ユーモアは・・・

from 杉本

「うんとおめかしして、

ネイルもバッチリ決めて、

買い物しているとき。

シャネルのバッグからお財布を出したら、

かっぱ寿司のわさびが、

5個くらい床に落ちた。」

『今日の落としもの』より

 

これが、自分に起こったとき、
自分を笑い飛ばせたら、
最高ですね。

大阪だと、
「笑わな、しゃーないな」
と言う感じですが、

もっと深刻な失敗をした自分を、
(少なくとも自分はそう思う)
笑い飛ばすというのは、
難しいことかもしれません。

しかし
惨めな自分を笑い飛ばすのは、
高等技術だと、
美輪明宏さんも言っています。

 

「惨めな自分を笑い飛ばすユーモアは先人の知恵。
どんなに辛いときでも明るく生きる高等技術。」

『オーラの泉』より

 

また、齋藤孝さんもこう言っています。


「自分を笑い飛ばしてしまえるというのは、
上機嫌の技としてはかなり上級、優れた力です。

突き放して笑えるというのは、
自分のことだから面白いわけではなく、
誰のことでもおかしい。

たまたまそれが自分であっただけ。

自己卑下ばかりする人は、
自分をおおらかに笑い飛ばすだけの器量がないのです。

人の失敗や欠点は、
外から見ると笑えることがあります。

ところが自分のことになると、
つい深刻に考えてしまいます。」

『上機嫌の作法』より


困ったときにこそ、
ユーモアは大事です。

私はそれを、
デール・カーネギーの、
『リーダーになるために』
という書物から学び
実践しようと心がけています。



「ユーモアは、生命の源だ。

この単純な要素が、
全体像を見失わせないでくれることを、
忘れてはいけない。

長い眼で考えることだ。

物事がうまく行かないように思えるときは、
リラックスして、一休みだ。

何がどうなっているのかを見極めて、
それへの対応を考えよう。

10メートル後ろに退がれ、というのだ。

そして次のプレイでどう出るかを考えるのだ。

いらいらしたり、悩んだり、
嫌気を起こしたりすることは何百とある。

しかしそうなってはいけない。

そんなちっぽけなことで、
自分自身をがっかりさせてはいけない。」

『リーダーになるために』創元社刊

育自コンサルタント

−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)


PS.ストレスなくポジティブに生きるには
このプログラムも良いですよ。

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7 thoughts on “ユーモアは・・・

  1. イライラしたり、悩んだり、嫌気がさすことはたくさんあります。それは、行動すればするほど、頻繁に遭遇するわけだから、行動できているってことですね!!
    そんなことで、イチイチ自分をがっかりさせないで、物事がうまくかみ合わない時は、一歩引いてリラックスします。

  2. 物事うまくいかないとき、まさに私にとっては今です。転職活動がなかなか思うようにすすまず、求人見てもピンと来ない日が続いています。「10メートル後ろに退れ」、実践してみます。+ユーモアも忘れずに!!いつもありがとうございます☆

  3. ほんとにそうですね。もっとユーモアのセンスを磨きたいです。

    とてもいいお写真ですね。

    なんだかほのぼのしてきます。

    いつも勇気づけられます(^_^)/

  4. ありがとうございます。丁度、先週末〆の受け持ちの売上げ結果が芳しくなくて、ずっと張り切って頑張ってきただけに、このところかなり自信とやる気をなくしかけていたところです。
    「リーダになるために」の言葉に、励まされています。
    特に「長い眼で考えることだ。物事がうまく行かないように思えるときは、リラックスして、一休みだ。
    何がどうなっているのかを見極めて、それへの対応を考えよう。10メートル後ろに退がれ、というのだ。そして次のプレイでどう出るかを考えるのだ。」
    偶然ですが、昨日たまたま、これと同じことを心に言い聞かせていました。そして今日、杉本さんのこのページで、その確信を得られ、杉本さんに感謝しています。

  5. いいコメントをありがとうございます。失敗をいつまでもくよくよ悩んで気にするとまた失敗を繰り返します。勝手ながら私は一般社会人では常識の「遅刻をしない」ってことは悩まないことにしています。起床は早いけれどもやることが多いし、人からよく話しかけられるのは職場のみでなく、自宅近所でもそうだし、学生の頃から普通の人より絶対多い。呼び止められても聞こえないふりして早足で逃げても走って追いかけてきてまで大した内容のないことを話しかけられることもしばしば。あまり気にすると人を避けるようになるし、ぎすぎすしてしまう。商談で多少遅刻をしても内容がよければ相手も忘れてくれるものです。遅刻したくないけれどもしても気にしないことにしました。

  6. 仲のよい友達と逢って食事するとき、素直な自己を表現するから、面白く且つ愉快に見えてしまうのです。
    例えばお箸の持ち方が上手に出来ていなくて、食べ物をこぼしたりする時が有ります。彼女は曰く「箸はこういう風に持つのが常識」と言われましたが、一向に治せない僕を見て笑うのです。「これが独特の箸の持ち方」だから笑うのは止せと言いながら、今度は「フォーク」でうどん食べるよ、と言ったら「そんな事出来る人はいない」と言われました。個性が有って自己流もいけるなと思っています。ギネスに挑戦するのも又楽しく有名人に成れますね。頭はタモリと同じで禿げ上がり、面白い関西のおっさんが記事にコメントさせて頂きました。

  7. 杉本様
    こんな言葉を使っていいのかわかりませんが、人格者と感じます。
    自分の父親がこんな父親だったらな、とうらやましくなります。
    杉本さんの 奥さん、お子さん、お孫さんたちはなんと幸せなんでしょう・・・
    羨んでばかりじゃ駄目よ、自分の幸せに目を向けなきゃ、と思いますが、あまりにも人(家族を含む)に無理解な父親を持った子としては、人格を磨き続け、人徳者たろうとする父親、自己本位の形でなく、他者を大切にする視点から家族を守り愛そうとする姿は、どうしても羨ましく、さびしくなってしまいます。自分はこのような親には恵まれませんでしたが、これからも杉本さんのコメントを胸に、こんなあたたかい自分本位でない男の人もいるんだな、と生きる知恵というか糧にさせてもらおうと思います。メンタル面でのバーチャルおやじでしょうか・・・
    すみません、ネガティブコメントで。でも、ありがとうございます。

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