何回も、何回も、いや過ぎ〜

from 杉本

今、孫が6人、
家に帰って来ています。

子どもですから、
いろいろあります。

とっても活動的なせいじ君は
自分の意見が通らないと、
「何回も、何回も、いや過ぎ〜」と叫んで、
寝転びます。

そんな時、
せいじ君ではなく、
両親の反応が気になります。

「子どもが育つ魔法の言葉」
(ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス)
の中で、

「見つめてあげれば、
子どもは、頑張り屋になる」

という言葉があります。

子どもを見つめ、
話に耳を傾ければ、
子どもの心が理解できます。

子どもが、
何をどのようにしたい、
と考えているのかが、
よく分かることでしょう。

それが分かれば、
親は子どもに、
手を差し伸べることができるのです。

子供の心が分かったら、
どんな言葉をかけたらいいのでしょうか?

以前にどこで読んだのか、
忘れてしまいましたが、
次のような名言を覚えています。

「こどもの気持ちに名前を与えてやる」

(「がっかりしたんやね」
「恥ずかしかったんやね」
「怒ってるんや」など)

子供はなかなか、
自分の感情を、
うまくコントロールできません。

それでつい、人目もはばからず、
わめき散らしたり、
弟や妹に、
手を出してしまったりします。

でも親が子どもに、
心から耳を傾けてあげると、
こどもは、このような会話を通して、
自分の気持ちを受け入れてもらい、
自分の気持ちを理解し、
自然と、自分自身で、
解決策を見つけるようになります。

もう1つ名言。

「こどもの望みを、想像の中で答えてあげる」

(「お父さんもマジックが使えて、
おもちゃがパッと出てきたらいいな〜」)

子どもと夢を分かち合うチャンスは、
ちょっと気をつけていれば、
いくらでも見つかります。

また親は日頃から、
子どもの努力を認め、
うまくゆかない時には、
励ましてあげなくてはなりません。

そうしてこそ、
子どもは、
夢に向かって頑張る子に、
成長できるのだと思います。

また、何かをやり遂げるには、
目標を決めて、
努力を重ねなくてはなりません。

それを、
幼い頃から、
子どもに教えていければいいのに、
と思います。

そして、
子どもが、
実現可能な目標を、
たてることができるように、
具体的なアドバイスや、
手助けをしたいものです。

努力をすれば成果が上がるということを、
幼い頃ときには、
理解が難しいかも知れません。

親は模範を何度も示して、
努力を続けることの大切さを、
教えましょう。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

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このプログラムを学ぶことで、子供の見本となったり、
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3 thoughts on “何回も、何回も、いや過ぎ〜

  1. 僕は、過去に保育園を営んでいた為か
    心の琴線に響きました。荒れたこどもは親御さんの鏡、皆でメンタルケアをした事や、行き別れであった息子が
    最近音大出身だった事を知り、過去に 胎教、情操教育、動物園や水族館を連れて歩いた事や、童話の読み聞かせ。妻が親権者となったので、金銭面で 一括解決という形であったのですが、彼は いつも僕の後ろをくっついていました。再会時には、ありのままを伝えるつもりなんです。未来を生きる子供たち、何をしてあげられるでしょうか? 教育界の改革?それとも、、、。

  2. いつもステキなお話ありがとうございます。
    私も子育ての中で、
    見守り、受け止めること、
    共有し、励ますことを学びましたし、これからも学びます。
    自分の学ぶ姿が鏡になって子供に映るように。。。と願い、がんばります!

  3. おっしゃることはよーくわかります。私も以前、この本を読んで、こんなふうに接してあげれば幸せな気持ちを、安心感を与えてやれるんだなあと目から鱗でした。
    しかし、忙しさに心を忘れ、ついつい怒ってばかり。
    子供も慣れたもので、とりあえず返事はするけど何にもしていない等の繰り返し。
    反省しきりです。

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