「火事だ!家には、まだ赤ちゃんが・・・」

燃えさかる炎。
もくもくとあがる黒煙。

この状況で、家に戻ると、
再び生きて返ってこれる保証はありません。

おそらく、あなたは燃えている家を目の前にして、
今日買ったばかりで読みかけていた
“新刊本”を取り戻すために、
再び家の中に入るという事はしないでしょう。

しかし、もし家の中に赤ちゃんがいれば、、、

お母さんは、迷う事なく、
赤ちゃんを助けるために家に飛び込むでしょう。

一体、この違いは
どこから生まれてくるのでしょうか?

もちろん赤ちゃんを救いにいくお母さんも、
恐怖はあるでしょう。

だけど、あなたは家に飛び込まなかった。
お母さんは、飛び込む。

二人の違い。
それは・・・、

「充分に大きな目標があるかどうか?」

人は、誰でも成功したいと思うもの。

しかし、実は成功するという事には、
恐怖を伴うのです。

「失敗したら、どうしよう」
「今の生活より、悪くなったら・・・」

という、明らかな恐怖もあれば、

「なんとなく、今の生活が変わる事」
「周りの人からの視線や関係」
「新しい事をしようと決意すること」

などという漠然とした恐怖なども
相まって、一歩を踏み出して、
成功に歩んでいく事を
思いとどまらせてしまうのです。

しかも、これは多くの場合、無意識なものなので、
自分で認識することができていません。

事実。

成功している人も常に恐怖心を持っています。
しかし、恐怖を超えて一歩を進むということが
必要な時期があります。

そこで、どうすれば恐怖を超える事ができるのか?

この答えは、もうわかりますよね。

それは、十分に大きな目標を持っているかどうか?
なんです。

恐怖心を超えるほどの大きな夢、目標があれば、
人は、今の場所から一歩を踏み出す事ができるのです。

成功しない人は、できない人は
「どうしてもそれを成し遂げたい!」と思うほど、
夢や目標があなたにとって”大きな存在”になっていないのです。

一度、じっくり時間を作って考えてみて下さい。

あなたは、本当は何がしたいのですか?
一度きりの人生で、本当に成し遂げたいものは何ですか?
100%成功するとわかっていたら、何にチャレンジしますか?

ー飯村匡博

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5 thoughts on “「火事だ!家には、まだ赤ちゃんが・・・」

  1. この記事を読んで、恐怖を乗り越える時に必要な精神状態のイメージが、体に感覚として湧きました。今この体の感覚を持てるように、目標をデザインしてあげればいいんだと、体を通して逆算的に考える事ができました。ありがとうございました!!

  2. 私も、三毛黒さんと同じように、自分ではどうしても越えられない自分の中の恐れが何であったのか、何が今の自分を踏みとどめているのかが、分かったような気がしました。飯村さんの記事の中で、私には今までで一番わかりやすい記事でした。折に触れ咀嚼して、この問いかけを自分のものにしてゆき、自分の進むべき方向への羅針盤にします。ありがとうございました。

  3. 人は、自分を守るためよりも、大切な人を守るための方が行動に表れる。その時限りの自分の幸せを追求するよりも、大切な人の永続的な幸せを求める時の方が、高度な幸せを感じるものだ。 もし、具体的に大切な人がいない場合、未来の自分を『その人』にすればいい。生きていれば、未来の自分にいつかはたどり着く。私には、ありがたいことに、大切な人がいる。その人はかけがえのない存在。でも、未来の自分の方が、実はもっとかけがえのない存在として把握している気もする。この世に一人しかいないかけがえのない存在であるはずの自分。「なぜ、そんなことするの?」と言われてもはっきり分からない。笑顔の国になぜたどり着きたいか?…それは、ただ、たどり着いてみたいから。理由なんて、このくらいでいい。どんなことがあってもやってしまうことを見つけることができれば、子を救う母になれる。

  4. 「どうしてもそれを成し遂げたい」と思える目標を見つけるのには、まず、自分と向き合って、自分の価値観を明確にすることが必要だと思います。それが、なかなか大変なことのように思えます。
    ところで、女子柔道の松本薫さんが、「金メダルをとる」と、自分との『約束』して、その『約束』を果たしました。この『約束』という言葉、いいな~と思いました。わたしには、夢とか目標という言葉は、何となく果たせないかも・・・っていう感じがしますが、『約束』という言葉は、身体的なコミットメント、「絶対果たすぞ!」という語感があります。優勝後のインタビューで、何がしたいかと聞かれた時、彼女は、「ビッグパフェが食べたい」と答えました、彼女は、「甘い物が、好きなのだけど、骨折とかが多いので食べれないが、今なら、一つならいいかな・・・」というようなことを、言ってました。(骨:カルシウムの大敵は砂糖です)これも、彼女が『約束』していたから、甘い物を我慢して、ずっと自分をコントロール出来たのだと思います。(甘い物大好きな私には、その自制がすごいものだと良く分かります)彼女のことが、大好きになりました。

  5. 本当に成し遂げたいもの、いくつかあります。その一つ、幸せな家庭生活。
    パートナーを、自分より好きになること。

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