豪雨の中に虹を描くリーダー

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From:麻生秀男

先週の金曜日の事。

朝、起きると外は土砂降りの雨。

 

その日は、5歳の次女が

「パパと行きたい!」

というので、娘を幼稚園に送っていく予定に

なっていました。

 

幼稚園に行く支度を済ませ外に出ると、

まだ雨は強く降っています。

しかも、街路樹の落ち葉で側溝が詰まって

しまったのか、歩道がところどころ冠水して

います。

 

その水は車道の方まではみ出し、

車が通るたびに、スプラッシュマウンテン並に

歩道側に水しぶきを上げていく。

「これは、気を付けないと幼稚園に

つくまでにびしょ濡れになるぞ」

そう思った私は、細心の注意を払いながら

進むことにした。

 

車が来ないタイミングを見計らい、

洪水になっているところを巧みに避けながら

娘の手を引いて進んでいく。

さながら、脱出ゲームのような緊張感。

途中で、「娘は大丈夫かな?」と思い、

「今日は雨で大変だね~。」

と声をかけた。

 

すると、娘は言った。

「そうだね。

でも、雨の後に晴れると虹が出るよね(^^♪

そう娘に言われた瞬間、頭の中に晴れ上がった

空にかかる大きな虹が浮かんだ。

同時に、それまで緊張感と若干の憂鬱に

支配されていた私の気持ちがフッと軽くなった。

 

『リーダーとは希望を配る人の事だ』

by ナポレオン

 

その朝、外から見れば、大雨の中、

私が小さな娘をリードしているように

見えたかもしれない。

でも、実際に希望を配り、心を軽くして

くれたのは、娘の方でした。

 

ジェームスは、

「リーダーとは肩書のある人の事ではない。」

とよく言います。

 

通常は、肩書が上の人、年齢が上の人、

経験のある人をリーダーと思うし、

そういう人達にきちんとリードしてほしいと

思うものです。

それはそれでうまく行くこともたくさんあります。

 

ですが、

その場がうまく行っていないと、

リーダーという肩書の人だけの責任にして

「リーダーなんだからちゃんとやれよ。」

と思ってしまう事もすくなくありません。

でも

リーダーという肩書の人でも助けが必要なことも

あるのです。

 

そんな時でも、リーダーは弱さを見せてはいけない

という思い込みから、逆につらかったりします。

ですが、実は、肩書は無くても、

誰でもリーダーになることはできるのです。

そして、そのリーダーシップのあり方も

必ずしも上からである必要はないし、

何かを指示する必要すらない。

相手の悩みや不安を取り除いてあげたり、

ちょっと視点を変えてあげるだけで良い。

それだけで、相手は本来の力を取り戻し、

前に進めるようになったりするものです。

 

私の娘が私にしてくれたように

土砂降りの雨のような困難の中でも、

そのちょっと先の明るい可能性を示し、

虹を見せてあげるだけでいいのです。

それだけで、相手をよりよい結果、

幸せに導く、リードすることはできるのです。

 

もちろん、私の娘の場合は、

意図してやったものでは無いと思いますが、

そんなリーダーの在り方と、リーダーシップに

ついて気づかせてくれました。

 

あなたは今日、誰の心に虹を描いてあげますか?

−麻生

 

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2 thoughts on “豪雨の中に虹を描くリーダー

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