常識なんてない

起業家
小川忠洋

From:小川忠洋

「常識」なんて存在しない!
と言ったらあなたは驚くだろうか?

でも、この話を聴き終わった後には、
あなたにも同意してもらえると思う。

よく

そんなの常識だろ
常識がない

などという言葉を耳にするが、
こう言う時は大抵、相手が自分の
言う事を聞いてくれなくて
腹を立てていると言うケースがほとんど。

では逆に質問だが
誰もが共通で持っている「常識」
と言うものが存在するなら、
「こいつは、常識がない!」
なんて事がありうるんだろうか?

例えば、誰もが共通で持っている
脳みそがあるのに、
「こいつは脳みそがない!」
なんて事は存在するんだろうか?

しないよね。
例えが乱暴ではあると思うが、
言いたい事は分かるだろうか?

実は存在するのは、
誰もが持っているの共通の「常識」
なんてモノじゃなく、

「オレの常識」
「私の常識」

なのだ。オレの常識、私の常識は、
子供の頃の環境や、教育や、とってきた情報など
さまざまな、あなたの個人的な影響でできあがる。

だから、一人一人常識と言うは違う。

僕が仕事で販売用の文章を書く時なんかは、
お客さんが一体どういう考えを持っているか?
というのを考えぬく。

その際に、その人が
どういう思い込みを持っているか?
どういう常識を持っているか?
という事をよくよく調べる。

この時、自分の思い込み、自分の常識を元に
販売用の文章を書いたとしても商品は売れない。
全ては相手のことなのだ。

人間関係で大切なことは、まず第一に、

「自分の常識と相手の常識は違う」

という事を理解することである。

ダイレクト出版の価値観にも
「相手を理解する」というのがある。


それはつまり、

相手と自分の違いを理解する
という事でもある。

あなたが同僚でも上司でも夫婦でもいい、
誰か他人に「怒る」腹が立つ!
という事は、、、

相手に自分の常識を押し付けている

という事である可能性が高い。

相手に自分の常識を押し付けると、
もちろん、相手には相手の常識があるので、
そのとおりには動かない。

だから、腹が立つのだ。

「相手の常識が、自分の常識と違う」
こう言う事を理解した上で話せば、
相手が自分の期待したとおりの動きをしなくても、
怒りがこみ上げることはない。

怒りは全てあなたの内面で発生するものだ。
いくら相手が悪いと思っても、その毒素が
撒き散らされているのはあなたの体内、あなたの脳内である。

相手の常識を知ろう
相手を理解しよう

常々、そう考えていれば、
より良い人間関係ができるだろう。

常識なんて存在しない
私の常識が存在するだけである

ー小川忠洋

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7 thoughts on “常識なんてない

  1. いつも刺激的なメッセージをありがとうございます。
    最近のできごとで、つくづく同じことを感じていましたので、共感しました。
    常識は十人十色、100人いたら考え方生き方は100通りあるんですね。
    『相手の常識は違う』と本当に理解できたら、ムカついていた人、怖かった人にすら感謝が生まれます。
    これは、人と人、国と国でも言えることではないのかと。。。

  2. いつも“気付き”をありがとうございます。
    自分の常識に合わないから憤慨(怒る)するのではなく、相手を正しい方向へ正すために叱ってあげることですよね。エゴ意識を持った常識知らずの人はまだいますね。“常識がない”は突き詰めると「自分(たち)さえ良ければ・・」を排除したい気持ちがあるから出る言葉に集約されるのではないでしょうか。また、こうすることでエゴ意識を持った人も救われる。大震災後、多くの人たちが自然に意識改革をしたように、これからの世の中が幸福になるにはこの意味で“常識がない”気持ちを改善してゆくことなのでしょうね。

  3. リマインドありがとうございます。その人には、その人の常識がある。その前提で会話ができる相手は貴重ですね。自分の常識(脳内地図)だけで話す相手だと、確認とすり合わせに手間がかかります。その過程で、仲良くなるのかな…?

  4. いつも読ませていただいております。僕自身、最近「常識」というものはどういうものか、とよく考えるのでコメントさせていただきます。相手の常識は自分とは違うからそれをふまえた上で話す。ということはよくわかりますし、僕もそう思います。しかし、知り合いの愚痴でよく聞くのですが、職場の若い子が常識がない!と、話を聞くと、イベントごとなどの日はみんな早めにきて準備をするのにギリギリにきたり、その子に仕事を頼んだのに全然やってくれない、最終的に自分で片付けたのに御礼すらもない。などあげれば多々あるのですが、この話を聞くと確かに僕も共感できることばかりでした。「その子はそういう常識なんだろう」と考えたとしても腹立たしいし、注意してもなかなか治らない、そういう子だと理解したうえで付き合うとなったら、結局仕事を何も頼めない、結果自分が苦労を強いられるという状況になるようです。よく、「常識から外れろ」とか「常識の枠にとらわれるな」とか言われますが、そういう常識外れは違いますよね?誰もが喜ぶ、プラスになる常識外れなら分かりますが。そもそも常識というものが存在しないのならこういう言葉もあてはまらないような気もしてきました。文章が支離滅裂ですみません。常識というキーワードに反応したものの、自分でもどうまとめていいかわからなくなっています。。。要は「常識」ってなんなんだろう、そういう人の常識にはどう対処すべきなんだろう、ということです。

  5. まさしく常識の違い 「相手の思い違い」が腹立たしいことの原因になっていることが多いです。自分の常識は相手の常識ではないのは十分理解しているけれども 相手は自分の常識が
    人の常識と同じと誤解しているケースが多い。相手が自分のことを何でも肯定するのも相手に
    対する信頼が抹消されるケースも多々あります。勝負師としてまず一番に必要なことは現状を
    正確に認識すること。自分のある部分が33点だとして、相手が28点から35点くらいに
    評価するならともかく100点などといい勝手にごますりのような意見を言われたても全く気分をよくすることはなく、相手への信頼はなくなり相手への評価も失墜します。逆にマイナスのものはマイナスと正確に言われた場合、気分を害する人も多いかもしれないが、私は分析能力がある人として相手を高く評価します。

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