リーダーが知っておきたい最初の一歩

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

「リーダーになるにはどうしたらいいの?」
「リーダーではあるんだけど、力が発揮できない、、、」

そんな悩みがあるのなら、
今日の話は役に立ちます。

リーダーをするのなら組織の中で最初に
しておいたほうがよいことがあります。

いったいそれは何なのか?

ぜひ、読んでみてください。
————————————–

リーダーシップについて学んでいる熱心な
皆さんなら、「first follower」
(最初のフォロワー)という言葉を
お聞きになったことがあるだろう。

どんなリーダーにも「リーダーになった初日」
というものがある。

 

職場の部下たちの信頼を勝ち取り、
自分のリーダーシップを最大限に発揮し、
組織をより良い成長へと導く。

そのスタートを切った日だ。

 

最初から、万人に受け入れられるリーダーは
皆無に等しい。
どんなリーダーも、リーダーシップを
発揮するためのトライアンドエラーを
繰り返してきたはずだ。

かくいう私もそうである。
最初から、職場の同僚たちが、
諸手を挙げて私という人間を
受け入れてくれた訳ではない。

私なりの挑戦や工夫があった。
そのことを思い返しまとめているときに
巡り会ったのが、
このファースト・フォロワーという言葉であった。

つまり、自分をリーダーとして認めてくれる
「最初の一人」をどうやって獲得するか、
リーダーとしてのスタートの重要な要素だ。

 

素晴らしい取り組みを考え、実行し、
成果が出たからといって、いきなり職場の
全員が自分を認め受け入れてくれるわけではない。

しかし、職場や集団には、「キーパーソン」がいるものだ。

そのキーパーソンは自分が「キーパーソン」であると、
自覚していない場合が多い。

だから、観察して探して、目星をつけるのだ。
キーパーソンは、皆から信頼されている。

 

先輩からは一目置かれている。
同世代からは好かれ、後輩からは慕われている。

しかし、先頭に立ってリーダーシップを
振りかざすような人ではない。

職場では何となく誰もが、その人に意見を求める。

誰の話も平等に聞き、朗らかで、
不平や不満を口にすることがない。

 

私の経験では、キーパーソンは
だいたい私より年上の、先輩女性教師が多かった。

そのキーパーソンが、私の取り組みを
冷静に観察し、認めてくれる。
そして、私の取り組みの良さを、
同僚に広めてくれる。

 

また、私の言動に賛同してくれる。
押し付けがましさがないので、
周りの人も「あの人が賛同しているのなら、
これは信頼できるな」と考えるようになってくれる。

しかし、私の場合、ファースト・フォロワーを
見つけた経験というのはあくまで結果論である。

最後の赴任校で、私のファースト・フォロワーに
なってくださったS 先生やK先生は、
まさに、上に書いた「キーパーソン」の特徴を
見事に備えた人格者の先生方であったが、
私は、そのお二人にターゲットを絞って
アピールしたのではなかった。

 

しかし結果として、S先生とK先生はまさに
「ファースト・フォロワー」としての働きを
してくださる方々であった。

ただ、私が考えていたのはこうである。
地位や権力を保持しない場合は、
いきなり何か大きな花火を打ち上げて、
「どうや、これが俺の実力や!」という
アピールは無理がある。

それよりも、取り組みをコツコツ続けて、
確実に成果をあげ、良さを分かってもらおう。
ただし、コツコツといっても理解してもらう
までの時間は短いほうがいい。

 

たくさんの取り組みをどんどん展開して、
自分への理解が連鎖的に広がるようにしよう。

まず、信頼できる仲間を作ろう。
結果的に、その「信頼できる仲間」が、
前任校でも一緒に仕事をしたS先生であり、
養護教諭であったK先生だったのだ。

そして、そのファースト・フォロワーの先生方の
おかげで、学校改革が成功したと思っている。

 

リーダーとしての力を発揮できない、
自分の取り組みが、なかなか皆に理解されないと
悩んでいる方々に、ぜひ、考えていただきたい。

あなたのファースト・フォロワーは誰ですか。
春からの改革が成功することを祈っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

(原田隆史)
(原田研究所公式メールマガジン
【最初の一人】より)
——————————————————
P.S.
原田メソッドをまだ試していないのであれば、
この春いちど取り組んでみてはどうですか?

保証がついているので、リスクなく始められます。
http://www.nextleader.jp/harada_method/sp/index_nor.php

 

 

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