「ビッグマックを作ったのは誰?」

BigMac

マクドナルドのロングセラー商品である
「ビッグマック」

インターネットのフリー百科事典である、
ウィキペディアにも、

“マクドナルドが創業27年後の
1967年より発売している大型のハンバーガーで、
マクドナルド・チェーンのシンボル的なハンバーガー”

と書かれている、超有名なこのハンバーガーですが、
実は、この商品の誕生の歴史には、
ちょっと面白い話があるのです。

「ビッグボーイ」

当時、マクドナルドのライバルチェーン店であった
「ビッグボーイ」には、二層に重ねた
ハンバーガーがあったのです。

そこで、あるフランチャイズ店のオーナーが、
マネをして、ビーフを二層に重ねたハンバーガーを
テスト販売しようとしました。

しかし、このアイデアに、
マクドナルドの創業者である
レイ・クロックが猛反対したのです。

内緒で、、、

このフランチャイズ店のオーナーは、
それでも諦めずに、上層部の目を盗み、
「非公認」の業者から、
「非公認」のバンズを仕入れて、
なんと、周囲の反対を押し切って、
販売してしまったのです!

結果は、

この新メニューのおかげで、
店の売上は12%増

その後、全米のマクドナルドで、
ビッグマックは発売され、売り上げが
一気に10%も上がったのです。

そして、あなたもご存知のように、
今も世界中の人々に、
「ビッグマック」は愛され続けているのです。

他人の意見

もちろん、人の意見を
全く聞く必要がないというわけではありません。

しかし、自分の人生。
一度きりの人生。
「これだ!」という心の声が聞こえたら、
周りの意見に左右されずに、
突き進むべき瞬間があるのかもしれません。

なぜなら、最終的には、
結果がどうなるのかは誰にも分からないからです。

ただ、言える事は、
“決断”して一歩を踏み出した行動は、
周りから言われて取り組んでいる仕事よりも、
確実に成功する可能性が高くなります。

その意見は、常識外れかもしれません。
その意見は、バカにされるかもしれません。
その意見は、成功する可能性が低いのかもしれません。

しかし、時にその決断は、
世界を変える事があるのです。。。

騒動の結末、、、

かつてビッグマックに猛反対した
マクドナルドの創業者であるレイ・クロックも、
晩年にはこのように語っています。

「ライバルに真似されるよりも早く、
次の商品を開発しなくてはならない。
そのためには、全てのスタッフの頭脳を活用する
必要がある。

それが役員の頭脳であろうと、
現場でフライドポテトを揚げている
調理人の頭脳であろうと関係ない。」

たった一人の普通の人物の決断が、
世界的大起業家の意見を180度変えてしまったのです。

ひょっとしたら、
あなたのアイデアも、馬鹿げたものではなく、
素晴らしい可能性を秘めたものなのかも知れませんね。

ー飯村匡博

PS.
リーダーシップをテーマにした「7つの習慣DVD」vol.8の
特別価格は、今日が最終です。
サンプルムービーもあるので、ぜひ観てみて下さい。
僕は、これかなり感動しました。
http://www.nextleader.jp/the7habits/freevideo/vol_08.html

11 thoughts on “「ビッグマックを作ったのは誰?」

  1. 私のアイデアも、馬鹿げたものではなく、
    素晴らしい可能性を秘めたものの筈ですが…

    ビッグマック、ハンバーガーに比べて割高だからな~
    割安だったらもっと買うんですが…
    どうしてもハンバーガーに流れる
    8個買ったことがありますね

  2. 先日はどうもm(__)mです。飯村さん。

    ところで、トップ5%に入らないと、その後の継続につながらない・・・と、事業企画書を添削してもらっている方から、言われました。
    これは、事業のことですが、リーダーシップを発揮することに関してもあてはまることなのでしょうね!

