抵抗感があることをはじめるコツ

吉永賢一です。

生徒さんを指導していると、
勉強以外でもいろいろな質問をされることがあります。

よくあるものとして

Q:なんかやりたくない、苦手なことが
あるときにはどうしたらいいですか?

というものです。

対策としては、いろいろな方法が考えられます。

ここでは、時間枠を用いた方法をご紹介しますね。


苦手なことをはじめる前には、休憩を取ります。

たいていの人にとっては、5分では、短いはずです。

10分から、15分、場合によっては30分、
あるいは、60分の休憩を取ります。

この休憩時間も、例によって「何もしない」方がいいです。

そして、必ず、キッチンタイマーをセットしてください。

休んでいると、沈んでいた気分が、
逆転しはじめるときが来ます。

不思議なことに、途中から、
気分が変わってくるんですね。

なぜなら、やりたいことでもあるから。

そして、「やりたくない!」という気持ちも
大切にしてあげたから。

このやり方を実行すれば、
両方の気持ちを大切にしてあげることができます。

気分が上向きになってきたら
「どういう手順でやるか?」あまり
エネルギーを使いすぎずに、考えてみましょう。

エネルギーを使いすぎてはいけないのは
「あくまでも休憩時間」だからです。

こうして、休憩の後半では、
出発前のレーサーが、とどまりながら、
俊速でスタートできるように準備するように。

休み時間の終了時点に向かって、
やる気を高めましょう。

気分が逆転してこなかったら、
休憩時間を延長します。

休憩時間を延長しても、気分が逆転しない場合、
「今日は、●●をするために休憩を取った。一歩前進したぞ!」
と思ってください。

そして、この場合は、次回の休憩から、
「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」
などのことばを、口に出してゆくようにします。

行動できなくても、
行動のためのことばを口に出す。

こうして、小刻みに、小刻みに、
前進してゆきます。

口に出すことも、行動のひとつなのですから、
このようにハードルを下げて、実行してゆきます。

また、苦手なことの作業時間は、
15分を限界としてください。

たとえば、15分やったら、10分休みます。

休憩時間がおわり、次またやるかは、
そのときの気分次第です。

重いものを持って運ぶとき、
休み休み、少しずつ、運びますよね。

その要領です。

こうやって、やってゆくと、
少しずつでも、前に進めます。

そして、進んでいるうちに、
コンプレックスが溶けて、ラクになってきます。

だから、あまりムリをせず、
少しずつ、実行してゆきましょう。

もちろん、つらくなければ、1コマ分、
つまり、50分までは作業してOKです。

この場合は、その瞬間には、
もはや「苦手」ではなくなっています。

でも、次回、またつらかったら、
15分を限度にして、休んでくださいね。

こうして、少しずつ、切り崩してゆきましょう。

ー吉永賢一

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6 thoughts on “抵抗感があることをはじめるコツ

  1. やる気だけでなく、やりたくない気分も大切にするというのは新しい気づきです。確かにどちらも自分の気持ちですから同じように扱うべきかもしれませんね。
    次回やる気の出ない時に実行します。
    今日もありがとうございました。

  2. あ、言われてみれば確かに、長めに休みをとっていると、気分が逆転する時がありますね!これは自分にとって大変大きな気付きになりました。
    また、休憩の取り方も具体的かつ実践的なのですぐにためしてみようと思います。

    ありがとうございました(^_^)

  3. ご自身が編み出された自らの方法論を、こういう具体的な形で教えて分かち合ってくれるのは、吉永さんの愛ですね・・・いつもありがとうございます。

  4. こういう発想はなかったです。嫌でもすぐやるか、やりやすいことをしてから後回しにするかどちらかでしたが、面白い発想です。

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