未来を描くということ

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From
:ネクストリーダーチーム 近藤

 

みなさんは目標の
手入れをしていますか?

その手入れの方法は
あなたに輝かしい
未来をもたらしていますか?

今日の原田先生のお話は

「未来を描くということ」についてです。

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私は皆さんと同じように、定期的に自分の
未来である「目的・目標」を手入れしている。

 

手入れをするとは、具体的には、
・  目標(数値目標)の更なる上方修正
・  スモールステップとしての期日行動の見直し
・  毎日取り組むルーティン行動の見直しと効果測定
などを行う事である。

こういった手入れを、私は主に短期・
中期的(3か月〜1年)の目的・目標に
対して行っている。

 

目的・目標が短期のものであればあるほど、
一日一日の取り組みこそが重要であるという
ことが、身にしみてわかる。

何があっても達成したい目的・目標があるなら、
毎日、真摯に、真剣に、愚直に、本気で、
全力で取り組むことが、実は一番の近道なのである。

 

では、長期的(1年以上〜5年や10年)な
目的や目標に対して、私は何をするかというと、
まさに「未来を描く」ことにしている。

「描けば叶う」それは、魔法でも何でもない。

描いた通りに叶っていくというのは、つまり、
「描いた事を実現するために行動する、生きていく」
ということだからである。

だから私は、「まず、未来を描きなさい」と
伝えることにしている。どうなりたいのか。
なにをしたいのか。どこへ行きたいのか。

それをまず、自覚する事が重要なのだ。
それが、叶う可能性が高いか低いかは、
その時点では考える必要はない。

とにかく、まずは「描く=考える」のだ。
描いてみるからこそ、現実の自分とのギャップも見えてくる。
ギャップが見えてくるからこそ、何をしなければ
ならないかがわかる。

 

不安も大きくなりイライラと焦る。
しかし、希望も生まれる。希望は、モチベーションとなる。

未来は、今よりもきっと良くなるはずだ、
という思いは、未来へ進む前向きな気持ちと、
今、目の前にある現実に立ち向かう勇気をくれる。

だから「まずは、未来を描く」のである。

 

弊社で主催した、あるセミナーに参加した学生たちの、
未来の描き方は大変興味深いものであった。

ある大学で、日本一を目指して陸上競技に
取り組んでいる女子学生が、セミナーの中で
目的・目標を用紙に記入していた。

どんなことを書いたかと見てみると、
「○○大会で日本一になり、ロンドンオリンピックに
出場できたらいいなと思います」
と書いてあった。私はすかさず言った。

「これ『いいなと思う』やったら、アカンね。
それは目標とちがうな。断言せなあかんねん。
書き直してみなさい」

すると、女子学生の手がとまった。
「どうしたんや」と聞くと、彼女の答えはこうだった。

「断言するのが、怖いです。
断言すると、やらなければならない。
『こうなると良いな』と考えている方が、気が楽です」

 

私は言った。
「絶対やらなければならないから、目標やねんで。
こうなればいいな、は夢や。あなたが言う通り、
断言するには『覚悟』が必要や。

本気でロンドンオリンピックに行きたい、
いや、行く、何があっても行く。

自問自答して、本当にそう思えるなら、
文末の表現を変えてみなさい」

 

その場を離れ、観察していると、ペンを握りしめ、
数分ほど逡巡した後に、やがて彼女は手を動かして
文字を書いた。

セミナー終了後に彼女の目標を見せてもらった。
「○○大会で日本一になり、標準記録を突破して、
ロンドンオリンピックに出場し、人生最高の幸せを
たくさん味わっている」

 

彼女に感想を聞いてみた。

「断言する文章を書くのは、正直、決心がいりました。
腰を据えて自分の本心と向き合い『出場する』と書き、
その時の幸せな様子や気持ちを想像すると、
モチベーションが一気に高まりました。

そして何をすれば良いのかが見えてきました。
達成のための具体的な行動が明確になり、
なんだかすっきりしました」

 

私は、未来を描く一つの方法として、ビジョンマップという、
文字と絵を使った方法を用いている。

イメージが広がりやすく、湧きやすい。
一つのイメージが、別のイメージを連れてくる。
そして1年後、3年後、10年後の未来が
どんどん浮かんでくる。

そのビジョンマップにあらわれる大小様々の
目的・目標を、私は原田式長期目的・目標設定用紙に
文字で落とし込む。

何をしたら良いかが明確になる。
具体的に書く事で、覚悟が定まる。
やるしかない、何があってもやるぞ、
というモチベーションが湧いてくる。

 

未来への大きな希望と、明確な行動を生む
覚悟とワクワク感。どちらも揃うからこそ、
目的・目標は達成されるのである。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン「未来を描くということ」より)

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One thought on “未来を描くということ

  1. 断言するということは勇気がいりますね
    私も「なれたらいいな」と思うくらいでした

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