毎日15分

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

1日は1440分。
そのうちの「15分」に
ついて今日はお話をしています。

たった15分、されど15分。
この時間をどのように使えば効果的なのか。
そのヒントを今日はお届けします。

では、今日の原田先生のお話をどうぞ。
—————————————

ビジネスインサイダーというサイト
(英語のサイトである)に、大変興味深い
記事が掲載されている。
「This 15-Minute Activity Will Make You More Successful At Work」

(この15分で、あなたはもっと仕事で成功できる)

 

ハーバード・ビジネススクールの調査によれば、
毎日15分間の「振り返り=日誌を書くこと」を
する人は、しない人よりも、仕事での
パフォーマンスが22%良くなったそうである。

この調査では、仕事が終わった後に毎日15分間、
仕事でうまくいったことを振り返り用紙に記入する
ということを10日間、続けてもらったグループと、
全くしなかったグループとを比較したという
ことであった。

 

またこの調査によると、ただ単に
「考えているだけ」では、考えは
体系化されにくく、勘違いや
(自分に都合の良い)思い込みが

起きやすく、それを文字にすることで、
自分にとって何が役に立つのかを特定
しやすくなるとのことである。

 

私は以前から、日誌を書くことの効果に
ついて何度も皆さんにお伝えしてきて
いるので、このような投稿を読んでも

「なるほど、やはりそうであったか」と、
日誌を書くことの“正しさ”を再認識する
ばかりである。

 

さて皆さんは、日誌を書いておられる
であろうか。自立した人と組織を育てる
私たちのメソッド【原田メソッド】では、
初心者の方も取り組みやすいようにと、
日誌に書く項目をある程度、固定している。

 

その中のひとつに、「その日を振り返り、
仕事でうまくいったこと(仕事効力感)」
という項目があるが、

ハーバード・ビジネススクールの調査でも、
これを書くだけでも、仕事においての
パフォーマンスが2割も向上する
ということである。

 

原田メソッドの日誌は、仕事における
パフォーマンス向上に繋がることは
もちろん、その人の私生活や家族との

関係改善、職場での人間関係向上など、
様々な意味での“豊かな生活”の実現に、
非常に強力な効果を発揮するのである。

 

中には「毎日、書くということが
とても難しい」とおっしゃる方もいる。

毎日15分。これでも難しいだろうか。
寝る前の15分。仕事が終わった後の15分。
風呂上がりの15分。
あなたは通勤にどれくらいの時間を
かけておられるだろうか。
15分といえば、大阪市営地下鉄だと
4駅か5駅分である。あっという間だ。
(そのうち、確実に15分では足らなくなる。
書きたいことがどんどんと
生まれてくるからだ)

まずは今晩、15分間だけ日誌に
向かってみてはどうだろう。

 

お仕事をしている方は、仕事で
うまくいったことを記入してみよう。

学生さんは、授業でよく理解できたことや、
部活動でうまくいったことを書いてみよう。

ご家庭におられるお母さんや主婦の方は、
一日で思い通りにできたことや、
お子さんとの楽しかった交流に
ついて記してみよう。
今日一日を振り返り、うまくいったこと=
成功体験を文字にして記すことは、
明日のパフォーマンスを高めることに、
確実に繋がるのである。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

原田隆史
(原田研究所公式メールマガジン
「毎日15分」より)
—————————————

PS
「日誌」だけでなく、本格的に
原田メソッドを学びたい方はこちら。
http://www.nextleader.jp/H20D/lesson/index_b.php

 

 

2 thoughts on “毎日15分

  1. いつも ありがとうございます
    確かな 証が    あることに   感謝します
    私も  高校出て  社会人になり  3年ほど   つけていました
    日記を つける   効用は     知りません  でした
    ただ  日が    たち      省みることが 鮮明に      蘇ります
      

  2. たった15分あるのなら、休みたいのが本音。よく隙間時間というが、隙間時間は休憩時間としたい。
    とて、日記を書く効能は否定する気はない。
    仕事だけでなく、どんなことをしていても人生は精進が目的と思う。
    反省し、いい方向にステップアップするのは何もビジネスの世界だけではないのではないか。
    (この内容は、某宗教団体の「日時計日記」というものに、似ているように思える。)
    日記を書いて、自己反省と良かったことに目を向け、さらに精進しようと考える人のためにとてもいいことだと思う。

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