あなたは迷惑?

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『批判されたくなければ、
なにもせず、なにも言わず、
なにものでもなくなればいい。』

- エルバート・ハバード
(アメリカの教育家) -

 

以前、メルマガ読者の方から
こんなご質問を頂きました。

———–

はじめまして。
いつもメルマガで
愉しませていただいております。

私は29歳の雇われパティシエを
しているものです。

以前、自身の求めるもののために
会社を辞めることも
一つの道だというような事を
書かれていたと思うのですが、

今勤め先(修行先といいますか)を
変えようと思っています。

今の会社は最近体制が変わり
自分の求めるものとは
変わってしまいました。

もちろんそこで
得られるものもたくさんあり、
マイナスになる事は無いと思います。

 

しかし、会社の方向性や、周りの環境が
私に会わず苦悩しています。

そのせいか、同僚達とも
ギクシャクした関係になり、
あらゆる事がうまく回らなくなりました。

今、会社を辞めるのは
周りの人間に迷惑をかける
事になるのは分かっているのですが、

私の夢のためには
会社を辞めるのが正しい選択だと
思っています。

 

現状から逃げ出すための
口実だとも思います。
違う環境に行けば生まれ変わる
と言うような考えもありません。

話しがまとまらずすみません。

つまるところ私が聞きたいのは、
自分のために人に負担を
押し付けてもいいものか
どうかという事です。

自分がそこまで会社に
必要な人間とは思いませんし、
いなくなっても会社は回ると思います。

単に人手が足りなくなるという事です。

中学生並の頭で色々考えたのですが、
行きづまってしまいました。

なにかヒントでも
いただければと思いメールしました。

 

よろしくお願いします。

—————

 

実は、私も、同じような状況に
なった事があります。

ですので、何かの参考になればと思い、
私の体験と、私が当時出した
結論について、お話したいと思います。

私も、以前は、
別の会社で働いていました。

 

入社当時は、自分がやりたい事のために
入社しましたし、実際、
自分のやりたかった事にかなり近い事を
やらさせていただきました。

大変な時も多かったですが、
とても良い経験でしたし、
上司にも、会社にも
今でもとても感謝しています。

 

ですが、7年ほどたった時に、

『自分が本当に
手に入れたい人生は、これではない』

と感じ始めました。
そして、いろいろと考えたり、
勉強したりした結果、
転職する事にしたのです。

ですが、7年も居たので、
当然、いろいろと
責任とか、役割とかありました。

自分がやめる事で、
お世話になった上司や
同僚にご迷惑をかけることにもなる。

 

正直、迷いました。
ですが、ある時、
違う考えが浮かんだのです。

それは、

『今、自分は今の職場に
100%集中できてないのでは?』

ということです。

でも、それはそれで、
結局迷惑をかけているのではないか?
と感じたのです。

 

じゃあ、自分を殺して、
今の仕事に集中しようと
自分にウソをつけばいいのか?

でも、それってまわりは
望んでいるでしょうか?

自分がまわりに迷惑をかけないために、
自分の夢をあきらめ、不幸になって、

『あんたたちのために、
私は我慢したんだ』

と言われても、
それも迷惑なんじゃないかと。
結局、どの道を進んでも、
迷惑をかけることに
なるのではないかと。

 

だったら、一番いい迷惑の掛け方は、
自分の夢のために、
ポジティブに去る事ではないか?

去る前に、相手の要望を聞き、
できるだけのことを
やって、そして去ろう。

そう考えるようになりました。

上司にご相談させて頂いた時も、
ありがたいことに
引きとめて頂きました。

 

でも、最後は、
自分の夢のために進もうとする
私を応援していただけました。

今でも、当時の上司には
感謝しています。

そして、その上司のためにも、
ご迷惑をかけた同僚の方のためにも、
自分の夢を実現しよう。

それが、自分にできる
恩返しではないか。

と、考えたのです。

そして、今、当時を
振り返って思うのは、

周りに迷惑かけたくないとか、
まわりの事を気づかっている
ようなことを言っていたけど、

本当は、自分が

『勝手な奴だ』
『自己中なやつだ』

そう言われたり、責められたり
するのが怖かっただけ
ということです。

 

つまり、周りの事を
配慮しているようで
気にしていたのは
自分の事でしかなかったわけです。

今回、私のお話が、
ご質問を頂いた方の状況と
あうかどうかは、
正直、わかりません。

 

ですので、
もしかしたら、別の解決策も
あるかもしれません。

例えば、

今のご自身の状況を、
会社の方針に影響を与えることが
できるレベルの方に相談してみる

というのも一つの方法だと思います。

そのうえで、会社が考えていることと、
ご自身が望まれていること、

その両方を満たす事が出来る案を
一緒に考えてみるのも
良いのではないでしょうか?

きっと、方法はあるはずです。

 

そのうえで、お互いに妥協ではなく、
100%以上満足できる案を
作れないのであれば、夢のために
その職場を去るというのも
選択肢の一つだと思います。

 

ジェームスは、よく

『他人の人生に対して、
協力したり、アドバイス
することはできる。

でも、相手の人生の責任まで
負う事はできない。

その人の人生を決めるのは、
その人自身にしかできないのだから。』

 

という事を言ったりします
そして、それは、
あなた自身の人生についても
同じことが言えると思います。

他人の事を気にして、
他人のせいにして
自分の人生を生きないと
いうこともできます。

他人を犠牲にして、
自分の人生を生きる
ということもできるでしょう。

 

でも、他人を幸せにしながら、
自分の人生を生きる道も
必ずあるはずだと思います。

決して、簡単ではないし、
答えを見つけられない
こともあると思います。

ですが、そこには想像力次第で
無限の可能性があります。

 

私は、その3番目の
選択の可能性を信じて、
ベスト尽くしていきたいと
思っています。

あなたの人生を
より素晴らしいものにする上で、
何かのヒントになればうれしいです。

ー麻生秀男

 

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