    私は、一人の消費者。
    でも、ただ提供されたものを購入するのではなく、常に「もっと、こうだったらいいのに!」と考えてしまう消費者。
    そして、このような特性に、経営者マインドを学んで、商品と顧客や、それと提供者の関係を知り、これらの関係者が共に幸せになる流れを見つけることができるようになりました。
    あとは、実行して、結果を出すだけ。
    果たして、できるのかな?
    この時、『リーダーシップ』は必須です!
    さらに、ブレない目標と柔軟な思考も。
    「7つの習慣DVD」vol.8は、子供でも、これを学ぶことができる内容になっていると思います。
    娘6歳は、マドリン先生が大好きになりました。先生みたいになりたいそうです(笑)
    目指す人がいるということは、とてもよいことです。
    こんな娘に、励まされることもしばしばです。

  3. おもしろい話ですね。
    やはり現場から生まれる声を実践してやってみると、
    ユーザーに選ばれるサービスが出るかもしれないですね。
    これはおもしろい!ありがとうございます!

  4. 素晴らしいですね。
    自分の意見を聞くことが一番大切です。成功すれば「なんてバカなこと」が「素晴らしい」ことになりますし、たとえ失敗しても自分の意見を聞いた自分が納得してそこから反省できますし、
    次のステップが出来ます。

  5. 『これだ!』と思った自分を信じてあげることが、大切だなと思えました!

  6. このビックマックのが出てから

    ほかのメーカーも真似してましたが、やはりビックマックにはかなわない

    私なんかビックマックばかり買ってましたもん

    それとクウォーターパンウンダーもおいしかったですね

  7. マクドってジャンクフードだし 体に悪く 質の低い人生を歩むことになる
    裕福な人たちが 食べることのないマクドナルド
    なのに 商売のあり方については このマックの話が度々出てくる。
    この値段にするために どれだけの動物がとてつもない虐待にあっているかと
    微塵にも考えずに。

  8. 何かを思いついた時

    自分の感情が高まって
    ワクワク ドキドキしているかどうか?

    自分を客観的に見て
    判断できるようになりたいと思います

    それを実感したら

    行動できる人間になりたいと思います

  9. やらずに後悔より、
    やって後悔ですね

    人生1度きりだから、
    思い立ったら直ぐ行動しようと
    思います

    ありがとうございます

  10. >一度きりの人生。
    >「これだ!」という心の声が聞こえたら、
    >周りの意見に左右されずに、
    >突き進むべき瞬間があるのかもしれません…。

    人生哲学上・ビジネス上…【決断】による…その後の好転劇…?? ^^
    あの頃・あの時点で…「決断」の正当性は…??
    それによる結果が…プラス?マイナス?かどうか…
    いずれにしましても…責任は『自分自身…!』
    常に、自分自身の”ベストフレンド=内なる声”耳を傾け~~行動!!

    人間関係・収益・健康…よりプラス性へ導くにしても『決断!』
    此の『ビッグマックの創業者…』レイ・クロック
    物差しにとらわれず…冷静に対処していかれたので…
    今日の『マクドナルド…』存在…なのですよ~~ネ!!

    これからも…成功した偉人の残された”良書”参考に…
    自分自身の『人生行路…』一つの羅針盤として…^^

    ありがとうございます…。    (SAKURA…)

  11. フライドポテトを揚げてる調理人の方が役員より「こうしたらうまいもんができる!」ってアイディアが生まれることが多い。現場にいる方が本当に市場を知ってるが現場で単なる作業に終始して何も考えない人だとアイディアは生まれない。現場にいる人の多くは夢も希望も持たずに作業になっているからそれで終わってしまう。あきらめずに絶えず考えてればアイディアは絶対に現場にいる人から生まれるし、競合他社の商品の良しあしもわかる。「作業」の意識を捨てよう!考えよう!身近に一生懸命仕事をしてる社員がいていつもパタパタ走りまわっている。でも何も考えない。残念ながらその人が資産を形成する確率は完全にゼロで成功することは絶対に100%ないと断言できる。例えば電話が来れば何処にいようと全力疾走で飛んでくる。全く急ぎでない後回しにした方がよい仕事でも大切ですぐに集中して丁寧にやるべき仕事をしていても全く意に介せずだ。時には居留守を使っても後でかけ直せばいいのだから。
    でも何も仕事の重要度も順序も考慮せず、ただ、あたふたと来た仕事をバタバタやる。時間の価値というものが全くわかってないし、知能が低い。自分の会社をもったらそのレベルの人は
    まじめにやってくれるにしてもいらない。

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