1円玉を捨てれますか?

From:小川忠洋
大阪のオフィスより、、、

ある百貨店のトイレで用をたして
手を洗ってると、へんなオッサンがやって来た。

僕のとなりに来るとそのオッサンは
1円玉をぽーーんと投げ捨てていた。

え!マジで!!?

1円だまと言えど、お金はお金。
投げ捨てるような事を普通にできる人が
いる事にちょっとビックリだった。

僕がそのオッサンの顔を見ると、、、

「こんなん出しよるねんでぇー」

と投げ捨てた1円玉を指差すオッサン。

その1円玉をよーく見てみると、
ちょっと曲がっていた。1円玉はやわらかいので
時々、ちょっと曲がったやつがある。それだった。

「天下のH百貨店がこんなん出すかぁー?」
と怒りの収まらないオッサン。

その一円玉をどうやって見ても
ま、ちょっとは曲がってるにせよ、
普通の1円だし、絶対使える1円ではある。
(それを投げ捨てたのが、なんだか微妙に腹立たしい)

僕に賛同してほしいのか、
いろいろグチグチ言い出しているので
「じゃあ、交換してもらってきたらいいやん!」
と言った。すると、、

「いやー僕そんなんようしませんねん。。。
 小心者なんで・・・」

アホか!と思いつつ、トイレから出ようとすると
「そんなんだったら自分言うてきてみぃー
 怖い顔されるでぇー」なんて言ってる。

こんな奴は無視するに限る。
と思い、無視してトイレを出て行ったが
彼はトイレの中で叫んでいた・・・

彼は1万円札だったら、
汚いからと言って捨ただろうか?

彼は、キレイな1円だったら
良かったのだろうか?

キレイな1円は汚い1円よりも
価値があるんだろうか?

もちろん答えるまでもない。
汚れていようが曲がっていようが
お金はお金だ。

元々、1円玉なんてのは
ただのアルミ合金にすぎない。
1万円札だってただの紙切れだ。

お金がお金として成り立っているのは
それに対する価値をみんなが認めているからである。
誰も1万円を紙切れだとは思わない。

1円玉を捨てたのは、
その価値を捨てたのだろうか?
その見た目を捨てたのだろうか?

お金をどのように扱うかで
その人が見えてくると誰かが教えてくれた。
(確か銀座のママか誰かの話)

本当のお金持ちの人は
お金を払う時も受け取るときも
気持ちよくするそうだ。

しかし、そうでない人は
お金を払うとき、受け取るときに
感情がちょっと傾く。

そのチョットした傾きが
人生を左右している。

毎日、お金を丁寧に扱っていれば
それが自分の習慣、行動、振る舞いに
なって、自分のセルフイメージを作る。

それはお金に対する
自分の考えや信念、イメージにも影響する。

お金を払う時に投げるようにしたり、
くしゃくしゃにしてたり、財布を汚くしてたり
そんな風にしてると、「お金を大切にしない」
というイメージが出来上がってしまうかもしれない。

そうなったら、大変だ

たった一つ。
ちょっとしたモノの扱いに
その人自身が投影されている

-小川忠洋

PS:
このボーナス音声を聞けば、お金に関する知識というか信念が
全く違ったものに変わるだろう。彼はこの考え方をインストール
する事で大量の億万長者を作ったのだ・・・
http://www.milteer.jp/msc/

3 thoughts on “1円玉を捨てれますか?

  1. 小川さん、小川さんのお気持ち、良く分かります。200万部のベストセラー作家の里中李生氏がお店で千円札を投げ捨てるようにしてカウンターに出した、中年男性を見かけたと言っていました。氏、曰く「そのお金がそのおじさんの元に還ってくることはないだろう」と。お金は店員の方に出す時も揃えて。財布に入れる時も揃えて。風水師バンコラン藤崎さん”赤い糸の女神が教えてくれる~運命がよくなる奇跡の方式”にも書いてありました。お金を丁寧に扱う事は、必則ですよね。小川さん、心を突く記事何時も有り難う御座います。

  2. 私は、以前男性用小便器に1円玉が捨てられているのを見て、ペーパーで拾い上げ、水と石鹸で良く洗って再度流通の過程に置いたことがあります。本来なら拾得物ということで警察に届けるべきものですが、小額であることと拾得場所が場所なだけにこのような処置を採りました。1円玉とトイレの神様には喜んでいただけたのではないかと考えています。

  3. 小さい時、母からよく言われていたことばを思い出しました。「一円で笑う者は一円で泣く」と。小さい時はその意味が理解不可能でしたので、沈黙したままでした。分かったふりをしていましたが。母は一円という小さなお金を粗末にしてはいけないよ!とか何とか言ってはいました。

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