言葉×具現化=人を動かす力

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From:  ネクストリーダーチーム 近藤

 

2017年、あなたは
どんな一年にしたいですか?

やりたいことがある方や

これから考える方も
おられると思いますが

今日の原田先生の話は
あなたの思い描いた人生を送るためは
無くてはならないものを話しています。

ぜひ続きをご覧ください。

 

———————

企業さまでの研修会のメニューとして
常にご好評をいただくメニューの一つが

「理念作り」「クレド作り」である。

 

理念とは、ぼんやりとはわかっているのだが
はっきりと明確にはわかっていないという

仕事や人生に対する、自分の覚悟や使命感、
またはそれらは何に由来しているのか

ということを、文字で明確にするためのものである。

 

一つには、自分に対して明確に。

もう一つには、自分の周りの人に対して明確に。

 

後者は特に、企業のリーダーや管理職
または学校の担任の先生や校長先生には、
大変大きな意味を持つものである。

上司や担任が「何を考えているのか」
ということが伝わるだけでも、
部下や生徒は、安心できるものである。

 

また同時に、上司の一貫性、情熱、
責任感についての根拠を知ることとなり
このことも、仕事に対する安心感、
そして上司に対する信頼感が増す、大きな要因となる。

何か漠然としていることを、
言葉に変えて持っておくというのは
とても大切なことなのである。

 

そして、思いを明確にした理念を
自他共によりわかりやすい考え方として
刻んでおくものがクレドである。

例えば、「仕事と思うな、人生と思え」
私が常に心に刻むクレドだ。

人生と思って仕事に取りくむ。
そうすると、手抜きはできない。

仕事にどう取り組むかは人生をどう生きるのか
という姿勢につながる。

私はそう考えている。その考えを端的に表す言葉が
「仕事と思うな、人生と思え」なのである。

 

こういったクレドを、
どうして思いつくのですか?
どうやって見つけるのですか?
と聞かれることがある。

 

これは、私には考えを「書く」という習慣
身についていることと関係が深いと思っている。

私は昔から、考えたことは書いて
まとめるようにしている。

書いて書いて書きまくる。
その中で、まさに「ふっと降りてくる」のだ。

 

「仕事ではない、まさに私は
人生をかけて取り組んでいるのだ」と書く。

書いているうちに

「そうだ。仕事ではない。これは人生だ。
よし、そのことを常に胸に刻んでおくために
わかりやすい言葉に変えよう」

として生まれたのが
「仕事と思うな、人生と思え」である。

 

また私は、社会に功績を残した偉人の伝記を読んだり
映画を観たりするのが大好きである。

その人たちが
いったいどんな思いを持って人生を生きたのか。
彼らを動かしたモチベーションはどこにあったのか。
なぜこのような過酷な運命を乗り越えられたのか。

そうやって考えていると、彼らが残した言葉が
私の胸にずんと迫ってくるのである。

 

例えば、私の座右の銘とも言える言葉は
インド独立の父、マハトマ・ガンジーのこの言葉だ。

 

「あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい」

 

世界がこうなればいいという思いは
多くの人が持つと思う。

例えば、もっと平和に。
もっと思いやりのある世界に。
もっと人々が互いの違いを認め合える世界に。

そう願うと同時に、あなた自身がまずは、
そういった人になりなさい、とガンジーは説くのだ。

 

思いやりのある世界を願うなら
自分自身が思いやりに溢れた人間になる。

互いの違いを認め合える世界を願うなら
あなた自身が人間の多様性を受け入れる人になる。

 

つまり、起こってほしいと思う変化は
自分自身が起こせばいい。

私はそのように捉え、この言葉を目にし、口にするたびに、
燃え上がるような使命感の高まりを覚え、心が震える。

 

言葉は偉大である。
言葉には力がある。
影響力がある。

 

しかし同時に、言葉を弄すれば詭弁となり
「言葉巧みに」となれば人を騙すこともできる。

言葉が力を持つのは、その言葉を発する人が、
その言葉を具現化したように生きていることが、
相手に伝わった時ではないだろうか。

 

書いたように生ききる。

私は、私が見てみたい変化になる。
これは私の挑戦である。

 

今日はここまで。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン 「【言葉×具現化=人を動かす力】」より)

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あなたの思いを書く具体的な方法は
こちらのメソッドで学べます。
http://www.nextleader.jp/harada_method/sp/17/01/

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