
あなたは、活動中、どうしても眠くなって
困ったことはありませんか?
授業を聴きたいのに、眠くなってしまう。
仕事をしたいのに、眠くなってしまう。
気持ちはあるのに、身体が言うことを聞かないんです
これは、基本的に、夜の睡眠時間が足りて
いないのが原因だと思います。
もっとも重要な休憩は睡眠です。
では、夜、十分に寝ることができていない場合は、
どうすればいいでしょうか?
ぼくは睡眠には3種類あると考えています。
そしてこれから紹介する3つの睡眠を意識することで
あなたもエネルギーをより高い状態で保つことができるように
なるのではないかと思います。
実践的に役に立つ睡眠には、
次の3種類があると思ってください。
1:20分以内の短眠
2:90分~2時間程度の中眠
3:7時間半あるいは、9時間程度の睡眠
では、順に説明します。
1:20分以内の短眠
この睡眠はちょっとしたエネルギーの回復に使います。
15分~18分寝るイメージです。
時間があまりない場合は、5分程度でも
10分程度でも、ちょっと寝るようにします。
通常ですと、寝始めてから15分くらいで
夢うつつの状態に入ります。
外の感覚もあるし、音も聞こえますが
心の中の想像の世界に入ってゆきます。
そして、17分~18分くらいで、
想像の世界に入り込んでゆき、
この物質の世界の外部に注意が向かなくなってきます。
きちんとした睡眠に入ると、
寝ようとする仕組みが働き
睡眠の世界にひっぱられます。
その前に目覚めようとするタイプの睡眠です。
授業やちょっとした仕事の合間などの
休み時間に寝るのは、これですね。
外の感覚がわかる感じで寝るので、
時間が来れば、さっと起きられます。
もちろん、タイマーをかけます。
2:90分、3時間程度の中眠
体内時計のリセットに使います。
90分、あるいは、3時間の睡眠を行って、
起きたら、目に光を入れます。
空を見るのが便利です。
すると、体内時計がリセットされて
あと12時間起きていることができます。
このリセットをしてから
はじめの6時間くらいは
あまり眠くありません
(ただし、起きた直後は眠いです。
これは、朝と同じで、少し運動をしたり
することにより目覚めてきます)。
寝ようとしても、寝つきが悪い感じです。
後半の6時間は、寝ようとすれば寝れます。
リセットをしてから
12時間以上過ぎると眠くなってきます。
ですから、
この昼寝はお昼過ぎに取るのがよくて
夕方に取るのは、良くないんですね。
夜の寝つきが悪くなるからです。
また、スケジュールの都合があるときには
50分程度の睡眠でも、代用できます。
このタイプの睡眠については、
ぼく自身の活用回数が少ないです。
この睡眠が必要になるのは、
基本的に、夜の睡眠が足りていない場合ですが
やむなく必要になる場合があるので、
睡眠タイプのバリエーションとして
あなたも知っておくと便利です。
3:7時間半あるいは、9時間程度の睡眠
この睡眠(夜の睡眠)は、
体内の物質代謝を行います。
とても重要な睡眠です。
昼間のやる気にも、考え方にも影響を与えます。
この睡眠こそが
しあわせな人生の基礎になると
ぼくは考えています。
人生において、とても優先順位の高い睡眠です。
このとき、光を遮断すること、
音を遮断することが大切です。
※この光と音の遮断についても
また記事を書きたいと思っています。
こういう知識をもとにして
「自分がいつ、眠くなってくるか」を予測して
その日の計画を修正してゆきます。
こういう方面に注意を払っていると、
上にあげた数字(これは、あくまでも目安です)も
「自分用にチューニング」されてきますので
予測がさらに正確になってきます。
休み時間では、1の睡眠の簡略版をやるわけですね。
もしあなたが学生さんだったとしたら
おしゃべりは、授業後に行います。
・失敗パターン:授業の前におしゃべり。授業の後に寝る。
・成功パターン:授業の前に寝る。授業の後におしゃべり。
授業がおわりに近づくにつれて、
エネルギーが消費されるわけですから、
なるべく、授業のはじまりにエネルギーを
高くすることを心がけましょう。
ー吉永賢一
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いつも、有益なお言葉、ありがとうございます。
3種類の睡眠、大切なのですね。
20分以内の睡眠も、もっとやってみようと思いました。
ありがとうございます。
今回も興味深いメルマガでした。
「短眠」以外は1.5時間(1時間半)の倍数であることが判ります。
1.5時間を1ユニットとして睡眠が構成されていると聞いたことがありますが
そのユニットの倍数なわけですね。