FROM 岡崎哲也
あなたはどんな音楽が好きですか?
音楽はとても素晴らしいですよね。
私たちをとても楽しくさせたり、気分を高揚させたり、
希望に満ちたり、悲しみを忘れさせたりします。
さらに外国人の方と言葉が通じなくても、音楽を
通じてコミュニケーションができるからです。
ところで世の中には絶対音感を持っている人達が
いますよね。
初めて聞くメロディでもドレミファソラシドで
聴く事ができ、ピアノなどの楽器を簡単に
弾きこなす事ができるそうなんです。
そしてクリエティブな発想で音楽を作れるそうですが、
すると自分も周りも楽しませる事ができますよね。
以前、私はこんなお話しを聞いた事がありました。
成人した2人の兄弟が絶対音感を持っている事を
聞いたんです。
それってちょっと珍しいですよね。
そこでどんな育て方をしたのか、そのお母さんに尋ねて
みました。
すると、興味深い事に2人が3~5才の頃の遊びに
秘密があったようです。
それはどういう事かというと、
様々なガラスやプラスチックのコップ、ボール、
お茶碗にお水を適当に入れて、箸で叩くんです。
キンキン、コンコン、ポンポン、パスパス(笑)
少し行儀が良くない事の方が、子供たちは
面白がって遊びますよね。
さらに、他の材質の器を持ってきたり、
それを器の中の水を足したり引いたりして
ドレミファソラシドの順番に並べ替えていくのです。
これを母親が率先して子供たちと楽しんで
遊んでいたそうで、ただし、割れる材質のものは、
優しく叩くように教えていたそうです。
そしてクラシックを中心にあらゆるジャンルの
音楽を聴かせていたそうなんですよ。
このお話しを聞いて、
「僕もそう育てて欲しかった・・・・」
と思いました。
ちなみに私は、音感は全くありません。
カラオケでは、皆んなが耳をふさぎます。(笑)
それにしても絶対音感は、ある意味の天才ですよね。
もしその子が大人になって音楽の世界に
進まなかったとしても、その子の人生の可能性は
どんなに広がるでしょうか。
そしてその2人の兄弟が大人になって、いろいろと
天才ぶりを発揮している事を聞きました。
リズム感に乗って仕事ができる、メリハリのある
プレゼンができて聴き手を巻き込む事ができる、
音楽に慣れ親しんでいる事から感情表現が豊かで
どこに行っても人気者みたいなんです。
この絶対音感とは、幼少期にたまたま両親や
環境によって本能が学習した能力ですが、
私たちが大人になってからは身に付ける方法は
ないものでしょうか?
そこで私はそれまで以上に、音楽や音に対して
意識するようになったのです。
音楽のメロディ、リズム、様々な楽器の音色、
音階、周波数、どのようなものが自分が好きなのか、
どのようなものに心が震えるのか。
朝が明けて太陽が昇り、鳥の鳴き声、風の音、
川のせせらぎ、海の波の音、日が沈み、月の声、
星のきらめき。
シーン、サーなど自然界にある、音にならない
ような微細な周波数を全身で包み、そして骨や
細胞1つ1つに沁み渡らせて自分自身がその周波数
と一体化するようなメンタルトレーニングをしたり
しています。
そうする事によって、音の世界をより繊細に感じたり、
今まで見えていなかった世界や感じた事のない
世界をキャッチできるような気がしています。
これは自分のアンテナをより研ぎ澄ます為の
1つの方法になりますよね。
ところであなたは、自分のアンテナをより研ぎ澄ます
為の方法としてどんな事をされていますか?
日常、あまり意識していないところに何かヒントが
あるように感じています。
岡崎哲也
PS
「7つの習慣」を日本で大ヒットさせ、
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もう手に入れましたか?
自分にとって当たり前の能力でも、実はそれが特殊だったりするようです。最近、私と息子が、それぞれの自分とは違う能力に気づき、親しい人にそれを紹介すると、実はその人もそうだった。ということが意外にあることがわかりました。自分以外の誰かと比べることで、自分が当たり前と思っていたことが実は特殊だったということに気づきます。
早朝、畑で作業をしていたら、奇妙な音が聞こえ、驚いて顔を上げました。奇妙な音の発生源は、電柱にとまったカラスでした。いわゆるカラスの鳴き声「カ~カ~」でなく、くぐもった音や複雑なリズムで鳴いているのです。珍しくて、しばし聞き入りました。まるで、しゃべっているよう。朝の情報交換。「あっちの畑の実が食べ頃、あっちの畑にはわなが仕掛けてあって危険!」とか(笑) 友人は、「地震の前に雉が独特の鳴き声で鳴いていた」と教えてくれました。鳥だって、無意味に鳴いているわけではないですよね。鳴き声が聞こえると、じっと耳を済ませるこの頃です。
誤解されがちですが、絶対音感がない人でもたいていはメロディーを聴けば(大人になってからの訓練でも)ドミソソソ~とか、階名は分かります。一音鳴っただけで何の音か分かるのが絶対音感。他の音との関係なしに、聴いた音が何の音か(「真ん中のド」とか「時報のラ」とか)分かるのです。すごい!ですが本人達は結構つらい思いをしているようです。なぜなら、時報のラは440ヘルツと決まっていますがこれよりも数ヘルツ高い音や低い音を「ラ」にするオーケストラも世界中にたくさんありますし、ドレミファ・・・の音の間隔が等しい「平均律」で演奏されるのは電子楽器と(一部の)ピアノだけで、弦楽器などは故あって必ず平均律とは少しずれた高さで演奏されます。したがって、自分が身につけた絶対音感と違う音を日々聴かされることになり、これは耐えがたい苦痛なのだそうです。われわれは絶対音感がないことを感謝しなければなりません。そして筆者さま、ぜひ相対音感を身につけて下さい。いまからでも身に付きますし、こちらはたいへん実用になります。
「絶対」
この言葉の耳障りは?
音階「ドレミファソラシド」
この一つ一つの意味を知りたいのです
日本と欧米の音階の表現の仕方の隔たり
そして、常識の非常識
知っているようで知らない事
全体は見えるが、部分は見えない
腑に落ちない事柄を説明できる
それが、大人の考えであり、言葉では?