失敗を繰り返さないための効果的な質問

Fotolia_86997071_Subscription_XXL_convert_20150724131952From:ネクストリーダーチーム 近藤

 

また同じ失敗をしてしまった。。。

こんな経験、よくありませんか。

今日は原田先生の
同じ失敗を繰り返さない効果的な方法
をご紹介します。

今日1日が輝ける
そんな気づきのひとつになれば幸いです。

———————————

「もし、今日をやり直せるなら、どうしますか」

 

私の経験から得た持論であるが

「失敗と向き合わない人は、同じ失敗を繰り返す」

これは間違いないことである。

 

失敗を繰り返す人には、残念な4つの法則がある。

・  直視しない

・  後回し

・  忘れようとする

・  人のせいにする

そして、繰り返す

 

この4つは実に耳に痛く、
胸に突き刺さる法則である。

わかっているのに、失敗を忘れたいときがある。

そうしても仕方がないと分かっていても、
人のせいにしたい。

 

その方が、気が楽だから。

失敗したという事実に対する、
人間の防衛本能とさえ呼ぶ事ができる。

 

私は考えた。

失敗を繰り返さないためには、
失敗と向き合うことが大切である。

しかし、失敗と向き合うのは
実に苦しく辛いことだ。

あまりに辛いので、
人は「思わず」失敗から目をそらす。

そしてまた、残念な法則通りに
失敗を繰り返してしまう。

 

要は、失敗と「向き合える」ようにすればいいのだ。

意志を強く持てとか、心が弱いとか、
気持ちの問題、といった言葉で自他を鼓舞し、
失敗と向き合わせることもできるだろう。

しかし、もっと効果的な方法があるはずだ。

 

そこで私が考え出したのが
冒頭の質問である。

 

「もし、もう一度やり直せるなら、どうしますか」

 

どうしてあんなことしてしまったのだろう。
と、理由を追求し、原因を探り、自問自答し、
もうこんな思いは嫌だと考え、同じ失敗を
二度と繰り返さないと決意することは、
もちろん重要である。

しかし失敗をした後、
最も大切な事は「その一歩先へ」進めるかどうかだ。

 

つまり、失敗をしたからと及び腰になったり、
守りの姿勢に入ったりせず、

これまで以上に前向きに、
主体的に、アグレッシブに、

「同じ失敗を二度としない自分になるための行動」

を取ることである。

 

その行動は、

「もし、もう一度やり直せるなら、どんな違ったやり方をしたいですか」

という質問に答えることで生まれる。

 

「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」

という、原因追及型の質問からは、
反省や後悔は生まれるが、
今までの自分を変えることができるような、
新しい行動は生まれてこない。

 

「もし、もう一度やり直せるなら、どうしたいですか」

 

自分自身に、そして失敗してしまった友達や同僚、
家族、部下に、是非尋ねていただきたい質問である。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン「プラス思考 質問を変える」より)

———————————

 

PS
もしいまの現状を変えたい、
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2 thoughts on “失敗を繰り返さないための効果的な質問

  1. 「もし、もう一度やり直せるなら、どうしますか」とは、何とパワフルな質問だろうと思いました。
    早速、何度でも使ってみたいです。

  2. 原田先生の言葉はとっても当たり前のようで
    実はとってもすごみのある内容です。
    ぱっと読むと何がすごいのか?
    という気がするのですが,
    よくよく読んでみると
    これはすごい!とわかってきます。
    自分も見習っていきたいと思います。

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