変身願望

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

 

「今よりも良い自分になりたい」
あなたも一度は思ったことありますよね?

では、そのために必要なものが
何か知っていますか…

情報?
お金?
環境?

今日は変わるために必要なものが
何かを原田先生が話してくれています。

では、さっそく聴いてみてください。

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より良い自分になりたい。
と思ったことはあるだろうか。

本メールマガジンの読者の方ならきっと、
何度も思ったことがあるのではないかと考える。

 

では、その「より良い自分になる」とは、
具体的にはどういった自分になることを
指しているだろうか。

例えば、それは目に見えて分かる
外見の変化のことだろうか。

痩せるとか、太るとか、髪型を変えるとか、
どういった服を着るとか。
こんな風になれば、自分はもっと良くなれる。

という外見的なイメージ。
それを目指して様々な努力をする。

 

或いは、より良い自分とは、
なにか技術を向上させることで
叶えられるという類いのものであろうか。

学校の教師なら授業力や生徒指導力、
学級経営や部活動指導の技術の向上。

ビジネスパーソンなら、営業力、企画力、
提案力、コミュニケーション力。

その他、建築業、文筆業、音楽家、
スポーツ選手など、その仕事にまつわる
様々な専門性を高めることが、
「より良い自分」の実現に繋がるだろうか。

また全ての職業に通じるものとして、
指導力やリーダーシップの向上を
目指しているのだろうか。

 

または、「より良い自分」をより良い人間性とか、
より良い人格、よりよい存在、として捉え、
所謂“人間力”を高めることに取り組んでみているだろうか。

いずれにしても「より良い自分になりたい」と
考えるということは、つまり今の自分に
何か不満な点や不足していることがあると、
自覚しているからこそ、なのである。

「もっと○○できるようになりたい」とか
「さらに〜〜な人になりたい」などという、
より良い自分への願望を支えているのは、
「なりたい自分」の具体像と、現状の自分を
“素直に”認識する力、この2つである。

 

私の経験や、観察から言うなら、
「もっと○○できるようになりたい」
という思いを持つことよりも、

「素直な現状の自己認識」の方が、
どうやら難易度が高いようである。

そして、素直な現状の自己認識ができない人は、
実は、より良い自分への願望を持ちにくい、
という傾向にあるのではないか。
私はそう考えている。

 

より良い自分になりたい。
これは、向上心という名の、
いわば変身願望である。

アメリカンコミックや映画、アニメの
ヒーロー達が変身する場面を
思い出してほしい。

みな一様に「よし!」と、強い決意を持って、
変身していたはずだ。

 

そう、変身には、やはり勇気が必要なのである

そして、その勇気の湧いてくる場所が、
「誰のために、何のために」という、目的意識なのだ。

何のために、より良い自分になりたいのか。
何のために、その技術を高めたいのか。
そこには必ず、冷静な自己分析の目が必要である。

今はこう、しかし将来はこうなりたい、
だからどうする、何のために、誰のために。
自問自答。

 

自分を質問攻めにするつもりで、
何度も質問と答えを行ったり来たりしながら、
それでもやっぱり、より良い自分になりたい、
という思いに戻ってくる。

それを、決意、とか覚悟、と呼ぶのだと私は思っている。

ここまでできたら人として完成、はない。
完全無欠にはなれないと分かっているが、
それでもなお「より良い自分」を目指して努力する。
そこに、人生の醍醐味があるのではないだろうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

(原田隆史)
(原田研究所公式メールマガジン
【より良い自分になりたい】より)
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ps
「より良い自分を目指して努力する」
その気持ちを後押しするメソッドを
ここで公開しています。

http://www.nextleader.jp/harada_method/sp/index_nor.php

 

 

 

 

 

 

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