遊ぶ時間を忘れないようにしよう

杉本恵洋

from 杉本

「遊ぶ時間なんてない!」

日本人は、真面目なのでしょうか、
「仕事が忙しくて、うまくいってないのに、
自分だけ遊びに行くのなんて」と言って、
積極的に遊ぶ時間を取ろうとしない人が
大勢います。

そうして緊急の仕事を、
毎日、毎日、片付けているうちに、
ストレスまみれになり、
身体にも変調をきたしたりします。

そんなときには、
2つのことをすれば良いのです。

1つは、
「強制的に言葉を替える」、です。

「遊ぶ時間なんてない!」から、
「遊ぶ時間を忘れないようにしよう!」
にするのです。

何度も、何度も、
口に出して言うことが大事です。

手帳や、紙に書いて下さい。

使っている言葉を換えて、
強制的に自己批判の言葉を跳ね返しましょう。

スティーブン・R・コヴィー博士は、
「7つの習慣」の中で、
主体性とは、

「外からやってくる刺激にたいして、
自分で反応を選び取ること」、

と定義しました。

ストレスや、
不安、
いろいろな障害などに対して、
受け身になるのではなく、
自分から行動を選択しなさいと、
チャレンジしている言葉です。

コヴィー博士は、
この「選択の自由」を勝ち取るには、
「自覚」、「想像力」、「良心」、「自由意志」の、
4つが必要であると説いています。

このうち「自覚」、
いわゆるセルフイメージを改造するのが、
一番始めやすいのです。

「なんでうまくいかないんだ」、
という言葉が出てしまいそうになるときに、

強制的に言葉を替えて、
口に出してみましょう。

「どうしようもない」から
「ほかの案を考えてみよう」に。

「やらないといけないのだろうなあ」から、
「そうすることに決めた」に。

「無理だ」から、
「とりあえず、最初の第一歩を始めて見よう」に。

「遊ぶ時間なんてない」を、
「遊ぶ時間を忘れないようにしよう」に言葉を替えたら、
2つめです。

遊ぶ時間を実際にいつ取るか、
自分の手帳を開いて、
スケジュール化してみましょう。

手帳に書き込むと、
仕事から離れる罪悪感が薄れていきます。

自分を追いつめるのではなく、
開放してあげる。

これは何かと忙しい現代人に取って、
大事な、大事な、自己マネジメントなのです。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)


PS.
主体性を発揮するには、
このプログラムで学ぶのが早道です。

http://www.nextleader.jp/the7habits/freebook/

4 thoughts on “遊ぶ時間を忘れないようにしよう

  1. 「人生は自由時間」と思うようにしています。
    全ては自分が選択してきたこと。
    今やっている仕事も家族も友達も趣味も…
    だから、今が自由時間。
    杉本さんがおっしゃる、「遊ぶ時間を忘れないようにしよう」に
    似ているのかなと思いました。
    自分が選択する限り、それは自分の自由な時間になりますよね。

  2. いろいろな分野のトップで活躍しているリーダーの方たちは、私のような一般人とは比べようもないほどに多忙なスケジュールの中を生きているはずなのに、実にたくさんのことを多岐にわたってこなしていますよね。なんでこんなに多くのことができるのかと不思議に思うことがよくあります。さらにオフの生活も充実していて…。人間には1日24時間という時間が同じように平等に与えられているというのに、その時間の管理の仕方によって人生が大きく変わってくる。時間の管理(マネジメント)は実は「自己管理(マネジメント)」だということですよね。

  3. どうしようもないときは、他の案を考えてみよう。!
    遊ぶ、休む時間を忘れないようにするぞ!

  4. 自分を追いつめた挙句、心身ともに身動きが取れなくなってしまいました。休ませること、開放すること、しばらく時間をかけます。

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