ある小説家の話。
「区切りのいいところまで書いて終わりにして、
あとの続きを書き始めるのは、とても難しい。
だけど、区切りのいいところから、
さらにあと数行を書いて休憩をとったほうが、
うまくいく」
実は、これは小説家だけでなく、
どんな人にでも当てはまります。
いったんキリのいいところで、
止めてしまうと、
「終わった感」を感じてしまい、
次に再開するときに、
また1からエンジンをかけなおさないと
いけません。
しかし、やりかけの途中で、
とめている場合は、
次にやらなければならないことが
明確だし、既に“やる”モードに入っているので、
新たに力を振り絞る必要がありません。
よく、休憩前に
「あと少し、もう少しでキリの良いところだから…」
なんて言っちゃいますが、
キリの良いところで、いったんストップしてしまうと、
再開するのもしんどいし、
再度、脳が働き始めるのに、
時間がかかってしまいます。
休憩前には、仕事を完結させずに、
常に脳を働かせた状態でとることが、
あなたのパフォーマンスを
あげる秘訣です。
これって、時間管理の、
とてもスゴイ秘策なんですよ。
休憩は作業が中途半端な状態でとる
1度、やってみて下さい。
ー飯村 匡博
PS.
上手く行く方法には、理由があります。
成功する法則を研究した結果が、
ここで紹介されていますよ。
http://www.nextleader.jp/H20D/lesson/
すごく有益なコトを聞いた気分です。明日から実践します。
私は、いつも「キリのいい所まで仕事を片付けてから」帰宅するようにしていました。
それは、半端なところで止めるよりは理にかなっていたのですが…
なるほど! 区切りのよいところから、更に次の作業の下準備をしてから
(または段取りをメモってからから)職場を離れるようにします。
ありがとうございました。