新しい習慣を身につける6つの秘訣

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

 

今までと違う結果がほしければ、
違う行動をするしかない。

おそらく一度は聞いたことが
あるのではないかと思いますが

 

実際に、今まで慣れてきた習慣から
違う行動に変えるのは、
なかなか難しいものですよね。

 

今日は、原田先生の
これまでの経験から効果があった
習慣化の6つのコツをご紹介します。
 

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人は習慣の奴隷である


という言葉をお聞きになったことがあるかもしれない。

1日24時間のすべての行動のうち、

私たちが意識的に
つまり「しようと思って」していることは
全体の3%に過ぎず、

残りの97%
無意識のうちにとっている行動だそうである。
(いずれにしても意識より無意識の方が途方も なく大きく、
その比率は1:20,000という説もあるぐらいだ)


顕在意識と潜在意識。
そう言われてみれば、確かにそうである。


朝起きて、行ってきます、
と家を出るまでを振り返ってみよう。

意識的にしたことといえば、
「今日は何を着て行こうかな」と、
着ていく服を選んだことぐらいではないだろうか。

靴下をどちらの足から履いたか、
覚えているだろうか。

時々、玄関の鍵を閉めたかどうかも
定かでないときがある。

無意識のうちに閉めているのだ。


しかし、考え方(物の見方)を少し変えてみるだけで、
世界はずいぶん違って見えるものだ。

潜在意識(無意識)で行う行動=習慣が97%もあるのなら、

いま、意識しないとできない行動についても、
無意識のうちにできるようにしたら
良いのではないだろうか、ということである。

ではどうやって、意識的な行動を、
無意識の領域に持っていけるのだろうか。


なぜ、靴下をどちらの足から履いたかを
覚えていないかというと、

それは、
「毎朝しているから」である。

毎朝、靴下を履くという動作を
繰り返しているうちに、

考えなくてもできるようになり、
考える必要がなくなり、
自動的に右足から履くようになり、
つまり、習慣化されたのだ。

そう、習慣化には、
意識的な 反復連打、が必要なのである。

だから、習慣化したい行動を、
とにかく毎日繰り返すのだ。

これが、習慣化の一番の近道であり、
つまり、自分を変えるための近道にもなるのである。


学校の教師時代にも、こんなことがあった。

毎日、帰りの会が終われば、
全員で立って、帰りの挨拶をする。

「さようなら」そのあと、
各自が椅子を裏返し、机の上にあげる。

その机を、教室の前まで運ぶ。
教室の後ろのスペースが大きく開き、
これで掃除がしやすくなるというわけだ。

これを、中学生は毎日、繰り返している。
さようならのあと、椅子をあ げて机を運ぶ
を毎日繰り返しているので、
もう何も考えなくてもできる。

習慣化されているのだ。


ときどき、学校行事の都合で、掃除がない日があった。

私は、「今日は教室掃除はありません」と
生徒に言ってから、帰りの会を終わり、
全員が立って、「さようなら」。

ところが、数名が必ず、「さようなら」と言った後に、
椅子をあげて机を運ぼうとするのだ。

他の生徒たちが一斉に声をあげる
「おいおいおい、今日は掃除ないで!」

椅子をあげた生徒は恥ずかしそうに椅子をおろし、
「あ、そうやったな」という。

すかさずツッコむ生徒がいる。
「人間の行の97% は無意識やからな!」

たわいもない話であるが、
無意識のうちに椅子をあげる、という行動をさせないためには
(無意識の習慣が起こるのを阻止する)ためには、

「今日は掃除がないので、椅子あげたらあかんで」
と一言、いうだけでよかったのである。

つまり、無意識の習慣が
どのような時に起きてしまうかを予測し、
それを阻止するための行動をひとつ準備するだけで、
習慣は簡単に変えられるということなのである。


これは、新しい習慣を身につけるときも同じだ。

ギターの練習を習慣化したいのに、
なかなかその時間が取れず習慣化に手間取っていた青年は、
ベッドの 真ん前に、ギターを立てておくことにしたそうである。

起きて、最初に目にするものが、ギター。
思わず手を伸ばす。そして練習。

とてもシンプルだが、
とても 効果があったそうである。


習慣化のためには、反復連打と一工夫。

以下に、私たちの経験、
そして習慣化に成功したお客様が実際にしておられた、
効果的な習慣化形成の一工夫を記載する。



1)「習慣化していること+習慣化したいこと」というセットにする

・日誌を続けたいなら、「お風呂上がりに日誌を書く」

・腰痛予防のストレッチをしたいなら、
「トイレで席を立った時には必ずストレッチをする」


・顧客満足度データを集めたいなら
「お客様を訪問するたびに、満足度を5点満点でつけてもらう」


・通勤時間の活用は、とても効果的である

 


2)◯◯を30分する、ではなく、その30分を生み出す工夫を考える

・英語の勉強を30分する、ではなく、
「行きの電車で8分、昼休みに12分、帰りの乗り継ぎ待ち時間で3分、
 帰りの電車で7分、合計30分勉強する」

3)自分だけが満足できるような曖昧な言葉を禁止ワードにする

禁止ワード
・きっちり ・ちゃんと ・はっきり
・たくさん ・もっと ・しっかり

しっかり考えます、という人に限って考えていないし、
きっちりやります、という人に限って中途半端のまま終わる。

そうは思いませんか?きっちり、の中身、しっかり、の内容を
具体的にしない限り、言葉が心地よいだけで成果は上がらない。

 


4)最初は「続けること」が目的でも良い

習慣形成の大切な要素は「反復」である。だから、
「なぜ続けたいのか」よりも「とにかく続けよう」を優先しても良い。

(ただし初期だけ)
いつまでも 「続けている」ということだけで満足していると、

習慣化によって何を得たいのか、自分の何を変えたいのか、
どんな違った結果が欲しいのか、という最も重要 な部分が達成されない。

5)3日続いて4日目に忘れたら、5日目からまたやり直せば良い

何度も自分に敗者復活戦を組んであげる。
負けてもまた立ち上がる。続けられる日のほうが多くなれば良いのである。
三日坊主もオッケイである。

6)小さなステップでも自分を認める、褒める

習慣化に苦労する人の多くが、
自分を厳しく律する、真面目な人である。

真面目な人ほど習慣化が得意そうなのに、以外とそうではない。

それは、そういう人たちは「自分を許す」
ことがとても苦手だからである。

続けようと思っていたのに、コロっと忘れる日もある。
それでいい。そこで自分を許す。

5)の敗者 復活戦をさっそく組む。そしてまた明日。ネクスト。
忘れる自分、続かない自分をなんでもかんでも許して、
まあいいさ、と楽天的に捉えるという意味ではない。

忘れる自分、続かない自分を、
一旦、受け入れる。認める。
そこから、また立ち上がる。


こうすることで、自分で自分を褒める、

という習慣も身につけることができる。

これは、自尊感情や自己有用感
(自分という存在が他者や社会の役に立っており、

掛け替えのない存在なのだ、という感覚)
を育てることにもつながる。


どんな習慣を身につけているかで、
私たちが見る人生の景色は、大きく変わる。
ぜひチャンレンジしましょう。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。


原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン「習慣化」より)


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