心に有害なことをしない

from 杉本

「心は鍛えるものではなく、整えるもの。
いかなる時も安定した心を備えることが、
常に力と結果を出せる秘訣だ」

と、サッカーの日本代表、
長谷部誠選手は語っています。

彼は続けて、

「僕にとっての『心』は、
車で言うところの『エンジン』であり、
ピアノで言うところの『弦』であり、
テニスで言うところの『ガット』なのです。

『メンタルを強くする』と言うよりも、

『調整する』

『調律する』

と言った方が適している感覚」

とも言っています。

もともと長谷部選手は、

試合前のプレッシャーから胃が痛み、
「胃薬」が手放せなかったそうです。

ドイツ、ブンデスリーガに移籍してからは、
試合前になると、高熱で欠場ということも
あったそうです。

そんな長谷部選手が、
メンタルトレーナーをつけたり、
本を読むようになったり、
「心を整える習慣」を、
身につけていくうちに、
その胃痛も、なくなっていったといいます。

心を「整える」ために、
彼が実践していることは、

「日々の生活から、
心に有害なことをしないようにする、
少しでも乱れたら、
自分で整える」

のだそうです。

あなたにとって、
心に有害なこととは、
何ですか?

例えば、彼は、
こんなふうに言っています。

「過度な自意識は必要ない」

「マイナス発言は自分を後退させる」

「恨み貯金はしない」

それでは、
心を安定させるものや、こととは、
何でしょう?

彼の場合は、

「意識して心を鎮める時間を作る」

「整理整頓は心の掃除に通じる」

「好きなものに心を委ねる」

などだそうです。

私は、彼のこれらの言葉から、
本当に多くのことを学びました。

「心に有害なことを
しないようにする。」

「心を安定させることをする。」

この2つについて、
はっきりさせてみようと
決意できた経験に
感謝、感謝。

「心は鍛えるものではなく、整えるもの」

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.
「心は鍛えるものではなく、整えるもの」
そのためにプログラムは最適かもしれません。
http://www.0stresslife.com/zrl/

8 thoughts on “心に有害なことをしない

  1. こんにちは。いつもありがとうございます。
    今回の話は、「あ、そういうやり方というか、考え方もあるんだな。」って思いました。
    もちろん、心を鍛えるという考え、やり方も必要だと思います。
    でもこの考えを加えると、鍛える事だけにこだわって肩肘張ってしまわないようにできる方法だと思いました。
    そして、やはり世界の大舞台に立つ人も緊張したり同じ人間なんだなぁって、ちょっと安心しちゃいました!

  2. 心を調整すると言う考え方があるんですね。
    自分の状態を管理すると言う事でしょうか?
    僕は心に良い事を習慣にして、常に良いパフォーマンスが出来るよう心がけています。
    そのため、僕はいつも笑顔でいるようにしています。リラックス出来て、ストレスが減りますよ。
    今日も新しい気づきをありがとうございました。

  3. 心を調整すると言う考え方があるんですね。
    自分の状態を管理すると言う事でしょうか?
    僕は心に良い事を習慣にして、常に良いパフォーマンスが出来るよう心がけています。
    そのため、僕はいつも笑顔でいるようにしています。リラックス出来て、ストレスが減りますよ。
    今日も新しい気づきをありがとうございました。

  4. 今日は、長谷部選手の言葉は心にしみました。仏教では内観ですね。忙しく毎日を過ごしているうちに、何かとても大切なものを何処かにおき忘れている様な気がします。色々ストレスもあり、今、何の気なしに思いつきで台北市に一人旅で来ています。私も、メンタルトレーニングはテニスをしていた事もあり、ジムレイヤーを学んだり、大学院ではエリクソンのライフサイクル論を学びましたが、そういった学者の文献、論文より、長谷部選手自身が乗り越えて来た体験談を元にした言葉の方が私にははるかに重いです。今、悩んでいるところでシンプルな回答が見つかり助かりました。ありがとうございました!

  5. 心に染み入るお話をありがとうございました。「心は整えるもの」という考え方にう~んと頷きました。私も日々、明るい心を保つように意識しています。気持ちのいい時には当然明るい気持ちになれますが、そのまま平穏な心を維持していくのは容易なことではありません。私の場合、嫌なことが起こった時に、その中から「いい意味づけ」を探し、一瞬笑顔を作って「ありがとう」と言うこと(意味づけが見当たらない時も、とりあえず笑います)。そして、「まっいいか」と流して、後はできるかぎりそれを忘れること。これは、かなりの成功率でその後うまくいってます。それに、整理整頓をして、好きなものに心を委ねたら、恐いものなしですね(笑)。

  6. 想像もできないプレッシャーの連続の中、プレーしてきた長谷部選手の体験からにじみ出た言葉だから、説得力がありますね!
    心を整えるには、整理整頓、掃除。無心に身体を動かしていると、不安や動揺も収まるということを、実感しつつあります。
    「心に有害ないことはしない」「少しでも乱れたら、自分で整える」今から、意識して実行していきます。

  7. いつもありがとうございます。いつも周りの人に影響を受けてしまい、心が波立ってしまうのですが、そんな時には、一呼吸して、長谷部選手のこの言葉を思い出します。すてきなお話をシェアしてくださり、ありがとうございました。

  8. すでに鍛え上げられた人の台詞かなっと一瞬思ったけれどもいい言葉ですね。自分の場合は
    例えばベンチプレス100kg5回やるところを6,7回の限界に挑戦するとか、ハーフなら
    15キロ フルマラソンなら35キロからのスパートが「心を鍛える」というイメージがあったけれどもそうやって生きていると満足感もあるけれど何をやってもそういうように考えて
    やってしまうので凄く疲れます。「心を調整する 調律する。」という言葉はそういう意味で
    何かリラックスできてとてもいいです。つぱっしてばかりでは人間長生きできませんから。
    時にはクールダウンしてじっくり考えるのも大切です。

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