ぞうのお話

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象と人間。

「力が強いのはどちらでしょうか?」

こんな質問があれば、おそらく誰もが簡単に
答える事ができるでしょう。

その答えは、もちろん象。

こんな事は誰でも知っているでしょう。

しかし、動物園などの人間に飼われている象は、
ちょっと引っ張ったら抜けてしまうような
小さな杭でつながれた鎖が足にはめられていると、
じ~っと、おとなしくしているのです。

つまり、逃げようとしないのです。

なぜでしょう?

だって鎖につながれて不自由な状態なんて
嫌ですよね!

実は、これにはワケがあるのです。

どうして象が逃げ出さないかというと、
それは、象がまだ小さい頃にさかのぼります。

まず最初に、小象の力ではビクともしない
地中深く埋められた鋼鉄の杭につながれるのです。

当然のことながら、
その小象は、

「もっと動き回りたい!」
もしくは、
「ジャングルに帰りたい!」

などと動き回ります。

しかし、どれだけ力を入れて引っ張っても
小象にその杭を動かすことは、
絶対にできないのです。

どれだけ力を入れても動けない
ということを繰り返すうちに、
やがて、、、

地面に杭がある = 逃げられない

という思考パターンが出来上がるわけです。

その後、成長して象の力はとても強くなります。

しかも杭自体も、
すぐに抜けるような小さな杭に変わります。

にも関わらず、象は、
「逃げられない」という思い込みから
逃げ出そうとしないんです。





「あなたの足下にも杭はありませんか?」

ー飯村 匡博

 

P.S.
あなたの人生で、
誰かが、もしくは何かしらの要因によって、
杭が打ち付けられていたとしたら、
ここで”杭の外し方”が明かされていますよ。
http://next.drmaltz.jp/mscbook2/

 

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