デブ親父、ダイエットに成功。その理由は…、

デブ親父、ダイエットに成功。その理由は…、男の体重は55キロオーバー。
ダイエットが必要です。
もちろん、彼は知っていました。

自分のとるべき食事。
するべき運動。
望ましい生活習慣。

おそらく僕たちの誰もがダイエットに
必要なことを知っています。
体重を減らす方法を知っています。

しかし、この男性はそんな気分ではなかったのです。
やりたくなかった。痩せる気がなかった。
本気で痩せなければならない、と
思えなかったのです。

ある日のこと。
彼の娘の体調が優れませんでした。
彼は、娘を病院に連れて行き、
検査をしたのです…。

検査結果

医師はこう言いました。

「腎臓移植が必要です」

すぐに適合者を見つけるために、
検査をしました。
当然、最初は両親や兄弟を調べます。

数週間の後、
適合者が見つかりました。

医師は、その男性に告げました。
「良い知らせと悪い知らせがあります。
良い知らせは、あなた(父)が適合者であること。
悪い知らせは、あなたが太りすぎで
手術ができないということ。」

父の回答

「わかりました。いつまでに何キロ痩せればいいのですか?」

医者は、
「9ヶ月で34キロ痩せてください」と答えたのです。

もちろん、彼は痩せました。
これまで、実行しなかったダイエットをして、
34キロのダイエットに成功したのです。

その男性は、行動するための理由を見つけたからです。
最愛の娘の命を救うという理由を見つけたからです。

「やりたい」「やりたくない」という
感情ベースから抜け出して、やるべき理由を
認識して、理性的に行動したのです。

やる気は、気持ちの問題?

僕たちは、何かを始める、実行するときに、
やる気、モチベーションが必要だと思っています。

一時的に自分を奮い立たせ、無理やりにでも、
やる気を出そうとしてしまいます。

しかし、やる気やモチベーションというのは、
実は「感情」の問題ではなく、自分でその必要性を認識する
という「理性的」なモノだったのです。

行動できないとき、僕たちは

「やる気が出ない」
「モチベーションがあがらない」
「そんな気分じゃない」

と気分の問題のように思いがちですが、
実は、それにはやるべき理由がないからだったのです…

たとえ、行動を起こさなかったとしても、
何の影響もでないから行動しない、というわけなのです。。

「やる気」や「モチベーション」を起こすには、
気合や意志の力が必要なのではなく、行動を起こすための
「理由」こそが必要なのです。

もう一度、自分の夢を思い返してみてください。。
あなたの夢には、それを実現させるための
充分な理由があるでしょうか?

もし、充分な理由がなく、ただの”願望”になってしまっているのなら、
その夢に、実現させるべき「理由」をぜひ、考えてみてください。
きっと、あなたも自分の行動力に驚くはずですよ…。

ー飯村 匡博

PS.
このお話は、このシリーズを参考にしました。
人間関係のコミュニケーションのみならず、
たくさんの気付きが得られますよ。

www.milteer.jp/lmc_d

9 thoughts on “デブ親父、ダイエットに成功。その理由は…、

  1. 今日のもすごく説得力がある話しですね。自分も父がガンになったのでよくわかります。
    実際に何が何でもやらなければいけない環境、自分が本当にする必要があると実感できると
    成し遂げられることは多いですね。一般的には肉体労働者はちょっとスポーツをしている人なんかその仕事の体力では全くかなわないと聞きますが、野球で4番打ってたものが解体作業で
    バールを振ると本職が3時間かかるとこを30分くらいで破壊してしまった。元々目標を持って振ってた破壊力はかなりのものが身についていたと。借金を必死で返却したら通常考えられないくらい稼いでいたという例も(悪い例でしょうが)聞きます。成功するためのモチベーションを持つためには成功したらやりたいことをちょっとしたかじりの部分でも実際にやってみるとモチベーションがさらにしっかりとできて目標実現に近づくことにつながるケースもあるようです。

  2. やるべき目標を見つける

    ほとんどの人は自分の身が
    追いやられないとなかなか行動が
    出来ないですね

    人が行動を起こすときは、
    「強烈な欲求」か「強烈な恐怖」
    を感じた時だと実感しました

    自分を追い込んで
    目標を達成しようと思います

    ありがとうございます

  3. 私にも経験があります
    2005年の移住、2008年には28年10ヶ月掛かった念願が成就しています
    2006年末にその扉を開いてからも、他者が叶えていく中、私はさっぱりで、これは永久に無理ではないかと思っていたら、2008年5月23日以降、とんとん拍子に事が運び、6月10日に念願成就しました
    強く思い続ければ、叶うのです
    思わぬところで好転するのは、まさに神懸かり的ですね
    あとは、財産を作れば、もういいかな

  4. 今日もたくさん思考させてもらいました。
    ありがとうございます。
    このコメント欄に書き込みしていると考えるんですよね。
    投稿しなくてもよいので、ここへの書き込みはおすすめです。

  5. ●●をしたい!欲しい! と思う気持ちがあってもなかなか進めませんでした。

    人を動かす原動力はその欲しい物の先の「それを手に入れて何をしたいのか」にかかっていることでしょうか。

  6. 私も本気で「変わりたい」と思ってから、変わり始めました。
    大事なプレゼンテーションで全く受けなくて、凄いショックを受け、本格的にスピーチのプロフェッショナルから学ぼうと決めたのです。
    世界最強のスピーカー・ダン・ケネディの著作を読み、なぜプレゼンが失敗したかがわかりました。
    そして、ダン・ケネディを知ることにより、モルツ博士の存在も知ったのです。
    急速に良く変わるためのイメージトレーニングで、内面から変わっていくのが実感できます。
    ハートが変われば使う言葉も変わり、ビジネスにもプラスに働きます。

  7. 今日もありがとうございます

    まったく同感です。 
    「動く」には、より明確な「理由、願望」が、何よりも重要だと思います。

    指輪が欲しいから、ジュエリー店まで出掛ける。
    香水が欲しいから、香水屋さんに出掛ける
    バイクが欲しいから、バイク屋さんに行く。
    あの人に会いたいから、会いに行く。
    この父親の場合も、「娘を助けたいから痩せた」

    改めて、「明確な理由、願望」の重要性を再認識できました。

    それがないと、「達成するための目標」ではなく
    「掲げるだけの目標」になってしまいますもんね。

    ありがとうございました。

  8. 人が行動を起こさない理由!

    今の状況でやっていけると思っているから・・・

    向上心がないから・・・

    行動をしないと損をすると考えると行動しやすくなる!

    1万円得をする
    1万円を損する

    と言ったときに損をすることの方が同じ額なのに人には衝撃的に記憶に残るのである

    行動心理学を利用して

    やらないと損するということで行動してみたらどうだろう!

  9. 何か、がかかっているかいないか は
    大きいですね。

    やせる、にしても「自分のため」ではなく
    「娘のため」でなら達成できる。

    自分の「~~したい」は何のためだったのか、
    もう一度掘り返します。

    ありがとうございます。

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