どっちに見えますか?

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From:  ネクストリーダーチーム 近藤

 

あなたはこの絵が
「2人の横顔」に見えますか?
「杯」に見えますか?

同じ絵でも視点が違うと
別のものに見えてきます。

 

このことは、あなたが
今見ている現実にも同じことが言えます。

今を変えたい、もっと良くしたいと思っているなら
今日の原田先生の話をぜひご覧ください。

 

———————

 

トンネルを抜けるとそこは…

このあとに続くのは、
文学の親しみのある方なら
「雪国だった」となるかもしれない。

あなたはどうですか。

長いトンネルの向こうには、何が見えていますか。

 

これは、研修や講演で私が
よくご参加の皆さんにお尋ねすることである。

見ているものが、あなたの世界である。

少し哲学的かもしれないが、
これは事実であると私は思っている。

 

トンネルの向こうに
うっすらとでも希望の光を見る人は
そういう世界に住み、そういう世界をこれからも生きる。

トンネルはいつまでたっても続き
光が見えないと考える人にとっては、
生きている世界もそういう場所であり
つまり希望や夢が持ちにくい。

 

私たちは、そういう世界だから、
そう考える(考えざるをえない)と思いがちだ。

しかし本当は(たぶん)
そう考えるから、そういう世界になるのだ。

 

みなさんはどう思われますか。

だからつまりは、希望や夢が必要ということだ。

しかもそれらは、人から与えられたり、
もらったりする類の希望や夢ではない。

自家発電で、自分で生み出し、見つけ、
育てていくという希望や夢である。

 

苦難の日々、苦しい毎日、山積する問題。

あなたの世界を
「真っ暗などこまでも続くトンネル」
にする理由はたくさんある。

そういった理由は、あなただけではなく、
私にも、どの人にもある。

その中で、希望を見つける、夢を見つける。
つまり、希望を作り、夢の種を撒くのだ。

 

環境は、なかなか変わらない。

周囲の人も、自分が思ったようには
動かないし変わらない。

 

しかし、それを見る自分の「捉え方」は、
すぐにでも変えることができる。

「すぐに」が難しくても変えることはできる。
自分次第だからである。

 

夢だの希望だのと
厳しい現実の前では甘えたことだ、
とおっしゃる方もおられる。

しかし、そこまでストイックになることはない。
と私は思っている。

 

ストイックとは
「現実が厳しいのだから、甘い夢を見てはいけない」
という考え方のことだ。

現実が厳しくても、夢や希望を描いても、
全く構わない。そう思いませんか。

厳しい現実の前で、夢や希望を持つことは、
個人の自由である。持ちたい人は持てばいい。
持たない人は、持たなくていい。

 

しかし、あなたの世界は、
あなたが見ている・捉えている通りに進む。
今の時代を、それでも平和で良い時代だ
と考えている人は、例えば凶悪な犯罪が起きた時に、
「この平和な時代に」と驚くことだろう。

今の時代を、荒んだ危険な時代だ
と考えている人は、凶悪な犯罪が起きた時には
「やっぱりそんな時代だ」と捉える。

そういうことなのだ。

 

あなたと、今あなたの隣にいる人は
同じ世界で、同じ時代を生きて、
同じものを見ているように思えるが、
実は、全く違う世界を生きているかもしれない。

 

いや、違う世界を生きている、と断言できる。

 

さて、冒頭に戻ろう。

トンネルを抜けるとそこは…
世界は、あなたが捉えているようにできている。

だから私は、夢や希望を大切にしたいと強く思うのだ。

 

今日はここまで。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン 【トンネルの向こう】より)

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One thought on “どっちに見えますか?

  1. 自分の心にとらわれることなく(思い込み) 全く 違う観点から見ると 全く違う景色が見えることもある。
    あらゆることから 自由であること 大切と思います。
     有難うございました。
    拙宅が 仁風庵 として 国登録文化財 に指定されております。 その場所で 様々な 文化活動 講演会 催しております。
    また 様々お知恵お貸しください。

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