人生の流れを変える方法

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

最近は「人生の流れを変える方法」のような話題は
よく聞くようになったと思います。

この原型にあるものは
「赤ちゃんのときは依存しなければならないけれど、
そこから自立をし、ついには、まわりのひとの自立を援助してゆく」
という大きな流れだと思います。

ひとつめの転換には、「自立」があり、
ふたつめの転換には、「貢献」があると思います。

それぞれ「流れを変える」必要があり、
そして流れを変える前には、その段階で学ぶべきことを
学ばなければいけないような感じがします。

流れを変えるには、
conversionを起こす必要があると思います。

ひとつめのconversion「自立」では、
原因を自分に見ることになります。

ぼくは、今自分を見て、
自立を試みようとしている段階だと思います。

conversionも、十分に起こっておらず、
防衛機制に翻弄されています。

自立においては、
「依存から離れることへの不安」が生じると思います。

この背景には、まわりのひとの「支配欲」があり
支配欲はまわりのひとの依存性を歓迎し
むしろ強化しようとします。

支配欲が道具としてつかう手段も
たくさんあります。

これらの罠を解きほぐし
自らの不安を解消して自立へと
歩みを進めねばなりません。

「自分が何をやっているか」わかるためには
無自覚を超えるためには「自分のやっていること」を
説明してくれる解釈が必要です。

現行の倫理の教科書でも、「発達課題」や
「生きることの意味」が扱われていますが、
生徒が実用的に用いるには、
まだまだ不十分な取り扱いだと思います。

青年期についての説明が出てきますけれども、
それを自身への「解釈」として適用できるほどの
理解が与えられることは、ほぼ無いのではないかと思います。

無自覚に防衛規制に翻弄されるのと、
自身に機能しているその「仕組み」を見つめ、
その罠から離れようとするのは、
視線の方向性が異なり、まさに
conversionと呼ぶのにふさわしい体験です。

ぼく自身は、現在それに意識的に取り組もうとしていますが、
それが十分に習慣化されたときに、
さらにconversionと呼ぶべき大きな
内的体験が発生するのかどうかは、まだわかりません。

Awarenessと呼ばれているものも、
将来発生することがあるのでしょうか。

ぼくは、自分自身についても、
まだまだわからないことばかりです。

ー吉永賢一

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5 thoughts on “人生の流れを変える方法

  1. 「依存からの自立」…まさに自分自身の事だと感じました。自立したいと望むと同時に依存からの脱却の不安が発生することが手に取るようにわかります。
    そして、この事は年齢は無関係だと。自立といえば若者の特権のような気もしますが、実は40代、50代になって初めて自分が何かに依存してることに気付くこともある。
    まさに、私がそうです。

  2. ま さん、 吉永さん

    まさに自分も「自立」がテーマです。依存に慣れきって自分が自立したいとこの年になってやっと願う・・・自立なくして真の自由なし、とどこかで理解しているからです。
    ま さんのおっしゃる通り、年齢関係ないのだとつくづく思います。5歳児のような60代もいれば、60歳顔負けの小学生もいます。子供だからまだ社会的に稼ぐ力がないだけで、親より自立した子供もいるような気がします。自分に気づいていきたいです。自立します。

  3. 自立に年齢は関係ないという、お二人の意見にほっとしています。まさしくわたしも50歳に手がとどきそうになっているのに、自立ができていません。自分に向き合うのが課題です。自分に向き合うということ自体、よくわからず逃げてきたのです。その結果、現在抑鬱状態で、休職しています。過食もしているのです。依存も何に依存しているか、無自覚で翻弄しているのです。今年こそは、自分に向き合っていきます。

  4. 吉永さん、いつも良いお話ありがとうございます。
    10代、20代の頃は経済的な自立、親を頼らないで自活できる、という外面での自立がテーマでした。バイト→就職→一人暮らし 大きな流れで大抵の人が通る経験でしょうけれど、30代の今、私の自立はもっと心からの自立です。 人間関係に依存せず、気分の波(落ち込みや鬱っぽいとき、うまくいかない事が続いたときなど)に振り回されず、もっと自分の心とじっくり向き合い、深い対話が出来るようになる事でもあります。
    対等な関係 自分から変われる勇気 怒りや哀しみに依存しない どんなときでも感謝できる事を見つけられる事 尊厳をもってどんな人とも関われる(好き嫌いに振り回されない)などあります。
    私の場合、父親が幼少時に亡くなっていて、母親がとてもお金に苦労して育ててくれたのですが、私の中にお金持ち=汚い というような思い込みが未だに拭いきれていません。
    今年はこういう否定的な公式を徐々に変えていきたいと思っています。まだまだ、変われる。自分を信じていれば。。。。と思って日々取り組んでいます。
    感謝を込めて。

  5. 難しいことは分かりませんが、クリスチャンなので人に奉仕する機会を多く頂いています。
    人は誰かに助けられるだけでなく、誰かの助け手になることによって成長できることを学んでいます。助ける方も、助けられる方も共に成長の機会となります。
    ある意味で、人に手を差し伸べられる事も自立の一つかと思います。
    ですので、自立=貢献(奉仕)だと、私は理解しています。
    小さい子にも奉仕の機会(ゴミ拾い、荷物を持ってあげる…)が与えられると、とってもイキイキと自信を持ってやってくれます。小さな自立の一歩ですね。

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