成果を生み出す 3STEP

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

 

「思うように成果が出ない」

そんな時にはどうしたらいいのか。
あなたは具体的な方法を持っていますか?

原田先生ならどうするのか。

今日はその方法を3stepで
わかりやすく解説してくれています。

さっそく御覧ください。

 

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今、取り組んでいることに
閉塞感や頭打ちを感じたとき、
皆さんはどのような打開策を
持っておられるだろうか。

 

私の場合について、お話をしてみたい。

絶対にこれはいける

と確信したプロジェクトや取り組みが
思ったような成果や結果を生まない

ということは、成果を出すまでの
プロセスの中では往々にして起こることだ。

そのときに、確信(やや期待よりの予測)と
現実(こんなはずじゃないのにな)の
擦り合わせが必要となる。

私は、以下のようなことを試している。

 

1)プロジェクトを“バラバラ”にして俯瞰してみる

一言で「プロジェクト」「取り組み」といっても、
細かく見てみれば様々な要素で成り立っているものだ。

私は、上手く行くと思っていた何かが
上手く行かない場合は、組み立てたパズルを
もう一度バラバラにする感覚で、
一つ一つのピースを並べて、
俯瞰することにしている。

そうすると、完璧だ、と思っていた取り組みに、
「必要のないピース」が混ざっていることに気付く。

これは、自分で「良いと思っていること」ほど、
起こりがちな事だ。

プロジェクト全体としては「良さそう」なので、
今さら敢えてバラバラにして
見直してみようとは思わないのである。

一つ一つの要素を確認できれば、
新しい組み合わせ、新しいピース、
よく考えてみれば強引な組み合わせ、
などに気付く事ができる。
勇気のいることであるが、間違いなく効果的である。

 

2)人に見てもらう

そのプロジェクト、取り組みについて、
あまり詳しくない人、しかし洞察力や勘の良い人、
に違った目で見てもらうのである。

率直な意見、それはもう試したという
新鮮味に欠ける意見、少しピントが
ずれているように思われる意見。

その人は色々なことを教えてくれるはずだ。
あなたの周りにいる、そのプロジェクトに
詳しい人たちは、そのプロジェクトを
「良い」と思っている(思い込んでいる)人たちである。

思い込んでいる人たちからは、
革新的なアイデアは生まれない。

畑違いの人が言う、
「少しピントがずれているように
思われる意見」には、

あなたやあなたの周りの人が
決して思いつかない観点が
潜んでいるものである。

 

3)ブレイクスルー

物事は、考えて、熟考して、判断して、
それから決めるものだ。

大概の場合は、私もそうしている。
しかし、何かが停滞し、流れが
止まってしまったように感じるときには、
私はそうしない。

必要なのは、ブレイクスルー、
つまりその停滞を突破する力だ。
これは今までの思考の延長線上にはない、
何か全く違う考えた方や行動により
生まれるものである。

停滞して澱んでいる川に、遠くから大きな石を
思い切り投げ込む感覚だ。

まさに、一石を投じるのである。
石を投げた事で、何が起こるかは分からない。
やってみなければわからない。

しかし、何もしないよりは良い。

ブレイクスルーのヒントは、
2)で説明した畑違いの人の
意見の中に潜んでいることもある。

 

また、前々から自分の中でも
生まれつつあった考えの中で、

「いや、しかしこれはちょっと突飛すぎるな」とか
「これはできればしたくないな」などの
感覚を持っていたもの、そこにあることが多い。

さていかがであろうか。

 

私は、中学校教員時代に、企業経営者の方々の
勉強会に参加させていただき、
「組織を経営する=マネジメント」という、
全く新しい観点を教えていただいた。

教壇に立った事もない、もちろん学級担任や
部活動顧問をしたこともない、陸上競技は
テレビで観た事があるだけ、という

経営者の方々に、私の教育活動を
一から全て見ていただくことで
私の教育活動はまさに転機を迎えたのである。

取り組みをバラバラにし、畑違いの
「この人なら」と思う人に見ていただき、
したこともないこと(企業経営のノウハウを部活動に)に、
思い切って取り組んだ。

そして、日本一13回の土台が誕生したのである。

 

思い入れがあること、長く携わっていること、
とても気に入っていること、何度か成果を出したやり方など、
あなたの過去と密接に関わっている
(しかも良い感情や自信とともに)ことほど、

近視眼的な観点しか持てなくなり、
誰もが経験する頭打ち・停滞・スランプの時に、
却って固執してしまうことが多い。

違う成果を出したかったら、
自分以外の人と共同するか、
自分が成長して、違うことができる
自分になるしかないのである。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(原田隆史)
(原田研究所公式メールマガジン
【打開策】より)
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ps
原田先生が成果を出すために
試してきた方法をわかりやすく収めた
ものがこちらです。

http://www.nextleader.jp/harada_method/sp/index_nor.php

 

 

 

 

 

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