人のお悩みNo.1

アンソニー・ロビンズ

『80%psychology 20%mechanics』
(80%はサイコロジー、20%はメカニクス)

この言葉は、世界No.1コーチである
アンソニー・ロビンズの言葉。

彼は、世界的な元テニスプレーヤーのアンドレアガシや、
大統領クラスの人などを
たくさんコーチしている超有名人で、
ビジネス界のスーパースター。

もちろんアンソニーは、一般の人も
たくさんコーチしているのですが、
そんな中で最も多く出てくるのが
「お金」の問題だそうです。

そんな彼が、
“どうやってお金を稼ぐか?”
と言うテーマに関して言った言葉。

それが、冒頭の言葉です。

直訳すると「80%は心理。20%はやり方」

なぜ、心理が重要?

お金を稼ぐ事に、どうして心理が
関係あるのか?

ほとんどの人はこう言います。
「やり方を教えてください」
「どうすればいいのですか」
「お金を稼ぐ方法は・・・?」

しかし、ほとんどの人はやり方を知ったとしても、
その方法を実行して、
実際に結果を出す事はありません。

「ダイエット」にしても、
「学生時代の勉強」にしても、
そして、「お金を稼ぐ事」に関しても、

僕たちは、成果をだす方法を知っていますし、
その能力も持ち合わせています。

仮にもし、今、この瞬間に方法を知らなかったとしても、
その方法を知る手段は、どこからでも
入手することができます。

しかし、その方法を知っているにも関わらず、
実践しない方がほとんどなのです。

「なぜ実行しないの?」

それは、やり方だけでは足りないから。。
方法論だけで、成功するのはほぼ無理。
どういう心理を持っているか?によって、
その人の行動は全く変わってきます。

なぜなら、何かに挑戦しようとしたときに、
僕たちは、

「ダメだったらどうしよう・・・」
「本当に上手くいくのかな・・」
「損したらどないしよ・・・」

などの不安を持ってしまいます。

だったら、「今のままでもいっか!」と
諦めてしまうのです。
だけど、これはすご~く正常な反応です。
なぜなら、人間は『現状維持』をしようする生き物だから。。。

今、さらっと言いましたけど、
大切な言葉なので、もう一度言います。

人間は『現状維持』をしようする生き物なのです。

これは、人の生理的な機能です。

お金持ちになれない理由

自分は、
「平凡な人間」
つまり、
「私が、大金持ちになるなんて・・・想像できないわ。」

なんて思っていたりしたら、
どんな方法を知ったところで、
もしくは、がんばってそれを実践したところで、
無意識で、その方法を途中で止めてしまったりして、
成長を止めようとしてしまうのです。

実際には、

「やってみたけど、環境が整わなかったので・・・」
「ちょっと自分には、他にもっとやるべきことがあった事に気付いたから・・・」
「家族の反対にあって・・・」

などというもっともらしい「理由」がついてくるので、
自覚がないわけです。
そして、それ以外の方法を探し始めて、、、、
新しい方法が見つかったとしても、また

「******だから、これはできない。。。。」

というように繰り返されていくのです。

全て、僕たちの行動は、自分で意識して選択しているようで、
無意識下にある深層心理が反映されているわけです。

あなたは、お金を稼ぐ事を難しいと考えていませんか?
あなたは、お金を稼ぐ事を悪い事だと考えていませんか?
あなたは、自分がお金持ちになれることをご存知ですか?

今日の言葉をもう一度良く考えてみて下さい。

『80%psychology 20%mechanics』
「80%は心理。20%はやり方」

人を幸せにするお金の使い方はたくさんあります。
お金はたくさん稼いじゃえば、いいんじゃないでしょうか?

そもそも、人がお金を出す時点で、
あなたの提供するものに価値を感じてくれているのですから・・・

お金を稼ぐ事に抵抗する必要はないと思いませんか?

ー飯村 匡博

PS.
人のお悩みNo.1はお金ですが、
日本人の英語の悩みNo.1はこれだそうです。
意外な解決法も明かされていますよ。
http://honjo-e.com/image-phonics/pre/

6 thoughts on “人のお悩みNo.1

  1. 私が提供するものに価値を感じ、対価としてお金を払ってくれる。それは、受け入れられます。その繰り返しですね。積み上げます。

  2. 脳裏にある心理によって行動も大きく違ってきます。例えば生産量を決めるときにも「売れなかったらどうしよう。」か「凄く売れて足りなくなったらどうしよう。」か。短期間で生産できるものならいいが付加価値が高くなるにつけ、生産日数もかかる。でも、思う。常に「売れなかったらどうしょう。」という人は結局何もできない。「売れ過ぎて足りなくなったらどうするよ。」という人の方が楽しくて交友関係も人脈も広いもので、過剰在庫になっても何とか売り切ってしまうもの。そして、「売れなかったらどうしよう。」って人は売る力もない。
    前向きに行くか、リスクばかり考えて何も行動しないか。選ぶのは自由だ。

  3. 80%心理はわかりますね。できっこないっていう心理が邪魔してますね。ホントですね。
    深層心理に植えつけないといけませんね。YOU CANって!

  4. お金が大好きな私が言うのもなんですが、現状維持も大切です。
    維持ばかりを全てにしてはいけないが、
    「足るを知る」「身の丈を知る」事も時として必要かなと正直感じます。
    また、心身財布がホトホト疲れている時は目標へ向かうよりまずは緊急応急処置です。
     そして、夢や社会貢献と同時に、人としての道(聖人君子ではなく)や 
    民族の安泰・地球を守る・平和を優先する・愛する人との時間を優先する等々、
    その時々に、冷静に選択と思っています。
    もちろん私 お金は大好きですよ(^^) 天から与えられるものは感謝して頂いています。

  5. 行動を促す以前に、まず学校教育の「失敗すればそれっきり」と言う無意識の価値観の仕組みを理解する所から行動を促す方法論を提示すればいいのではないのでしょうか?特に我々日本人は学校教育での失敗をすると怒られるという一連のプロセスを刷り込まれている上に、さらに何でも完璧にやらなければならないというある意味日本人の悪い癖の「完璧主義」がさらに「失敗」と言う名の恐怖心を後押しします。
    これを考えると、いくら上質な方法論があっても行動に移せないのは当然とも言えます。

    特に今の時代に必要なのは「方法論」や「言い訳しないで行動しろ」と言うような小言と言う名のお説教以前に、具体的な心のトラウマの向き合い方、そして行動の歯止めの原因である日本教育の悪い面や完璧主義からでる恐怖心の仕組みの解決法ではないでしょうか?

    人間のほとんどは目先の目的ややらなければいけない事はわかっているので、今までの教育や育った環境などで、満たされなかった心境や恐怖心の原因の解決、つまり僕らの肉体や精神、感情を作り出している核の再構築がビジネスのみならず、教育社会でも今後の課題になると思います。

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