不満を前向きな発想に変える4ステップ

 

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

 

マイナス思考の人の典型的なパターン
あなたはご存知ですか?

今日の原田先生のお話は
前回の「本当のプラス思考」の続編
マイナスをプラス思考に変える方法です。

今日1日が輝ける
そんな気づきのひとつになれば幸いです。

 

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今日は、本当のプラス思考を生み出すための
もう一つの考え方についてお話しする。

 

マイナス思考に陥る人の典型的な発言は
「不平・不満」である。

 

「売上が伸びない。やってられないな」

「うちのクラスは、いつも平均点が悪い」

「練習の雰囲気が悪いなあ。腹が立つ」

不平・不満は、口に出したり人に
聞いてもらったりするとある程度は消化される。

どんな形であれ消化されてしまうと
もう思考は先には進まない。

 

つまり

「どうして売上が伸びないのだろう」とか
「なぜクラスの平均点が悪いのだろう」という

次の段階の思考「疑問に思う」が生まれないのだ。

 

私が主催する、
現場教師のための私塾「教師塾」で
取り組んでいる思考法の流れを、紹介したいと思う。

 

1「不平・不満」 いま、課題と感じていることを書く

「クラスの平均点が悪い。学年最下位だ」

「教職員間の生徒指導の足並みが揃わない。みんなバラバラだ」

 

2「課題に変える」 疑問文にして、「反対の表現」を使う

「どうしてクラスの平均点が悪いのだろう?
学力が上がって、クラスの平均点も上がるには
どうしたらいいのだろう?」

「どうして生徒指導の足並みが揃わないのだろう?
生徒指導の足並みを揃えるには
どうすればいいのだろう?」

 

3「目標に変える」 課題に具体的な表現を使う

「生徒の学力が向上して、クラスの平均点が学年で
1番になるには、どうすればいいのだろう?」

「生徒指導の足並みが揃って、遅刻する生徒が0になるには、
どうすればいいのだろう?」

 

4「理想に変える」 目標にあなたの理想や願いを込める

「生徒の学力が向上し、クラスの平均点が学年で1番になって、
みんなが自信を持って勉強に取り組む、ピカピカやる気一杯のクラスになるには、
どうすればいいのだろう?」

「教職員間の生徒指導の足並みが揃い、
遅刻指導についても全員で協力して行い
強い結束力を持つ教職員集団として、遅刻生徒を0にするには
どうすればいいのだろう?」

 

これが、不平・不満から理想の姿を生み出す、思考の流れである。

 

「不平・不満→課題→目標設定→思いを込めた理想の姿」となる。

 

4の「理想」の文章が生まれると、
前向きな気持ちで、現状を変化させるための
具体的な行動を考えることができるはずである。

 

不平・不満を口にしただけで
思考停止していたのとは、大違いである。

 

言葉は生き物である。

 

言葉に頼りすぎると、思いを込めたはずの文章も
「お題目」となってしまう危険性もある。

と同時に、少しの工夫で、思考を加速し、
視野を広げる力も、言葉は持っている。

 

私はよく「使う言葉が全て」と
皆さんにお伝えする。

不平不満も、理想の文章も、
言葉を発しているのには違いない。

どうせなら、人も自分も元気に前向きになれる
勢いや優しさのある言葉を使いたいものである。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン「プラス思考 不満を理想に変える」より)

 

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PS
不平や不満の毎日から
前向きにワクワクした毎日に変える習慣は
この本から学ぶことができます。
http://www.nextleader.jp/H20D/ach/

 

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