスを整えていってあげることが重要だと思う。世界中の人たちが親友になる・・・理想論かもしれないけど、そんなビジネスをしていきたいと思う。異論はあるかもしれないけど、私はこのことを中国人から学んだ。中国人は大切な人を長い年月をかけて慈しみ育てて行く哲学がある。日本人の鍋に対する感覚と似ているのだが、中国人は美味しいお茶を入れるのに新しい急須を好まない。長い年月をかけて茶の味や香りを吸い込んだ古い急須を使う。新しい急須では決して出せない深みが出るからだ。中国語では養壺(ヤンフー)の心と言う。お陰で多くの事を学ばせて頂いた。より多くの日本人が中国人と信頼関係を築き、育ててもらえればいいと思う。

  6. 人が何を考えているかを想像できないと、その先で何を言うかなんて考えられませんものね

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